高校に入学前の春休みも勉強?この期間を有意義に過ごす必要性
2018.5.22
高校に入学が決まったら、春休みは勉強から開放されたいですよね。しかし勉強をせずに遊びまわっていると、入学後に大変な目にあうかもしれません。
では、なぜ春休みにも勉強をする必要があるのか?遊んでばかりいられない理由などについてご紹介いたします。
また、どんな勉強をするのがいいのか?についても調べてみました。
この記事の目次
高校に入学前の春休みはどう過ごす?勉強それとも遊び?
高校の入学が決まったら、授業が始まるまでの春休みの間、どのように過ごしますか?
何もせず遊びまくる人もいるでしょう。合格したことがうれしくて、ついうかれてしまい勉強しなくなる人が殆どかも知れません。
何もせずに遊んで過ごすくらいなら?
受験勉強でなかなか時間が取れずにできなかった読書などをしてみるのも良いでしょう。高校の授業が始まってからでは、なかなか時間がゆっくり取れないこともあります。春休みの時間のあるうちにじっくり読書をしてみるのもお勧めです。
しかし、よく考えてみてください。実際、義務教育の中学時代に比べると、高校の勉強は格段に難しくなるはずです。覚悟しておくべきです。
高校に入ると今まで以上に、予習と復習が必要
この予習と復習をいかに効率よくこなすのかが、高校の勉強でのキーワードとなってくるでしょう。
中学時代の学習内容の定着度は高校の勉強にも大きく影響してきます。
進学先の高校にもよりますが、高校で勉強する内容の予習をする人もいるかも知れません。しかし、中学時代の授業内容を復習することは、とても大切なのです。
春休み何もせずに過ごすのではなく、しっかりと次の勉強のために復習し、実力を高められるように過ごしてみませんか。
高校に入学前の春休みに勉強をする理由について
高校受験と言うものは、若者の人生のなかで大きなプレッシャーとなる出来事のひとつと言えるでしょう。その受験というプレッシャーから開放された中学生は、終わったとたんに自由を謳歌し始めることでしょう。
受験まではできなかったことを一気にやろうとします。友達と遊んだり、ゲームを思う存分堪能したりする人もいるかも知れません。それも良いかも知れません。
しかし、1日数時間は勉強することも大切です。毎日続けることです。受験直後は好きなことをするもの良いかも知れませんが、卒業式が終わり、高校の入学式を迎えるまでの間は、毎日勉強することが大切でしょう。
高校受験はゴールではありません。高校卒業後は、大学受験があります。大学を卒業すれば、社会人になるのです。高校受験とは、社会の役に立つ人になるための入り口に過ぎないのです。
もし、高校受験のために、ほぼ毎日休まず勉強してきたのなら、その良い習慣を続けない手は無いのです。遊び呆けて、この良い習慣を断ち切ってしまうと、入学してから再び習慣にするのには、時間とエネルギーが必要となります。
もちろん高校に入る前の春休みは勉強以外の事を楽しむのもよし!
受験が終わると、すっかり自由の身になったように感じて、遊んでばかりいる人も多いことでしょう。
中には子供が遊び呆けることの無いように、塾の春期講習会などに通わせる親もいるようです。
しかしびっちり勉強をしていると子供が息詰まってしまい、かえって伸びなくなる傾向もあるようです。ある程度の余裕が必要です。
春休みは緩みの時期でもある
高校入学まで、思い切って遊んで開放感を満喫することも大切です。
高校に通うと中学時代の友達とはなかなか会うことできなくなるかもしれません。しっかりと思い出作りをするのも良いでしょう。
だからといって、緩みっぱなしでは、勉強への意欲が失われてしまいます。最低でも、毎日、数時間は勉強をする習慣を忘れないようにしましょう。推薦入試で合格した場合には、入学式まで数ヶ月もある場合があります。中学3年生の後半は、中学生活の中でもっとも勉強する時期でもあります。この時期に勉強してないと、高校のスタート時期には大きく差がついてしまいます。
では入学前の春休みはナニを重点的に勉強するといいの?
英語は中学の総復習から始めましょう。総復習を1、2週間かけて終えたら、今度は高校への英語の勉強への抵抗を少なくするために、少し難易度の高い勉強をしてみましょう。
数学は、中学の基礎から復習するのが良いでしょう。特に2次関数や因数分解など、数式や関数の分野を中心に復習するのが良いでしょう。これは、高校数学の基礎にもなるためしっかり勉強し直すことをお勧めします。
進学する高校にもよるとは思いますが、大学への進学を意識している高校の数学は、中学とは違い、かなり速いスピードで進んでいきます。理系の大学進学を考えている方は、特に速いかも知れません。
そのため、中学の数学が身についていないようでは、中学の数学の復習と高校の数学の勉強を同時に行わなければならなくなります。
春休み中に、数式や関数を中心に、苦手を克服できるようにしておくことが必要です。
新しい問題集などを買う必要はありません。いままで使っていた問題集を再びしっかり解き直しましょう。
大学受験を意識しているような中高一貫の学校に通っている人は、すでに高校の数学を勉強していることもあります。今までの復習が完璧な人は、高校の数学を予習すると良いでしょう。
高校で春休みの課題が出たら準備運動だと考えて
高校の合格発表の際に、入学式までの課題が出される高校もあります。
夏休み中に課題が終わらないのではないかと、心配する人もいるかも知れません。しかし、そんなことを心配しているようでは、理想の大学に入学することは難しくなります。上を目指すのであれば、軽くこなせる位でないとなりません。
上位の高校であれば、課題の内容が、中学時代の復習内容ではなく高校の予習内容であることもあります。予習内容であれば、入学後の授業が始まったときには、その予習内容は理解しているものとして授業がスタートしていきます。
春休みにしっかり努力しなければ、進級さえも厳しくなるのです。春休みからしっかりと努力しなければならないことは当然のことと言えそうです。
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