幼稚園の組体操にはこんな技がありますよ!作成順序も紹介!
2018.3.25
運動会で人気の種目の組体操ですが、大技による事故も多発しており色々な見解があるようです。
幼稚園でも、組体操を行っているところはあります。
一人技や二人技、三人以上の技にはどんな形があるのか調べてみました。
幼稚園で組体操を取り入れている園には、どんな方針があるのかみてみましょう。
また構成の仕方や作成順序なども紹介します。
この記事の目次
幼稚園の組体操の技~一人技・二人技
幼稚園での組体操にはどんな技があるのか見てみましょう。
二人技の場合
- V字バランス・・・二人バージョン
足の裏を合わせます。ひざを伸ばした状態で、両手を体の正面でつなぐようにします。 - 二人とんぼ
顔は正面を向きます。二人の足をくっつけた状態で、腰が曲がってしまわないように気を付けます。 - 肩ぐるま
肩ぐるまされる人は、肩車する人の背中に足をしっかり回して落ちないようにバランスを取ります。 - ひねりサボテン
ひざに乗ります。ひざに乗せる人は後ろへ体重をかけます。乗る人のひざを支えます。上に乗る人は、体を沿った状態にして足をのばして上体をひねりるようにします。 - 補助倒立
倒立する人を補助する人にわかれます。
倒立する人は、床を蹴って倒れこむ感じで、補助する人はひざのあたりをもって受け止めます。
幼稚園の組体操の技~三人以上の技~
次に三人以上で行う技を見てみましょう。
三人タワー
二人で土台を作ります。作ったやぐらの上に残りの一人が立ちます。立った状態で手を横に大きく広げます。
上に乗った経験があるひとは怖かったといいます。結構な高さですよね。
怖くて手を広げることが出来ない・・・という人もいます。
ある都道府県では禁止になったところもあるそうです。
飛行機
二人で一人を持ち上げるという技です。土台の前のひとは、手を横に広げて飛行機のようにします。
上に乗る人も、体を持ち上げて支えなければいけないので見た目以上キツイです。
扇
三人以外でも五人や七人で出来ます。人数が多いほうが華やかで豪華に見えますが、やっているほうはキツイです。
ピラミッド
ピラミッドも三人・五人・・・何人でも出来ますし大きいと迫力がありますね。人が増えると大きくなり危険度も増していきます。
幼稚園で組体操を行う時の技や構成について
組体操には多くの種類があります。
組体操とは?
二人以上で組んで行う体操のことです。
その技やレベルは様々あり、小学校や中学校はもちろん幼稚園や保育園などでも幅広く行われています。
また運動会で人気がある種目でもありますね。
二人で組んで行うことによって、一人ではできない効果があるといいます。
ですが、ピラミッドやタワーなどの大技で、高さや難易度をどんどんあげていくことが問題になっている場合もあります。
保育園幼稚園で組体操を行う時にどんなことに気を付けたらいいでしょうか?
その構成についてみていきましょう
テーマを決める
テーマ性を持たせます。音楽や笛や太鼓に合わせる、花火や四季をテーマにするなどがあります。
次に人数や時間的な配分など具体的なことを決めていきます。
多くの場合は、一人技→二人技→三人技と進んでいきますね。
片足バランスなどの一人技、ひこうきなどの二人技、扇などの三人技から最後に全員で大むかでなど。
幼稚園の組体操に向けて
幼稚園で組体操を取り入れている園で、こんな方針がありました。
ある幼稚園での取り組みの様子を紹介します。
~みんなで頑張る組体操~
組体操で大切なことは・・・?技が決まること!いいえそれだけではありません!
みんなで頑張ることが大事です。
練習中には色んなことが起こりました。
足元の砂が気になってしょうがない子どももいます。
時には厳しい態度をとったこともあります。
みんな一人一人が力を合わせなくては出来ないことなんだということを、わかって欲しかったからです。
子どもの敵になって、「やらなくてもいいよ」と言ったことがあります。それを見ていたお友達が必死になってかばっていました。
「ちゃんと出来るから!」とみんな言ってくれました。
本当に嬉しい瞬間でした。
お互いに頑張れる仲間になったみんなはステキです!
幼稚園の組体操はこうやって作っています
組体操は幼稚園の中でも、迫力のある競技です。
年長さんの集大成として多く取り組まれているようです。
子どもたちは、組体操を行う中から様々なものを学ぶでしょう。
コミュニケーションをとったり、相手の力や体の重みを感じ取ります。そうしていく中でお互いの違いに気付いていきます。
相手のことを思いやったり、自分の役割についても考えることが出来ます。
幼稚園の組体操の作り方
- こどもの人数や所要時間をまとめます。
- 行う組体操を選びます。
- 選択した種目の順序を決めます。一人技から大人数の技へと進んでいきます。
- 全体の配列や隊形を決めます。見た目がいいところを探します。
- 次の隊形へのスムーズな移動方法を探して決めます。
- 子ども同士の組み合わせを決めます。子ども達の位置も決めます。
- 音楽系も決めていきます。
曲のテンポが速すぎないもの、最後の方に盛り上がりそうな曲がいいです。
曲が決まったら、8呼間に分割します。
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