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高速道路でのスピード違反は何キロから捕まる?詳しく解説!

2018.2.11

高速道路を走行していたら、いつの間にか後ろにパトカーがいる・・・。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

高速道路では制限速度を1kmでもオーバーした場合、すぐに警察に捕まるのでしょうか?オービスと覆面パトカーでも捕まる基準は違うのでしょうか?

高速道路でスピード違反で捕まるのは何キロからなのか、その疑問にお答えします。

高速道路でスピード違反・・・警察に捕まるのは何キロから?

高速道路を運転すると感じると思いますが、いったい何キロ出して走っているの!?というほど飛ばしてくる車って多いですよね。

高速道路でもスピード違反の取り締まりを行っていますが、方法は2つ。「オービス」と「覆面パトカー」です。

スピード違反の取り締まりで一般的な「ねずみ捕り」ですが、これは高速道路では危険なのでほとんど見かけません。
したがってオービスと覆面パトカーによる取り締まりが行われます。

オービスは設置場所が限られているので、その場所さえ注意していれば、事前に速度を落とすことができます。そもそも警告板も必ずあるので事前に気付くこともできます。

注意したいのが覆面パトカーです。

高速道路の制限速度は100㎞ですが、一部の高速道路では80㎞制限となっているところもあります。路面状況によっても違います。

高速の取り締まりは、実はこの80㎞制限の区間でされているのが多いって知っていましたか。

主に山間部に80㎞制限の区間が設けられており、ついつい100~110kmぐらいで走ってしまう環境でもあります。
山間部の80㎞制限の区間での100~110kmでの走行は取り締まりの対象になります。ご注意ください!

高速道路のオービスが作動するのは何キロ以上?即スピード違反となる?

高速道路を猛スピードで走行していた車が急にスピードを落とす時は、大抵前方に「オービス」が設置してあるときです。

いわゆる「ネズミ捕り」と呼ばれる移動式での速度取り締まりとは違って、同じ場所で常に取り締まりを行っているのがオービスです。
なので設置場所を知っていれば、それまでのスピードを落としてオービスを通過すれば、取り締ま利の対象になることはないわけです。
そしてオービスを通過した後は、何事もなかったようにまたスピードをあげるわけです。
取り締まりの効果があるのかないのか、要領のいい違反者は取り締まりできないオービスですが、オービスはどのくらいの速度で通過すると装置が作動するのでしょうか。

一般道の走行の場合、制限速度を30km/h以上オーバーした時点で作動するようです。

高速道路の場合でいうと、さらに10km/hプラスされた40km/h以上オーバーで作動するとされています。

ただこれらの数字は公式に発表はされていません。あくまでも経験者の口コミから予想された数字です。

高速道路でスピード違反で捕まった!何キロで免停となる?

スピード違反で捕まった場合、違反点数による減点と反則金がまっています。

高速道路でスピード違反をし取り締まりに遭ってしまった場合は、平成30年4月現在では以下のようになります。

 

超過速度点数

  • 時速50㎞以上 12点
  • 時速40㎞以上時速50㎞未満 6点
  • 時速25㎞以上時速40㎞未満 3点

 

反則金

  • 時速40km以上 簡易裁判にて反則金を決定
  • 時速35km以上時速40km未満 35,000円
  • 時速30km以上時速35km未満 25,000円

高速道路での時速40㎞以上は悪質と判断されるため、簡易裁判所にて反則金が決定します。だいたい7~8万円の反則金になるようですが、速度によっては10万円を超えてしまうこともあります。

速度超過によって行政処分が下されますが、点数によっては免許停止や取消処分になってしまう可能性もあります。

過去3年間に免許停止処分や取消処分の前歴がある人は要注意。
少ない点数であっても、免停や免取の処分になってしまうことは十分に考えられます。

前歴がない人でも、免停や免取になってしまうことはあります。

高速道路を時速40㎞以上50㎞未満のスピード違反をした場合は、30日間の免停処分、また時速50km以上の違反をした場合には、90日間の免停処分を受けます。

制限速度が時速100キロの高速道路はスピード違反で捕まりにくい?

日本で4車線以上の高速道路であれば、法定速度は100km/hまたは80km/hの制限速度となっているのが一般的です。

平地で直線が長い場合、標識が空欄で制限速度が書いていない場合もありますが、その場合でも法定速度は時速100kmと考えておくといいでしょう。

山間部はスピードを出しがちですが、トンネルやカーブが多い為、制限毒度は時速80kmとなっている区間がほとんどです。

平地で道路が直線で長い区間は、普通乗用車の法定速度は100km/h、大型車で80km/hが多いと考えてください。

ただ高速道路を時速110㎞以上だして走行する人が多く、実際の走行する速度もこれくらいになってしまいます。

警察の取り締まり目安は、法定速度の+20km/h以上がほとんどで、稀に+15㎞オーバーで捕まる人もいます。

警察は悪質な違反者を重点に置いています。

高速道路でスピード違反の車を見つけた時の警察の追跡方法!

違反車両を見つけたら、警察はサイレンを鳴らして追いかけるのですが、違反者を見つけるために警察は、見つかりにくい手段を使ってきます。

一般的によく見かけるのは、対象車両の間に2~3台の車を挟んで追跡したり、トラックの陰に隠れて追跡するなどです。

トンネルの暗さを利用し、長いトンネルに入った時を見計らって、一気に追いついてくるケースもあります。

そして違反車両に接近したところで、スピードの測定を行うのです。

「ストップメーター式」と呼ばれる装置を使い、違反車両と同じスピードになるようスピードを調整して速度を測るのです。
パトカーのスピード=違反車両のスピードになるのです。

正確にスピードをあわせるため、車間距離を詰めて走行するのですが、だいたい後方を50~100m程度離して走行するとか。あくまでも予測です。

違反の事実確認がとれたら、サイレンを鳴らして停止命令を行います。

後ろで計測されていることに気付かず、サイレンを鳴らされてから気付くことはよくあることです。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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