日本の仕事で将来生き残る職業なくなる職業があるという噂
2019.3.17
日本には様々な仕事がありますが、将来消えてなくなってしまう職業があるという噂を耳にしたことありませんか?
ある雑誌には「消える職業トップ〇〇」とあり、それを目にすると、自分が目指している職業がもしかしたらなくなるのでは…という不安を抱いてしまいます。
本当に将来なくなる仕事があるのでしょうか。生き残る仕事とは?
本当の危機は別にあるのかもしれません。
この記事の目次
日本の仕事がなくなる?将来消える職業があるという噂
「日本の仕事がなくなる?」将来消える職業があるという噂を聞いたことがないでしょうか。
機械が何から何まで仕事をしてくれるのは、映画や小説の中だけの話では無いかも知れません。
もちろんすぐに無くなるというわけではありませんが、あくまで「可能性がある」という職業のいくつかをご紹介します。
- レジ係
スーパーやコンビニで値段を打ち込むレジ係は、お店に無くてはならない職業でした。
しかし、近年では無人レジの機械を設置しているスーパーも増えており、もしかしたら数年後にはレジ係のいないスーパーやコンビニが出てくるかも知れません。 - 案内係
レストランやホテルなどの施設において、お客様を案内してくれる案内係も不可欠な存在です。
しかし、タッチパネルやロボットAIを上手く駆使することが出来れば、人間を使わずにお客様の案内と誘導を行うことが可能です。 - スポーツの審判
さまざまなスポーツにおける複雑なルールや、選手の細かな動きを確認するために、人間の目を必要としてきましたが、人間やボールなどの動きを瞬時に判断できるカメラや機械が発達していますので、もしかしたらカメラ判定のみでスポーツを行うことが出来る日が来るかも知れません。
少子高齢化が進む日本、医療関係は将来もなくならない仕事のひとつ
長い間働くことを考えると、この先消える職業と、残る職業について不安に思うかも知れませんが、少子高齢化が進む日本、医療関係は将来もなくならない仕事のひとつです。
長い将来を見据えるのなら、医療関係に従事することを考えてみてはいかがでしょうか?
医者や看護師、介護士などの職業は機械のみに頼るのは難しい職業です。
というのも、手術や診察に使用する機材が目覚ましい進化を遂げていても、それを使うには医者や看護師などの手が必要です。
また、患者の顔色を見たりコミュニケーションを取るなどの細かな動きは、まだ機械では対応することが出来ません。
何よりも患者自身が人間と会話をしたいと望んでいるのであれば、これからも無くならない職業としてあり続けるでしょう。
特に高齢化が叫ばれる日本では、数多くの介護関連の人材の確保が必要と言えます。
将来無くなる可能性のある仕事を見ていくと、日本の労働環境の傾向が見えてくる
機械やAIの発達によって、消えてしまうと言われている職業がいくつかあります。
将来無くなる可能性のある仕事を見ていくと、日本の労働環境の傾向が見えてくるのではないでしょうか?
将来無くなる可能性のある仕事
電車の運転士
まだ技術は十分ではないですが、実際に無人で運行されている路面電車が海外に存在します。
さらに技術が進歩すれば、路面電車だけではなく、電車や新幹線も運転士なしで運行が可能になるかも知れません。
秘書
これは実際に減りつつある職業ですが、昔は大きな会社であれば、重役一人につき秘書が一人ついているのが当たり前でした。
しかし、人を一人雇うために人件費がかかり、今ではスマートフォンなどでスケジュール管理も可能になりましたので、無くても良い職業になりつつあります。
通訳、翻訳
以前は機械で翻訳をしても、おかしな文章になることが当たり前でした。
しかし、技術の発達によって、翻訳後も自然な文章を構成できるようになってきています。
重要な会議や、絵本、小説などにおける通訳、翻訳者は必要ですが、ちょっとした日常会話や文章を訳す時は、わざわざ専門職の人を雇わなくても問題なく行うことが出来るようになりつつあります。
日本の仕事がなくなる一番の原因は、もしかしたらロボットではないのかもしれない
技術が発達すればするほど、「ロボットに仕事を奪われる」と心配する人の意見がちらほら出てきます。
しかし、日本の仕事がなくなる一番の原因は、もしかしたらロボットではないのかもしれません。
というのも、日本が必要とする働き手は日本人で無くてはいけないということはありません。
きちんと働いてくれれば外国人でも問題ないのです。
しかも、物価の価値が安い国から来た人であれば、日本にとっては安い賃金でも、その人にとっては高給取りになれるのです。
日本の経営者が「安い賃金で働いてもらいたい」と考え、外国の労働者が「ある程度まとまったお金を手に入れたい」を考えるのであれば、両者の意見は合致しますので、日本の労働者が入るスキがなくなってしまうのです。
そういった理由から、日本の仕事が減ってしまうのは、ロボットのせいではなく、外国人労働者が増えることによって起きるのかも知れません。
機械によって人の仕事が奪われるというより、機械を使いこなせない人が仕事を奪われてしまう時代
昔は手作業が多く、コンピューターにあまり詳しくない人でも必要とされる職業が多くありました。
そのため、今は機械によって人の仕事が奪われるというより、機械を使いこなせない人が仕事を奪われてしまう時代になったと言えます。
しかし、それは昔からあった事です。
指で数を数えていた人がそろばんを覚えなくてはいけなくなったように、電卓、パソコン、タブレットと、時代の進化に合わせた知識と技術を身に付けることが大切です。
レジ係が必要なくなるとはいっても、無人レジの機械のメンテナンスをする人や、機械操作で手間取る人をサポートする係は必要です。
その時に、機械の知識やその時に起きるアクシデント応じた対応が出来る人が求められるのです。
ですので、「私は機械が苦手だから」と逃げ回っていると、本当に出来る仕事がなくなってしまうかも知れません。
レジ係もそれなりの機械操作のスキルが必要なのですから、全く別の機械に触れることになったとしても、再び覚え直すことが出来るはずです。
機械やロボットが進化するように、人間も柔軟な対応や進化をすることが出来れば、仕事がなくなってしまうことに対して、ただオロオロと戸惑うのではなく、新たな一歩を踏み出して、今の自分にとってベストな仕事を見つけられるかも知れません。
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