子猫を家に迎える!育て方やトイレトレーニングの方法
2018.5.14
猫は犬よりもトイレのしつけが簡単と言われています。その理由として猫は砂のあるところで、おしっこやうんちをするとう習性があります。
子猫が家に迎えたら覚えてほしいのがトイレ。トイレトーニングのポイントを早めに覚えさせると、トイレの失敗がなくなります。
子猫の育て方やトイレについて調べてまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。
この記事の目次
子猫の育て方は?トイレのしつけの基本とは?
子猫のトイレのしつけの基本とはどのようなものなのでしょうか?
母猫がいる場合は、生後3週間くらいは母猫がなめて排泄を手伝い、その後は徐々に自分で行おうとし始めるので、それからのタイミングがトイレのしつけのチャンスになります。
しつけの基本をまとめてみました。
子猫のトイレの覚えさせ方について
- トイレの位置は静かで猫が落ち着ける場所に設置する。
- 子猫の落ち着きが無い様子が見えたらすぐにトイレへ連れて行く。
- トイレ以外の場所でしようとしたらすぐに短く叱る。
このときタイミングを逃してしまうと理解できなくなってしまいます。
失敗してしまったときは速やかに処理して臭いをその場に残さない。
臭いを残してしまうと猫の習性上再び同じ場所にしてしまいます。
- おしっこを拭き取ったティッシュをトイレに入れておくと覚えやすい。
- 一度覚えたのにまた失敗を繰り返すようになったときは、トイレが汚いなどの不満があることが多い。
- 感染の予防のために1日1回はトイレの掃除をする。
おしっこで濡れた部分が固まるタイプの砂を選ぶと便利です。
うまくいかないときはトイレの場所や形、砂の種類を変えてみましょう。
以上がしつけの基本です。
失敗してしまっても根気強く教えて行きましょう。
子猫の育て方!猫にとって理想のトイレは?
猫にとって理想のトイレとは一体何でしょうか。
猫の排泄物を受け止める猫砂と、それを入れるトイレと、さらにトイレの理想的な設置場所などについて解説していきます。
トイレの理想的な設置場所
猫にとっての理想的な設置場所は私たち人間の好みと大体同じで、人通りが少なく落ち着ける場所や食事の場所からは遠くにあり、さらに風通しがよければなお良いです。
また、猫は綺麗好きな生き物なので、トイレが汚れているままだと排尿や排便を拒否し、全く別の場所に粗相をしてしまうこともあります。
なので猫のトイレは常に清潔を保ってあげましょう。
人通りが少ないところが理想ですが、猫の排尿や排便をしているときのちょっとした変化が猫の病気のサインとして現れることがありますので、猫の排泄姿や排泄物を日ごろから観察するようにしてください。
最適なトイレ
- 箱型トイレ
底が浅く四角い箱というシンプルなもので、安くて水洗いがしやすいですが、ヘリが低いため砂がこぼれやすいというデメリットがあります。 - ハーフドーム型トイレ
トイレのヘリに壁が取り付けられているタイプで、猫が砂を引っかいても飛び散りにくいですが、箱型に比べると価格は少々高くなります。 - 砂落とし型トイレ
このトイレは特殊な砂が尿を吸収してすのこ状のトレイを通過して下にたまるという優れもので、長いもので取替えなしで2週間ほど使用できますが、ウンチの処理は別途必要になります。
飼い主側のメンテナンスのしやすさなどを考えて選ぶと良いですね。
子猫の育て方は?トイレトレーニングのサインを見逃さない
トイレトレーニングの際は、子猫が出すサインを見逃さないようにしましょう。
子猫が自分で排泄できるようになったら、トイレを人目につかない静かな場所に置きます。
子猫が床の匂いをしきりに嗅いだり、落ち着き無く動き出したり、床を掘るような仕草を見せたときはトイレをしたくなったサインです。
優しく抱っこしてすぐにトイレへ連れて行ってあげましょう。
猫は同じ場所でトイレをする習慣があるため、数回繰り返すと自然にトイレの場所を覚えます。
ただし、慌てて強引に抱っこしたり、ばたばたと大きい音をたてて移動したりしてしまうと子猫が怖がってしまいうまくいきません。
うまくトイレが出来なかったとしても、不安や警戒心が取れるまで叱らずに優しく見守ってあげて、成功したときはおやつなどご褒美をあげて思い切り褒めてあげてください。
トイレの管理方法はどうしたら良いのでしょうか。
猫はとても綺麗好きなので、トイレが汚れていると排泄を拒否してしまいます。
最低でも1日1回はトイレの掃除をしてあげて、便は可能な限り気づいたときに片付けてあげると良いです。
こまめに清掃をしてあげると排泄に以上があったときすぐに気づくことが出来るので、よく観察をしながら清掃しましょう。
子猫のトイレのしつけ方。3つの方法で完璧!
子猫のトイレのしつけ方を3つの手順にまとめてみました。
- トイレサインを見逃さない
猫はおしっこやうんちをしたくなると部屋をうろつくなど落ち着きがなくなります。うろうろしている間はまだ様子をみていてください。
床を引っかく仕草を見せたらトイレへ連れて行ってあげましょう。
サインを見間違ってしまっても猫をトイレに連れて行く練習になり、また、トイレに慣れるのが早くなるので問題はありませんよ。 - トイレには優しく入れてあげる
猫がトイレのサインを出してきたとき、慌てて抱きかかえてしまう方がいるかと思いますが、急に走り寄ってきて乱暴に抱きかかえられてしまうと、猫は恐怖心を感じてしまいます。
トイレへ連れて行くときは優しく抱きかかえてそっと砂の上に乗せてあげましょう。
慣れていない方はドーム型のトイレだと上手く入れられず失敗してしまうことが多いので屋根の無いオープンタイプのトイレをおすすめします。 - 成功したら褒めてあげるトイレでおしっこやうんちが出来たらしっかりと褒めてあげましょう。
褒められているのがわかっていないかもしれませんが、飼い主の気持ちはちゃんと伝わっているはずです。
この3つの手順を繰り返していき、覚えが早い子は一回で覚えてくれます。
3~4回失敗せずに出来れば成功と言っていいですね。
子猫の育て方。成長にあった餌をあげるようにしよう!
子猫が生まれてすぐは人間と同じようにミルクしか飲めません。
成長に合わせて餌をあげていくようにしてください。
生後3週くらいまでは母猫が母乳を与えます。
母乳には様々な感染症から身を守る免疫成分が含まれています。
母猫がいる場合にはなるべく母乳を与えるようにして、感染症から子猫を守りましょう。
母猫がいなかったり、いても世話をしないときは子猫用のミルクで代用しますが、このとき牛乳を与えてしまうと成分を分解できずに下痢を起こしてしまう可能性があるので与えないでください。
生後3週を過ぎたあたりから離乳食を与え始めましょう。
この頃はまだ歯や消化機能が十分に発達していないので、やわらかくて飲みやすいものを用意してください。
子猫用のウェットフードやお湯でふかしたドライフードを数回に分けて少量ずつ与えます。
もしどちらも嫌がったときは、今まで飲んでいたミルクと混ぜてあげたりすると抵抗無く食べてくれることが多いです。
生後8週を過ぎたあたりからはミルクと混ぜてあげる必要はほぼありません。
この頃には離乳食にもほぼ慣れてきた頃なので、お湯でふかした子猫用のドライフードやウェットフードを与え始めてください。。
ドライフードを与える場合は1ヶ月ほどかけて徐々に硬くしていき慣れてもらいましょう。
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