運転免許の筆記試験の難易度と?合格率や合格のコツもご紹介
2018.6.29
運転免許の筆記試験の難易度はどの程度なのでしょう?
ここでは、運伝免許の筆記試験の合格率や運転免許の筆記試験の難易度が高いと感じる人向けの対策法をご紹介しています。
また、筆記試験を一発合格するためのコツや間違えやすい引っ掛け問題もまとめたので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
運伝免許の筆記試験の合格率と難易度を知りたい
運転免許試験全体の合格率
平成28年度の運転免許試験全体の合格率は75.6%です。
しかし、この合格率は全ての運転免許試験の合格率なので普通免許もあれば、普通2輪、中型、大型も含みます。
さらに、一発試験で免許を取った人もいれば、指定教習所を卒業して運転免許試験場で学科試験だけを受けて免許を取った人もいます。
なので、この75.6%という合格率を見て、一発免許は楽勝だと思うのはまだ早いです。
普通免許試験の合格率
普通免許試験のうち、本免許試験の合格率が72.7%、仮免許試験の合格率が78.1%です。
これが全て一発試験だったら、かなり高い合格率ですよね。
しかし、そうではありません。この中にも、指定教習所を卒業して学科試験だけを受けて免許を取った人たちが含まれています。
そうです、上の合格率は、あくまで参考値です。
実際に、運転免許試験場で試験を受けた経験から、一発免許の合格率と難易度を考えてみます。
合格率
私は、府中運転免許試験場の仮免学科試験に1回で合格しました。
府中では、同じ教室で仮免学科試験と本免学科試験を行っていました。
そのときに、見た受験者数と合格者数から、仮免学科試験の合格率は50%、本免学科試験の合格率は40%でした。
続いて、仮免技能試験は2回目で合格できました。
仮免技能試験の合格率は40%でした。
難易度
私は、仮免学科試験のために3日間勉強しました。
3日間勉強すれば、難易度は高くないですが、まったく勉強しなげれば受からないと思います。
しっかりと、学科試験の対策をして、よく出る問題のパターンを覚えれば合格できます。
運転免許の筆記試験、難易度はそんなに高くない?
私は普通自動車免許の学科試験に合格するために一週間、問題集で勉強していました。
試験当日は、8時半に免許センターに到着し、受付を済ませ学科試験の教室に向かい受験番号と同じ席に座って待機。
しばらくすると、本免許試験の係の人たちが教室に入ってきて本免許試験について説明を受けました。
筆記用具などは、免許センターで用意してあるもの以外は使用できないそうです。
いよいよ普通自動車免許の学科試がスタートしました。
クリアファイルに入っている試験問題の答えをマークシートに塗りつぶしていきます。
本免試験の問題内容は、思っていたよりもずっと簡単でした。
正直、本免許試験のために結構勉強しました。しかし特に引っかけ問題もなく、この問題で試験に落ちる人はいるのかと思うほど簡単でした。
問題を解き終わった時点で合格をほぼ確信しました。教習所の効果測定の方が数倍難しいと感じました。
本免試験が終わりロビーで待機。
係の人の説明では、合格発表まで20分位かかるとのことで、少し緊張しましたが、電光掲示板に私の受験番号がありました。
正直本免試験は簡単です。
私に限らず、みんなそう思っているはず。
しかし15人くらい受験して、一人落ちていたようです。
自動車教習所の効果測定に受かっていれば本免許試験は落ちるはずがないという印象です。
運転免許の筆記試験の難易度が高いと感じる人向けの対策とは
試験の問題は学科教習をしっかりと受講し、教則を復習すればある程度の点は取ることができます。
ただし合格点が90点以上ということから難しく感じてしまう人も多いようようです。
学科試験の勉強のコツ
学科教程をしっかりと受ける
学科教程は全部で26教程あります。受講の際にはしっかり集中してメモをすることが大切です。
教程を受けたら必ず復習する
その日に受けた教習の内容は、その日のうちに復習することで頭に入りやすくなります。
数字・標識は特にしっかりと覚える
引っ掛け問題で出題されやすいのが数字と標識になります。通行止めと追い越し禁止など、似たような標識はしっかり覚えてましょう。
効果測定を受け、問題の感覚をつかむ
学科試験の模擬試験として効果測定を受けることができます。本番と同じように出題されるので、本番の練習として受け自分の間違えやすいところを知りましょう。
学科試験は〇×式なので、そこまで難しいとはいえません。ただし合格点が90点以上のため、引っ掛け問題やケアレスミスが命取りとなります。免許取得までは教習に集中して、家でも復習しておけば、当日もスラスラ解けるはずです。
運転免許の筆記試験、一発合格のコツとは
一発合格のコツは問題に慣れる事、言葉の意味を正しく理解すること
学科試験に一発合格するコツは2点です。
1つ目は問題に慣れること、2つ目は言葉の意味を正しく理解することです。
この2つができていれば、合格が確立がぐっと高くなります。
問題に慣れること
たくさんの問題を解くことが有効です。学科試験の問題にはややこしい表現のものもあります。
これに対応するにはとにかく数をこなして、様々な言い回しに慣れておくことが重要です。
特に過去問は有効です。
言葉の意味を正しく理解すること
例えば「徐行」と「減速」の意味は全く違います。
文章問題では、徐行と減速がすり替えられた問題も出てきます。また、よく似た標識の問題も出るので、しっかり理解しておきましょう。
免許の筆記試験で間違えやすい引っ掛け問題とは
間違えやすい問題
黄色の灯火の点滅信号は、他の交通に注意して徐行しなければならない。
答えは×です。黄色の点滅信号は、他の交通に注意して進めば良いので、徐行の義務はありません。
灯火の点滅は
- 赤色:停止位置で一時停止し、安全を確認した後に進むことができる
- 黄色:他の交通に注意して進むことができる
交差点、またはその付近のところで緊急自動車が近づいたときは、道路の左側により徐行して進路を譲らなければならない。
答えは×です。交差点の付近とそれ以外のところでは、緊急自動車へ進路を譲る方法が違います。
交差点・その付近では、交差点を避けて、道路の左側によって一時停止し、それ以外のところでは道路の左側によるのが正解です。
トンネルでは、いかなる場合も追い越しをしてはならない。
- 答えは×です。追い越し禁止の場所は以下になります。
道路の曲がり角付近 - 上り坂の頂上付近
- こう配の急な下り坂
- 交差点とその手前から30m以内の場所
- 踏切とその手前から30m以内の場所
- 横断歩道とその手前から30m以内の場所(追い抜きも禁止)
- 自転車横断帯とその手前から30m以内の場所(追い抜きも禁止)
トンネルに車両通行帯がある場合は追い越しが可能になるので、問題の「いかなる場合も」に当てはまりません。
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