タニシをメダカと一緒の水槽で飼育するとこんなメリットが!
2018.8.7
タニシとメダカを一緒に飼育している人がたくさんいますよね!
タニシをメダカと同じ水槽で飼育すると、メリットがあるようです!
しかし、タニシはメダカを食べる?なんて聞いた事もあるような・・・。
メダカを飼育している水槽で、タニシがたくさん繁殖してしまった場合の対処法や、メダカ・タニシの飼育に必要な物などまとめてみました!
この記事の目次
一緒の水槽の場合、タニシはメダカを食べるの?
タニシがメダカを食べる事があると思いますか?その答えは「食べる」となるのですがそれにはある条件があります。
タニシとメダカの水槽内での様子を観察していればわかりますが、タニシは基本水槽のガラス面や底面にくっついて行動しており、メダカは自由気ままに泳いでいますよね?
ですからそんな元気に泳いでいるメダカをタニシが捕獲して食べる!という事はありません。
タニシがメダカを食べるとしたら、それは瀕死の状態もしくは亡くなってしまい水槽内で横たわっている状態の時でしょう。
またそんなメダカの亡骸などを飼い主が気づかずに、そのままにしておくと水質が急激に悪化してしまう原因になりますが、タニシが食べてくれる事でそれを防ぐ事が出来るのです。
ですからタニシは水槽内のお掃除役として大活躍してくれますし、メダカと喧嘩するわけ出でもないので混泳は問題なく出来ると判断できるでしょう。
メダカの水槽でタニシを一緒に飼育するメリットとは!
私のタニシはウィローモスを購入したときに、たまたま紛れ込んでいたタニシでした。
そんなタニシを取り除くことなく継続して飼育している目的は、水槽面の掃除を期待しているからです。
タニシは見た目が好きではないので、出来れば取り除きたい衝動に駆られますが、意外と良い働きをしてくれるので正式に我が家のメンバーに加わったところです。
メダカや熱帯魚を飼育しているとお手入れをしていても、水槽面に少なからずコケが生えてきてしまいます。
タニシは基本ずっと壁面をうろうろと行ったり来たりしているのですが、通ったところはガラスが綺麗になっているんです。
我が家にいるのは1匹だけですが、それでもこの先も掃除してくれる事を期待しています。綺麗にしたいからと言って数匹入れてしまうと繁殖して増えすぎてしまうので注意が必要です。
メダカの水槽でタニシが繁殖!どうしたらいいの?
水槽内でタニシが大繁殖している?!その貝は本当にタニシなのでしょうか?
もしかしたら「サカマキガイ」や「モノアラガイ」ではないでしょうか。
その大きさを確認してみてください!
貝の大きさが1センチ未満なのに次々に繁殖するときはタニシではない確立が高いです。メダカの水槽で繁殖してしまい取り除きたい時は、一匹ずつ捕獲するよりも水槽を丸ごと掃除したほうが早いです。
メダカと水槽内の水を別の容器へ移したら残ったものを水洗いしていきましょう。
せっかくの機会ですから、砂利は水洗いしたら熱湯にくぐらせ太陽の日の当たるところで、完全に乾燥させると良いでしょう。
水草がある場合、貝の卵が付着している可能性も高いのでできれば処分したいところですが、そこまでしたくない場合には卵がついていないか確認して入念に水で洗って下さい。
駆除した貝は外来生物ですので川や湖に離す事は出来ません。一まとめに袋などに入れて燃やせるゴミに出すようにして下さい。
これからメダカを飼育したいという方へ!
メダカの飼育を考えているのなら、まずは準備が必要になりますね。
メダカを飼育するなら、過ごしやすい環境を整える事がとても大切になってきます。
用意するのはまずは水槽。
出来るならあまり小さいものは選ばないほうが良いです。その理由は水の量が少ないとそれだけ汚れやすく手入れを頻繁にしなければいけないからです。
水槽が決まったら必要な分量の底砂・水草・餌・小さな網・バケツ・水温計なども準備しましょう。
メダカはビンやアクアリウムボトルで飼育できると言い、実際に私も挑戦してみましたがやはり手入れが大変で今では普通の水槽に移して飼育しています。
わたしが使っていたのは4リットルの水が入るボトルです。
メダカ2匹を飼育していましたが、頻繁に水換えが必要ですし気をつけていても水面に泡が立ってきたり油膜が張ってしまったりしてしまいます。この泡はバクテリアが定着していなかったり水質が劣化している証拠です。
そのため詳しい知識がない状態でボトルで飼育するのは難しいので、出来れば最初はエアレーションやろ過装置のついた水槽で飼育し、慣れて来たらボトルでの飼育に挑戦してみるのも良いと思いますよ!
タニシも飼育してみたい!用意する物と気をつけてほしい事!
タニシを飼育するする場合は、小さめの水槽で十分です。
タニシはとても丈夫な生物ですので、そのままの水道水でも飼育する事ができます。
水換えもほとんど必要ないので、お手入れの手間もありませんね。
タニシを飼育する時は、他の貝と間違えがないように熱帯魚の専門店で購入して下さい。タニシの貝は右巻きになっていて上に触覚や丸い口がついています。
飼育はとにかく簡単なのが一番のメリットなのではないでしょうか。
タニシを増やしたいときは、オスとメスを一緒に飼育しなければいけません。また貝を食べる熱帯魚と一緒の水槽に入れてしまうとあっという間に餌食になってしまいますので、下調べをしてから水槽内へ入れましょう。
タニシと相性が良い魚はやはりメダカでしょう。性格も穏やかでのんびりしたメダカとなら仲良く暮らしていけると思います。
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