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職場に馴染めない!雰囲気が合わないと感じたときの対処方法

2017.12.29

職場の雰囲気がどうにも合わない、馴染めないと感じてはいないでしょうか。

どんな職場でも、多少の問題はあるものです。毎日を我慢しながら過ごすうち、慣れていくのが大多数。

でも、辛い気持ちを抱えてストレスで壊れそうになるくらいなら転職する方法もあります。職場が合わないときの考え方について提案します。

職場の雰囲気が合わないと感じたら、改善できる?できない?

職場の雰囲気を変えると、ひとことで言っても、それは容易ではありません。

それでも、すこしづつ変えていくことはできるはずです。

もし、雰囲気を悪くしている原因となる特定の人がいるのであれば、比較的状況を改善し易いと考えられます。

良くない雰囲気で迷惑を感じている人たちと団結して対抗することもできますし、上司など社内でも立場が上の存在に相談することも有効な手段です。

その場合は、業務を円滑に進めるための障害になっていることをアピールしましょう。

雰囲気が良くない原因が、特定の人物やものだけでなく全体に蔓延している場合では、状況の改善は非常に困難と言わざるを得ません。

会社自体が、環境改善に努めてくれるのは難しそうです。

もし、従業員が次々辞めていくような会社なら、人を使い捨てるような考え方が根本にあるのかもしれません。

高い目標はモチベーションを上げますが、無理な高すぎる目標やキツいノルマ、罰則の設定なども職場の雰囲気を悪くします。

その職場環境が、あなたや一部の人間の努力で改善困難であり、その中で仕事を続けることが大きなストレスになるのであれば、退職も考えましょう。

職場の雰囲気が合わない?大きい会社ほど改善は困難

新しい職場に慣れてくると、職場の非効率な部分や納得できない部分が目につくことがあります。

それが気になりだすと「上司が話を聞いてくれない」「やり方が時代遅れだ」といった、会社のやり方に反抗的な意見や感情が芽生えてくるのではないでしょうか。

飲み会などで、会社や上司に対して愚痴をこぼす人が多いのは、その現れでしょう。

多くの場合、会社なりにさまざまな条件を考慮した上のことであったり、費用対効果などがからんで納得できないが仕方がない、といった状況が生まれることもあります。

新入社員が少し慣れただけで見えてくる疑問や提案は、すでに語りつくされたものであることも多く、真剣に取り合ってもらえないことに不満を感じることになるでしょう。

まだ若い会社やベンチャー企業のように、社員も少なく方針も変化する場合はともかく、一定以上の規模や歴史がある会社では、現状でも一応の「安定」があります。

たとえいくらかの改善の余地があっても、見直しまでされる可能性は高くないと言えるでしょう。

予想外の職場。知識もない、雰囲気も合わない!でも慣れた!

職場でいつの間にか成長していた自分

会報誌などを作る職場に就職したものの、デザインなどの知識もなかったので先輩からのアドバイスもチンプンカンプン。

「自分はこの仕事に向いていない……」と悩みながら仕事をしていたら、ある日先輩から仕事を褒められました。

知識や経験がなくても、毎日頑張っていれば着実に身について成長できると実感して続けていこうと思えるようになりました。

事務のはずが配属されてびっくりの○○を扱う部署に

DVDを配給する会社の事務員として入社したはずなのに、配属されたのは18禁のDVDやグッズ販売の部署。

それまで目にしたこともないようなものばかりで、だまされたと感じました。

それでも仕事だからと我慢の日々を過ごすうち、商品やそのタイトルなどのバカバカしさを笑えるほどに慣れてしまいました。

思いがけず配属されたところでも、今では楽しく感じているくらいです。

職場や上司と合わないのは自分に原因が?割り切りも必要

人間、気に入らないものは逆に目で追ってしまうことがありますよね。

職場の上司が嫌い。絶対あの人とは合わない!と言って、上司のマイナスポイントばかり数えていませんか?

客観的に自分と上司のこれまでの行動や言動を思い返してみてください。

上司があなたに対して気に入らないことを言ってくると言うのなら、その前にあなたが上司に対して不快に思われるようなことをしていないでしょうか?

もし自分に非があるのなら、自分が改善すれば良いのです。相手を変えるよりも、自分が変わる方が、ずっと簡単です。

それに、あなた自身に原因があるのだとすると、上司が異常で別の人になっても、また同じことを繰り返してしまうかもしれません。

それも無理であれば、やっぱり我慢するしかないこともあります。

会社は学校や仲良しの集まりではありません。

給料をもらうために仕事をするための場所です。

やりがいを求めたり、楽しい職場を求めることも理解できますが、自分自身が生きるため・生活するためのお金を稼ぐことが目的です。

上司や職場の雰囲気が合わないとしても、その時間もお金になっていると考えて割り切りましょう。

雰囲気がとことん合わない職場からは「逃げ」もアリ

職場での人間関係を解決できない場合、その根本に「自分には今の環境でいるしかないのだ」という思い込みがあるからではないでしょうか。

職場の雰囲気は良くなくても、それなりに仲良くしている同僚たちや仕事でのグループに「属していなければ」という思いから「嫌われないようにしよう」と考えることで悩みが深くなってしまうのです。

理想は、尊敬する・される、慕う、気軽に話せる人間関係が多い職場でしょう。

そんな環境の方がモチベーションも上がるしストレスもありません。

そういう「自分にあった職場」は、必ずどこかにあるはずです。

完璧ではなくとも、違う会社に行けば新たな出会いがあり、新たな経験があります。

今の職場の雰囲気を改善しようと努力し、頑張っても人間関係が円滑にいかない、辛い環境が続くのであれば、いっそ見切りをつけることも悪いことではないのです。

ストレスを抱え、ネガティブな感情を溜め込むよりも違う環境を探してチャレンジする方法もあるのです。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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