ヒールがあっても痛くならない!正しいサイズの選び方
2018.5.21
ヒールの高い靴を履いても足が痛くならないのは、正しいサイズの選び方を知っているから!そんな話を聞いたことありませんか?
実はヒールが高いから足が痛くなるのではないのだそう、サイズが合っていない事が原因なんです。
では、どうやって足にピッタリなサイズを選ぶのか?正しい選び方とは?そんな気になる疑問について調べてみました。
この記事の目次
ヒールがあるパンプスの正しいサイズの選び方
靴に足の幅があっていますか。痛いと感じるパンプスを履いている人の多くは、足の幅があっていないそうです。実際の足のサイズよりも小さい靴を履くと、外反母趾や内反小趾になってしまいます。そうなると、履ける靴が限られてきてしまいます。
足の指に余裕のあるものを選びましょう。
指先が窮屈な靴に無理に押し込んで履いていると?
ハンマートゥという足指の変形につながります。またタコができる要因となります。
かかとやくるぶしの高さもチェックしましょう。靴の高さがかかとやくるぶしにあっていないと、靴擦れをおこしてしまいます。
前滑りのしないものを選ぶこと
履いたときに前滑りするような靴は、足の指で踏ん張るような歩き方をしてしまうため、足へのダメージの原因となり、靴擦れや外反母趾に繋がります。
かかとがしっかりしていることも大切です。かかとの部分が柔らかすぎたり、フィットしていなかったりすることで、歩くたびにかかとが浮いた状態になり、靴が脱げやすくなります。前滑りや靴擦れもおきます。
足が痛くなりそうだと心配して、大き目のサイズを選ぶ方もいるかも知れませんが、それは駄目です。せっかく品質の良い靴を選んだとしても、大きめであるが故に、前滑りをして靴擦れを起こします。前滑りをすると靴が脱げ易くなるので、足の指に余計に力が加わります。そのせいでハンマートゥや外反母趾になってしまう可能性があります。
ヒールがある靴のサイズをしっかりと確認する選び方
自分の足に合った靴の確認方法
靴の親指、小指、かかとの三点の位置を確認することで、靴が足にあっているか確認することができます。
ヒールのある靴を履いたときに足の親指の付け根の一番出ているところと、ヒール靴の親指側の、一番出ているところをあわせます。
分からない場合は、裏返してソールを見ると、出ているところが分かりやすいです。
履いてみて親指の付け根を指で触ってみましょう。親指側の位置を合わせることができない場合や、合わせても指先にゆとりが無くきつい状態だったら、合わないと言えます。サイズをひとつ上げて履いてみましょう。
親指を確認したら、小指側も同じように確認してみてください。
かかとの位置も確認します。指は地面につけたままの状態で、かかとを少し浮かせてみましょう。しっかりとヒール靴がかかとにくっついている感覚があれば大丈夫です。
脱げてしまいそうな感じや、完全に脱げてしまった場合は、靴があっていません。履いているうちに脱げることもあるので、サイズをひとつ下げてみてください。
上記のことを繰り返してみてもサイズが合わないようなに感じる時は、形が足にあっていない可能性もあるため、違うデザインを試してみると良いかも知れません。
ヒールがあるパンプスのサイズの選び方は「捨て寸」が重要!
捨て寸とは、足の指先から靴の先の隙間のことです。つま先やかかとをチェックする際には捨て寸は、0.5cmから1.5cm程度必要となります。
履いたときに、足が締め付けられるような窮屈な感じがするようなものや、足を揺らして歩いたときに、靴が脱げてしまうようなものは、捨て寸が合っていない証拠です。
パンプスは、つま先が細いものが多いため、少しのサイズの違いで足に負担がかかることがあります。かかとが合うものを選ぶことはとても大切なことです。早足で歩いたとしても、すぐに脱げないかどうか確認してください。かかとが痛くならないものを選んで、パンプスを履いた状態で少し店内を歩いてみましょう。
自分のサイズを知る上でも、かかとに疲れを感じないパンプスを選ぶ為に、捨て寸を念頭に入れておくことは大切と言えます。
サイズ選びはヒールの高さに合った形状のものを!
ひざやすねの中心、くるぶしが直線になった延長上にヒールのかかとがあり、そこが地面に接地した状態だと足が痛くなりにくいと言われています。
ヒールの高さによって足の重心が変わってきます。ヒールの高さに合わせて適したヒールの形も違ってきます。
ヒール靴を履いたら、横からの状態を鏡でチェック
6cm以下のローヒールの場合には、インセットと呼ばれるヒールが少し内側に入っている形のものを選びましょう。履いたときにくるぶしの真下に、ヒールと地面が接している箇所がくればよい状態です。歩くときに安定して歩くことができます。
ヒールの高さが7cm以上10cm以下のものを、ハイヒールと呼びます。セットバックと呼ばれるかかとから垂直に真っ直ぐヒールが付いているものを選びましょう。ヒールの太さは太いほど、体重を支えることができます。ハイヒール初心者は太目のヒールを選んだほうが良さそうです。
ヒールが高くなれば、足の重心の位置が変わります。そのため、すねの中心にヒール靴のかかとがくるものを選びましょう。
痛くなりづらいヒール靴を選ぶポイント
試し履きをする前に、先ずは靴の構造をチェックしましょう。構造がしっかりしていないと、必ず足が痛くなるはずです。
ヒールは太ければ太いほど、安定感が増します。細身の場合には、左右の幅が広いものを選ぶと良いでしょう。縦の幅より、横の幅を重視しましょう。
左右にねじってみて、靴の背骨の部分に当たるシャンクという部分の強度も確認しましょう。シャンクとは土踏まずの下の部分に埋め込まれている金属の板です。ここがしっかりしていないと、足が痛くなってしまいます。
良いヒール靴はシャンクが硬いため、ねじれません。
色々なポイントがありますが、履く前にもしっかりと構造を確認してよい靴を選びましょう。
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