自分で自転車のブレーキ調整!ママチャリのブレーキ調整の方法
2018.2.10
自転車のブレーキが効かないと事故を引き起こすこともあるため大変危険です。ブレーキの効きが悪いなと思ったら、ブレーキ調整を行いましょう。
自分で自転車のブレーキを調整する方法があるってご存知ですか?簡単に出来ますので、お店にもっていって修理してもらうのはちょっと・・・という人は自分で調整してみましょう。
ママチャリのブレーキの調整の仕方や修理代金の目安についてお伝えします!
この記事の目次
自転車のブレーキ調整・ママチャリのブレーキについて
自転車のブレーキにはいろいろな種類があります。
後輪に関しては、バンドブレーキ、サーボブレーキ、ローラーブレーキなどがあり、それぞれに調整方法も違ってきます。
構造が違うので変わってくるのですね。
ホームセンターなどで多く取り扱われているママチャリと呼ばれる自転車にはハンドブレーキが一般的です。
サイドブレーキは低価格な自転車に多いタイプで、サーボブレーキやローラーブレーキはハイグレードなタイプになります。
ママチャリ自転車のブレーキ調整をするときに必要なもの
自転車のブレーキの調整には、10ミリのレンチが必要になります。
ブレーキワイヤーが固定されているナットは、10ミリのナットを使っていることがほとんどです。
自転車のブレーキの調整をする作業方法について
- まずは、ナットを緩めることから始めます。自転車にはナットがたくさんありますので、関係ないナットを緩めないように気を付けて下さい。
- ナットを緩めたら、ブレーキシューとリムの間を2ミリぐらいになるようにして下さい。
- 固定する時に、ブレーキゴムとリムの間に500円玉を挟むと簡単にできます。
- 次に片手でブレーキを固定して、片方の手でナットを締めます。ちょっとコツはいりますが、これをマスターすると簡単に出来るようになります。
- そして、ブレーキワイヤーのたるみをペンチで直して、ナットを締め直します。
ママチャリなどの自転車のブレーキ調整をする方法
ブレーキの利きが悪い自転車に乗っているのは大変危険です。
サイクルショップに持っていくと調整してもらえますが、実は自分で行ってもそれほど難しい作業ではありません。
ブレーキの調整には2種類の方法があります。
- ブレーキレバー側で調整する方法
- ブレーキ本体側で調整する方法
両方とも、ワイヤーの遊びを調整するという考え方ですが、一般的にはレバー側で調整し、本体側で調整という順序で考えます。
ブレーキレバー側で調整する方法
- ブレーキワイヤーの付け根にはつまみのような物があります
- これを回すことでブレーキを調整することができます。
- つまみを回して、長くなるとブレーキの効きが良くなり、短くなるほど効きが悪くなります。
ブレーキ本体側で調整する方法
フロントブレーキの本体には、ブレーキワイヤーの付け根に、レバーと似たようなつまみがあります。
これも同じように調整することができます。
自転車に乗るときは安全点検を忘れないで!
自転車の安全点検は、ブレーキから始めましょう。
安全点検に必要な個所はさまざまありますが、やはりブレーキが一番重要です。
命に直結する問題だからです。
例えばタイヤがパンクした場合、走りはもちろん悪くなりますが、押して帰ってくることができます。
ペダルが故障したら、足で地面を蹴って動かすことができます。
しかし、ブレーキの故障は、自分の危険だけでなく周りにいる人にも危害を加える恐れがあります。
自宅で出来るブレーキの点検方法やメンテナンスについてご紹介します。
まずブレーキの仕組みです。
ブレーキは、ブレーキシュー、アーム、ワイヤー、ブレーキレバーから出来ています。
ブレーキレバーを握るとワイヤーが引っ張られ、アームが動いてブレーキシューが車輪に当たります。
それでブレーキが効くという仕組みです。
ブレーキのメンテナンスは、この一連の流れをスムーズにすることが大切です。
自転車のブレーキ調整にかかる料金の目安
自転車の修理にはどのくらい金額が必要なのでしょうか。
大型自転車専門店か、こじんまりとした自転車さんかで違いはあると思いますが、おおよその目安を調べてみました。
もちろん、自転車の種類や部品のグレードによっても変わります。
ママチャリタイプの場合の料金について
前輪ブレーキシューの交換
部品代…500~800円くらい
工賃…300~500円くらい
後輪ブレーキ交換
ハンドブレーキ 部品代…800~1800円くらい
工賃…2500~3500円くらい
ローラーブレーキ 部品代…1600~3500円くらい
工賃…2500~3500円くらい
マウンテンバイクの場合
前輪・後輪同一料金
ブレーキシュー交換 部品代…500~1500円くらい
工賃…300~1000円くらい
ママチャリは、お子様の送り迎えに使ったり、近所の買い物に使ったりとなくてはならない足です。
また、自転車は、小さなお子様も乗る大切な乗り物です。
お子様も小学生くらいになると、それぞれに1台ずつ所有して、自転車で少し遠くまで遊びに行くこともありますよね。
親としては、特に不具合がなくても定期的にブレーキの効きやタイヤの空気を確認して、安全に乗せたいものです。
自宅で安全点検をすることは重要ですが、心配な場合には専門の技術を持った自転車屋さんで相談してみると安心ですね。
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