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赤ちゃんと母親の関係はとっても大切!目に見えない絆を大切に

2017.12.29

赤ちゃんと母親の関係は、とても神秘的で大切なものです。赤ちゃんは母親のおなかの中で約10ヶ月を過ごし、その後外の世界に出てきます。

赤ちゃんにとってお母さんはとても大切な存在で大好きな存在でもあります。

赤ちゃんと母親の関係や、親子関係の大切さについてお伝えします。

赤ちゃんや子供の母親との関係性

子供にとって「母親の存在」というのはとても大きくて大切な存在です。

子育てをしていくうえで、密接にかかわっていくことが多いのは母親であり、子供は母親から、綺麗な心や汚い心を受け継いでいきます。

「子は親の心の鏡」という言葉を耳にした人も多いと思いますが、この言葉は本当であると気づかされることがある人もいるのではないでしょうか?

実際に子育てをしている母親の皆さんは、幼いころに母親に言われて嫌だった言葉というものがあると思います。

「その言葉を子供に言わないように子育てをしよう」と思っていても、いざ自分が同じような場面に立ったら、嫌だと思っていた言葉を言いそうになることもあるでしょう。

母親と子供というのは血で繋がっているもので、切っても切れない縁があります。

だから自分の母親と同じようなことを思ったり、言いそうになったりするのでしょうね。

親子は心が通っています。

母親と子供は、良くも悪くも似てしまう部分があるのは当たり前の事かもしれません。

「子は親の心の鏡」という言葉を頭の中に置いて子育てをすると良いかもしれません。

赤ちゃんには母親の気持ちが伝わる?不思議な親子関係

赤ちゃんは母親の気持ちの変化も敏感に感じ取ります。先輩ママさんの体験談をご紹介します。

私がまだ娘を出産したばかりの頃、退院してすぐの頃は泊りがけで母親が手伝いに来てくれていたのですが、その期間も終わって実母がかえって行く日、私の心は不安でいっぱいになっていました。

車で実家へ帰る姿を見送りながら『これからどうしよう』と思ったことを鮮明に覚えています。

その気持ちが娘にも伝わったのか、娘に授乳をした後に急に娘が大泣き。飲んだばかりの母乳も吐いてしまったのを覚えています。

そんな娘の様子を見て最初はビックリして戸惑いましたが、すぐに気が付きました。『私がしっかりしなくては』って。娘に私の不安が伝わってしまってはいけないと思い、そこから母親としての覚悟のようなものが芽生えた気がします。

後追いが始まった!赤ちゃんと母親の関係は?

赤ちゃんが生後9ヶ月くらいになると「後追い」というものが始まります。

後追いが始まって最初の頃は「可愛いな」なんて思うママもいるでしょうが、日を重ねるごとにその大変さに気が付くことでしょう。

家の中のどこにいても後追いして大泣きされると、ストレスが溜まってしまうこともあります。

赤ちゃんの「後追い」は成長段階においてとても大切なことです。

後追いが出来るようになるということは「母親」と「他人」の区別が出来るようになったということになります。

いつも自分のそばにいてくれるママがいなくなることを不安に思い、後をついて行きたいと思うようになるのですね。

赤ちゃんの中には後追いをしない子もいますが、そういうタイプの赤ちゃんは「物」に執着することもあるそうです。
赤ちゃんが興味を持つものを片付けて、母親に関心を向けさせることで後追いをするようになるかもしれません。

赤ちゃんと母親の関係に問題がある場合に考えられるリスク

人間は母親のおなかの中にいる胎児の頃から、へその緒を通して母親と子供の身体的なつながりを体験しています。

産まれてきてから3ヶ月くらいまでは、母親とのスキンシップで身体的なつながりから愛着へと移行していく、成長するうえで大切な時期になります。

赤ちゃんはママのお腹の中にいる時、ママの心臓の音や声を聞きながら育っていて、生後3ヶ月くらいになるまではそのことを覚えていると言われています。

産まれてきて成長していくとともに、ママの匂いや笑顔、おっぱいの味をわかっていき、そのことがお腹の中で聞いていた心音やママの声と置き換わっていきます。

乳幼児の頃に愛着に問題を抱えてしまった子供は

  • 小さいのに親を避けて行動する
  • 転んでも親に泣きつかない
  • 同年代の友達が出来ない
  • 嘘ばかりつく
  • 下の兄弟をいじめる
  • 弱いものや動物をいじめる

などといった行動に出るようになります。

父親と母親の関係は子供の成長に大きな影響を与える

父親と母親の関係は子供に大きな影響を与えます。

子供が生まれてから子育てに忙しく、夫への愛情が減ってしまったという妻、仕事が忙しくて家庭を顧みないという夫・・・。

お互いの事情で生活がすれ違いになり、パートナーに対してイライラし、喧嘩になってしまう・・・。そんな様子を見ている子供たちは、両親の様子を敏感に感じ取っています。

子供が落ち込んだり、反社会的な行動に出る・問題を起こすという時は、家庭環境が大きく関わっています。
子供本人の個性も影響しますが、衝動が強いという個性を持っている子どもは自分の感情をコントロールすることが難しいこともあります。

外で何か気に入らないことが起きると、お友達に意地悪をしたり、乱暴な行動に出ることも考えられます。

そんな衝動も家庭の中が幸せな状態であれば、自分の気持ちを受け止めてくれる場所があると思い、抑えることが出来るようになります。

特に、母親の温かい許容と愛情はとても大切で、子供が社会でネガティブな行動に出てしまわない為にも、両親が温かい家庭を築くことが大切になります。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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