大学を中退した理由はきちんと面接官に伝えよう
2018.2.24
大学を中退して、正社員で就職したいと考えた時に就職活動はどのようにすればいいのでしょうか?
社会では大学中退という学歴に冷たい企業も多いのも現実です。働きたい会社を見つけ応募しても中退が理由で履歴書が通らない場合や、面接で中退した理由について質問される場合もあります。
中退した理由を面接で質問された時の対処法について調べてまとめてみました。
この記事の目次
大学を中退した理由は、面接官に早めに伝える?
大学を中退した理由・・・これは面接のどの段階で触れておいたらいいのでしょうか?
まず、面接は挨拶をしてから面接室に入ります。席についてからは、世間話をする事があるでしょう。
この世間話では、面接官が応募者がどのような感じの人かを知りたいと思っているので、マナーを気をつけながらも和やかに話しましょう。
そして、自己紹介をして下さいと、面接をうけている人が自由に話せる事ができる場合は、この時に大学を中退した理由に自分から触れておきましょう。
もし15分の面接時間だとしたら、最初の5分で大学を中退したという最大の問題を解決して、残りの時間をアピールに使う事ができるのです。
面接では、似たり寄ったりの経歴を持った人で比較されます。
なので弱点の大学を中退した問題を解決して、その解決以降は、他の人と同等の状態で面接に挑む事ができるのではないでしょうか。
大学を中退した理由は面接官が納得する理由を話そう
大学を中退したけど、面接で採用されるには面接官を納得させられるような中退理由が必要になります。
先程の言いましたが、自己紹介の時などの面接の序盤で自ら中退理由について触れましょう。最大の問題点を解決しておくのです。
そして、残りの時間をアピールに使う事もお話ししましたよね?
では、ここで面接官が納得するような理由とはどんな事でしょうか?
中退理由は人それぞれですが、正直に答えるようにしましょう。
- 経済的に難しくなった
- 他にやりたい事ができた
- 病気や怪我で困難になった
このような理由でも、誠意を持って正直に答えれば面接官も理解してくれると思います。中退の理由は聞かれることが多いので、準備を忘れないようにしてくださいね。
そして、中退理由を説明してから、この弱点をマイナスからプラスに巻き返してください!ポテンシャルを秘めた人材だということをアピールしてくださいね!
大学を中退した場合履歴書に書く?面接では?
履歴書に大学を中退した事は書くの?
これはもちろん正直に、たとえ中退でも学歴の1つとして書きましょう。
そして、理由についても「家庭の金銭的事情のため」など、一言でよいので書き添えてください。
理由を書いておけば、質問されない場合もあります。特に気になる点ではない場合です。しかし、理由が書いてなければ確認のために質問されるでしょう。
また、簡単に中退の理由を書いても質問される事もあります。
この場合も確認の場合や、本人が納得して過去のものとしているかどうか、その問題は今も続いているのかの確認です。
金銭的、親の介護など、会社で働く事にあたり、支障がないかを気にしているのです。
なので、面接の時には今後の仕事への支障はなく、なにも問題がないと伝わるように説明をしましょう。
大学を中退してしまう理由として多い原因は?
大学を中退する理由で多いものは・・・
- 家庭の金銭的事情。授業料の支払いができなくなった。
- 特に目的を持って入った大学ではないので、何のために通っているのかがわからなくなった。
- 勉強以外に夢中になるものができて、その結果単位が足りない。
- 他にやりたい事ができた。
と、以上の事が多いのではないでしょうか?
ではここで、大学を中退してからの就職活動についての話をしたいと思います。
大学で就職活動をする時は、同じ回で卒業する友達やキャリアセンターのバックアップを利用できますが、中退したら就職活動は基本1人です。
就職活動は説明会や面接など、やらなければいけない事がたくさんあります。そのたくさんのやるべき事に優先順位をつけて1人で進めなくてはいけません。
大学を中退した場合でも、不利にならない履歴書の書き方
大学を中退しても、人事がその人全員にマイナスのイメージを抱く事はありません。その理由次第で変わってくるのです。
なので、大学を中退した理由を書き添える時のポイントを紹介します。
「中退した事を認めて、今の努力をアピールする」、「意欲的は中退理由をアピールする」、「資格の取得や成果があればアピールする」の3点です。
意欲的な理由として「他に勉強したいことができた」、やむを得ない理由の「経済的理由・家庭環境・病気」などは、その理由を書くことで人事を納得させる事ができます。
他に勉強したい事ができたなどの理由の場合は、自分がスキルアップしたことを書いてアピールしましょう。
例を挙げると、履歴書には、退学理由を「海外留学に挑戦し英語を勉強するため退学」と書きます。
留学の場合は、留学先の国名や学校名も記入するとアピールになりますよ。
- 仕事