水槽のリセット時期は?水換えをする際の注意点など
2018.2.22
水槽をリセットしなければならない理由は様々です。熱帯魚を安全に飼育する際には時期を見て水槽内をキレイにする必要があります。
水槽の下に敷いた砂のリセット時期は?水換えをする際の注意点は?
水作りのポイントや水槽の立ち上げ方についてもご説明します。
この記事の目次
水槽の下に敷いた砂のリセット時期は?
水槽で生き物を飼っている場合、一番厄介なのが水槽の掃除ですが、ただ掃除をするだけではなく、水槽の下に敷いた砂のリセットをすることも必要なのです。
それにはどんな理由があるのでしょうか?
水槽の下に敷いた砂のリセットをする理由には、さまざまありますがやはり生き物を病気から守るということが一番です。
水槽の清潔さを保つことが大切なのです。
人間と同じで病気になった時には、餌を食べず命の危険性にさらされてしまうこともあります。
もし病気にかかってしまった場合は、隔離して薬浴させましょう。
そのうえで定期的な水替え回数を行い、しっかり安定した水質にする努力を行うことが重要です。
水槽をリセットする時期に水換えをする際の注意点は?
水槽をリセットする時期に水換えをする際に気をつけること
底砂はかき混ぜない
アマゾニアなどのソイルを使用している場合、かき混ぜてしまうとアマゾニア内の栄養分が舞い上がってしまい水質が栄養過多になってしまうことがあります。
冬場は少なくこまめに行う
水道水を利用していると冬場は水温が低下していまうことから、水槽内に水道水を多く入れると急激な温度低下を起こしてしまい生き物にはとても危険ですので、できれば水を汲み置き市温度調節をしカルキ抜きを行うのが良いでしょう。
水槽をリセットする時期にカルキ抜きと保護材と不足した分の液肥を投入してあげると、水草も普段よりも活発になり気泡のでる量も大きな変化がみられるでしょう。
水槽内を全てリセットしなければならない時期とは?
熱帯魚を飼っている時には、水槽内を全てリセットしなければならない時期が出てきます。
水槽内に病原菌が伸び、スネールが大繁殖してい広がってしまう時には水槽やフィルターなどのすべての物を完全リセットし、殺菌処理を行わなければなりません。
飼育している段階で、水槽内に病原菌が蔓延したり、また、スネールが大繁殖してしまった場合には水槽のみならず、ろ過フィルターやろ材等にも手を施さないといけない場合があります。
そのような場合には、水槽やフィルター・ろ材等を完全リセットし殺菌処理を行う必要が出てきます。
全てを殺菌消毒しないと、再度繁殖して水槽ガラス面に這い出して来る状態となり、通常の水槽リセットでは全く効果がありませんので、必ずすべての物を完全リセットし、殺菌処理を行うようにしてください。
水槽オールリセットでしたいこと、水作りのポイント
水槽オールリセットで気をつけたい水作りのポイントをご紹介します。
- 水槽はガラス面のコケ除去をしっかりと行いましょう。
- 砂利は新しくソイルに変更しましょう。
- 水草はトリミング&貝の卵除去を行いましょう。
- ヒーターやフィルターなどは、内部器具に付着したコケの除去を行いましょう。
飼育水を完全にリセットする際には、フィルターは特に掃除はしなくてもOKです。
その理由は全部変えることで魚たちに大きな影響が出てまうのを防ぐためです。
フィルターに住み着いたバクテリアがいなくなると、魚にとっては大ダメージを与えることになってしなうので、飼育水の水作りはバクテリアの繁殖をさせるため、1週間前から水作りを行うようにしましょう。
水槽をリセットした後の立ち上げ方について
水槽をリセットして立ち上げる時、正しい手順で行った場合でも不安はつきものです。
その為にも念のため、アンモニアと亜硝酸塩の濃度を簡易的な試薬で計測されることをおすすめします。
水槽を立ち上げた初日の様子を観察していくといつもの水道水よりも、若干透明度が落ちたように感じられることがあります。その2~3日後わずかに白く濁ったような状態になる場合には立ち上げに失敗したことになりますので、手順に誤りがないかを再度確認してみる必要があります。
一週間経つと水はかなり透明になり、その後は水槽の中が輝いて見えるようになっていきます。
一ヶ月ほど経過すると、水槽は完全に立ち上がった状態になります。
この時期くらいからバクテリアの生成した硝酸塩により、少しずつコケがみられるようになる場合があります。
熱帯魚を飼育する場合には、水槽内にしばらく入れておいた水草など、その他にも流木、砂などを入れることにより、その表面にいる、わずかなバクテリアが少しでも早く殖えることを期待することもできるでしょう。
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