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犬との信頼関係は崩れることがある!?飼い主としての心構え

2018.5.12

犬を飼っている飼い主さんは、信頼関係を築くように接し育ているかと思います。
しかし一度信頼関係が築けても崩れることがありますから、飼い主さんは犬の成長に応じた接し方を知っておく必要があります。

間違った接し方をし続けると、犬との信頼関係が崩れてしまいます。

そうならないために気をつけるべきこと、信頼関係が崩れてしまったときなどの対処法をアドバイスします!

犬との信頼関係が崩れることがないように、ゆっくりとしつけをしていきましょう。

犬は生まれて六ヶ月までに、社会性を身につける必要があります。
犬同士でも人間にもたくさん触れ合わすことが大切です。

ペットショップで可愛い犬を見て忘れられなくて初めて犬を買ったけど、大きくなるにつれてしつけ問題に悩まされる方も多くいるのではないでしょうか。

しかし、むやみ強引なしつけ、叩いてしつけを行ってしまった場合には、残念なことに以下のようなことが多く見られます。

  • 飼い主と犬の信頼が得られなかったり、吠えるようになった
  • 噛み付くようになった、食欲不振になってしまった
  • 近づいてこなくなった
    など問題がでてきてしまいます。

あまりひどい状態の時には、最初に犬と飼い主の信頼関係を再度築いてから、しつけやトレーニングを開始します。

信頼関係はあるご家庭でも犬が大きくになってからでは、あまり習慣化されづらく苦戦するかもしれませんが、犬はとても頭が良いので覚えてくれることを期待し徐々にしつけていきましょう。

犬との信頼関係が崩れる接し方とは?絶対にしてはいけないのはこの2つ!

犬に無関心な態度
犬はとても賢い動物です。
しつけのトレーニングしてる上で「無関心」な態度では信頼関係は築くことができません。
犬にも生活のサイクルがあります。
ご飯の時間にはお腹が空き、散歩の時間も覚えます。
飼い主の都合で餌を与えなかったら、食事や散歩の時間を変えたりするのはよくありません。
叱るときは叱り、褒める時は褒める、散歩、食事、遊びをしているうちに犬も飼い主に信頼をおくようになります。

犬は人間と信頼関係を持てる動物で、人間の気持ちや行動を感じとれますので、無関心な態度も犬はすぐに見抜きますので、温かい心で犬に接しましょう。

甘やかし
叱ることも大事ですが、叱りすぎも良くない様に、甘やかし過ぎるのもよくありません。
甘やかしも愛情の1つですが甘やかし過ぎてしまうと、犬が飼い主を下に見てしまいます。
そうすると、しつけどころではありません。
返って、飼育下におかれる犬にとって苦痛を与えてしまう可能性があります。
ちゃんと人間社会のルールを知ってもらって、犬にとっても過ごしやすい環境にしつけしてあげましょう。

犬との信頼関係が崩れることがないように、失敗しても絶対に怒らないで!

トレーニングの上で失敗しても怒りつけてはいけません。
犬には短期記憶と長期記憶があります。

  • 長期記憶
  • 日々生活している上で習慣などを記憶する
  • 短期記憶

初めて教えられた事を記憶する

短期記憶の時間は10秒ほどと言われ、犬はこの短期記憶が非常に苦手な動物といわれています。

犬も一生懸命飼い主のために頑張っています。
この短期記憶が苦手なゆえ、なんで叱られているか理解しないまま叱られていることもあります。

このようなときに叱ってしまうとその記憶だけが残ってしまい、信頼関係は遠のいていく一方ですので、「最初から出来ないだろう」こんな感覚でトレーニングしていくと飼い主さんも期待しすぎることがないのではないのでしょうか。

人間と同じように日々の積み重ねが大事です。
広い心で地道に犬と向き合っていきましょう。

ワンちゃんと信頼関係が築けているかチェックしよう!

犬と信頼関係を築けているか簡単に判断できる方法

皆さんのワンちゃんはどうやって寝ているかチェックしましょう。

犬の先祖である狼は仲間同士お尻をくっつけてあって寝ます。
急所であるお尻を仲間同士でくっつけて寝る、つまり敵から身を守りあって寝ているのです。

これは信頼関係が築けている証拠といえるでしょう。

私も小さい事犬を家の中で飼っていましたが、犬が私の体の横や足元でよくお尻をくっつけて丸まって寝ていました。
寝返りをうつのに少々邪魔なのですが、可愛いんですよね。
冬なんかは犬の体温がかなり温かく気持ち良いんですよ。
今思うとこう信頼関係を築けていたんですね。

ですが、もし頭より上で寝ている場合は、犬より飼い主の方が下に見ているといえるでしょう。
この時は一度寝るのを辞めて上下関係を築いてから寝たほうがいいですよ。

犬への接し方【上級者編】

マズルコントロール
犬の鼻先をマズルといいます。
飼い主がこのマズルを触って犬が抵抗しないと、信頼関係は築けてるといえます。
信頼関係を築いていくには子犬の頃から、マズルコントロールする事を心がける事が大切です。
いくら信頼関係があっても、鼻先を触られる事が初めてだと誰でもビックリしてしまいます。

アイコンタクト
そして、どんなときもアイコンタクトを忘れずに。
しつけや指示をするとき、まずはアイコンタクトをすると犬にも緊張がはしりやる気にもなります
どんなときもアイコンタクトが大事で信頼関係にもつながります。
まるで、小さい子供を育てているような感覚ですね。
犬も我が子だと思って大切に扱いましょう。

食事
主従関係を築くためにも飼い主が先に食事をとりましょう。
犬に誰がリーダーかを理解してもらうためです。
お相撲の世界でも偉い人から先にご飯を済ませますよね。それと同じです。
犬のご飯は人間と同等と判断しますので、人間と同じものを与えるのは辞めましょう。

遊び
犬とボール遊びなどよくしますが、遊びの終わりには犬に勝たせて終わるのは辞めましょう。
人間が勝ってお開きにします。
これをしないと上下関係が乱れてしまいます。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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