服をリメイクしてバッグに!簡単にできる作り方のコツとは
2019.3.3
服をリメイクしてバッグを作るのは簡単です。自分で作ったバッグならオリジナル性もあり、他の人が持っているバッグとは一味違って愛着もわくでしょう。ましてや着なくなった服のリメイクなので、生地代もかからないし、使い勝手も自分好みにアレンジできます。
そこで、服をリメイクしてバッグを作る方法やコツについて、着古した服から作るトートバッグや縫わないで作る簡単リメイクアイデア、着れなくなった子供の服もバッグにリメイクする方法、着なくなった服をリメイクするときのコツなどお伝えしていきましょう。
これを読めば、早速着なくなった服たちをバッグにリメイクしたくなるでしょう。簡単な作り方やコツもわかるので、ぜひ挑戦してみてください。
この記事の目次
着古した服をリメイクして可愛いバッグに変身
Tシャツをリメイクするとフルーツや野菜の保管に適している網状のバッグが作れます。用意するものは、着古したTシャツと針と糸、ハサミです。この方法はTシャツ全体に切り込みを入れるので、プリントなどのデザインがあるTシャツよりも無地でカラーのTシャツが向いています。
Tシャツでネットバッグの作り方
- Tシャツを広げて脇の下から中心に向かって緩やかな山を描くように切る
山型に切った部分が持ち手になりますが、裾と水平に切っても大丈夫です。 - 切り離した胴部分の裾を縫う
重みのあるものを入れたい場合は、しっかり縫い付けるようにしてください。 - 持ち手部分に切り込みを入れる
Tシャツ生地は伸びるので、最初は控えめに切り込みを入れて後から調節するのがお勧めです。 - 胴部分にメッシュ状になるように切り込みを入れていく
持ち手の切り込みから5cm位下と裾の縫い目から3cmの間に切り込みを入れます。
2cmの切り込みを2cm間隔で直線に切り込みを入れて、その切込みから下に2cm間隔をあけて、1本目の切り込みと交互に切り込みが入るように切り込みを入れます。
切り込みの長さや間隔は中に入れる物やバッグの大きさによって変えてください。 - 中に物を入れて調整をして完成
中に物を入れると、中の物で切り込みが開いてネット状になります。持ち手部分の切り込みの長さを調整しましょう。
服を縫わずにバッグが作れる簡単リメイクアイデア
針や糸を使わないでTシャツからバッグを作ることも可能です。用意する物は、Tシャツとハサミです。この方法はTシャツのデザインを活かせるリメイク方法なので、デザインはお気に入りだけどもう着れないTシャツを使うのがお勧めです。
Tシャツでエコバッグの作り方
- Tシャツの袖と襟ぐりを切り落とす
襟ぐり部分がバッグの開口部になるので、襟ぐりの広いタンクトップ型にします。
綺麗に切れない場合は、ボウルなどを襟ぐりにあてて線を引くと綺麗な形に切ることが出来ます。 - 裾部分にフリンジを作っていく
裾部分に端から1~1.5cm幅に切り込みを入れていきます。前身頃と後身頃を2枚一緒にカットしましょう。フリンジを見せるデザインにするなら10cm、見せないデザインなら3~5cm程度ですが、縦の切り込みの長さは出来上がったフリンジの長さの好みやバッグの大きさで決めましょう。 - カットしたフリンジを縛っていく
フリンジを端から前身頃と後身頃の1本ずつ取って縛っていきます。 - 縛った部分にゆるみがないかチェックして完成
裾のフリンジを表に出したくない場合は、Tシャツを裏返した状態で1~3の工程を行って、最後にひっくりかえせば結び目が中に入って見えなくなります。
着れなくなった子供の服もバッグにリメイクできます
子供の服には思い出が詰まっていて捨てたくない服もありますよね。子供がお気に入りでサイズアウトしても捨てたがらない場合もあるでしょう。そんな時は、リメイクして再生してあげましょう。
子供のウエストがゴムのスカートなら簡単にリュック(ナップサック)を作ることが出来ます。用意するものは、ウエストゴムのスカート、針と糸、ハサミ、紐です。
スカートでリュックの作り方
- ウエストのゴムを取り出す
ゴムが入っていた部分は後でそのまま利用するので、解かないようにしてください。 - 裾を縫いながらリュックの紐を通すための紐を裾につける
リュックの紐を通すための紐は、5cmにカットした紐を2本用意します。
スカートを裏返して、裾の両端に紐を付けて、裾を縫います。
裾の両端から輪になった状態の紐が出るように取り付けてください。
スカートの丈が子供用のリュックとして長い場合は、ちょうど良い長さにカットしてから縫いましょう。 - ウエストの両サイドに切り込みを入れる
リュックの紐を通すために、ウエスト部分の両サイドに切り込みを入れます。
ウエスト部分から5cm程度切り込みを入れましょう。
出来れば、切り込みを入れた部分はほつれないように内側に折り込んで縫えればベストです。 - ウエストに肩紐を通す
ゴムが入っていた穴に紐を通していきます。
手前の生地の右側の穴から紐を入れて左まで紐を通しきったら、後ろの生地の左の穴から右に紐を通していきます。逆も同じように紐を通しましょう。
リュック用の紐は子供の身長やスカートのサイズに合わせて長さを決めましょう。 - 裾の紐に肩紐の先をくくる
裾につけた輪っか状の紐に肩紐の先端をくくって止めます。
難易度が高いと感じられる場合は、タイトなスカートの裾を縫ってウエスト部分に持ち手を縫い付ければトートバッグにもなります。
着なくなった服をバッグにリメイクするときのコツ
着なくなった服をバッグにリメイクするときのメリットは、自分好みにアレンジできることです。
持ち手の長さやバッグの深さなども自分好みにすることが出来ます。Tシャツをリメイクしたバッグも縫い方を変えれば底にマチを作ることも出来ます。
中に物を入れたら伸びやすいのが気になる人は、伸縮性のないシャツを使ったり、伸びにくい方向を考えてリメイクするなど自分好みに出来ます。
デザイン性の部分では、出来上がったリメイクバッグの表面にポケットやリボン、アップリケなどを付けてアレンジしても良いでしょう。
手芸店に行くとアイロンなどで簡単に取り付けが出来るアイテムが色々売られています。そういう物を使えば、不器用な人でも簡単にアレンジが出来ます。
切り取って使わなかった布を使ってコサージュやリボンを作ってアレンジすると、使う布のダメージ感などが同じなので一体感が出て違和感を感じにくくなります。
最初から自分好みにアレンジするのは難しいかもしれませんが、慣れてくると「もっとここがこうなっていたら便利なのに」と思うことも反映できるようになるでしょう。
リメイクすれば捨てられない服も再利用して楽しめます
物を必要以上に持たないことが良いという風潮もあり、服を減らしたいけど減らせないと思っている人も多いと思います。
捨てられない服はリメイクしてみるのがお勧めです。着なくなった服をただ捨てるのでは、エコではありませんよね。自治体のリサイクルに出したり、寄付をしたり、売ったりとエコな方法は色々ありますが、自分でリメイクして最後まで使い倒す方法も良いのではないでしょうか。
今回は、服をバッグに変える方法をご紹介しましたが、服を服のまま再利用出来るリメイク方法もあります。例えば、スカートなら丈を変えるだけでもイメージが変わりますし、ジーンズをダメージ加工してイメージを変えることも可能で、この程度なら簡単に行うことも出来ます。
色々挑戦したい場合は、もっと難しいリメイクにも挑戦してみましょう。
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