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教習所の教官の本音!教官の仕事の魅力や教習所の実態の話

2018.3.3

自動車の免許を取得するためには、18歳になってから自動車学校へ通い授業や試験を受ける必要があります。

楽しく無理なく通える人もいれば、教習に苦戦し挫折してしまいそうになる人もいるでしょう。

そんな教習所について、教官の本音なども含めて紹介していきたいと思います。

教習所の教官の本音。生徒はみんな平等?

自動車の免許を取得するための自動車教習所。

運転が得意で好きな人もいれば、運転が苦手で苦戦する人もいるでしょう。

そんな中、運転の技能を教えるプロである教習所の教官に本音を聞いてみました。

教習所の教官は、教える生徒みんなに平等なのでしょうか?

やはり教官も人間です。

建前はもちろん平等ではありますが、本音で言えば、平等とは言えないようです。

そりゃ、いろんな生徒がいますからね・・・。

同じことをするのに、できる人とできない人もいるので、そこで教える時間と労力は違ってきます。

特に、年配の指導員になればできる、できないを気にするでしょう。

また、若い指導員であればやはり女の子の方が嬉しいようです。

ただ、内心はいろいろ思っていても、クレームにも繋がりますので、あからさまな態度を取る教官はいないでしょう。

教習所の教官が語る本音!仕事の楽しい事や辛い事

では、教習所の教官に聞いた、教官の仕事の楽しいことや辛いことをご紹介いたします。

まず、この仕事で楽しいことと言えば、自分自身の資格(運転免許、指導員資格など)が増えていくこと。

そして、自分が運転できる車種が増えていくこと。

また、始めは何もわからなかった、できなかった教習生がどんどん上達していく姿は見ていてとてもやりがいになるようです。

路上教習があるので自動車学校周りの地理に詳しくなりますし、教習生はいろんな年代や職業の人がいるので、そんな話をするのも楽しいみたいですよ。

ただ、辛いことと言えば、拘束時間が基本的に長いこと。

また、なかなか思うように進まない生徒もいるということ。

そして、そのような運転が下手な教習生の路上運転はとても怖いのが本音です。

教え方にも気をつけないとすぐにクレームになるご時世なので、けっこう気も使うんだとか・・・。その他、繁忙期は休日出勤が増えるも大変ですよね。

自動車教習所の教官はどんな勤務形態?本音の話

自動車教習所の教官はどんな勤務形態なのでしょうか?

気になる勤務形態について聞いてみました。

勤務時間はだいたい朝の8時半から夜の8時までで、忙繁期は朝が1時間早まることもあるそうです。

夕方の6時以降は残業扱いにはなりますが、ほとんど毎日が残業ということも・・・。

もちろん会社によっては、待遇は様々ですが、だいたいの年間休日は84日くらい。

昔の教官は怖いイメージだったかもしれませんが、最近ではサービス業であるという視点を持った教習が行われています。

卒業後のアンケートなどによって、評価が悪いと給与査定にも影響することもあるようですよ。

教習所の指導員の資格は、教習所に入社して養成を受けます。

それから、公安委員会の試験に合格すれば取得することができます。

まずは、教習所の職員になることからはじまります。

生徒が教習所で挫折してしまう理由

教習所に通う生徒の中には、通っている途中で挫折してしまう人もいるそうです。

教習所には、地元の人が多く、友達同士で通う方も多くいるため、一人違う地方から通っている場合は、なかなか友達もできず馴染めないので苦労するようです。

また、技能講習が上手にできないと、どうしても横から教官にミスを怒られますよね。

それによって、動揺してまたさらにミスをしてしまうなんてこともあるでしょう・・・。

これによって、だんだん自信がなくなり、教習所に行くことも嫌になってしまうこともあります。

あまりに出来な過ぎて、途中で諦めてしまう人だっているのです。

特にマニュアル車を選んだ人は、エンストの連発にあうこともあるんだとか。

路上教習にもなると、方向変換や縦列駐車などさらに課題が難しくなってきますよね。

運転するのも怖いし、教官に怒られるのも怖いと、だんだん挫折してしまう気持ちもわかります。

教官もびっくり!な教習所での失敗談

思わず教官もビックリするような教習所でのいろいろな失敗談をご紹介いたします!

路上で行う卒業検定での運転中での出来事です。工事中で片側交互通行の箇所に差し掛かりました。

その片側交互区間は途中に信号機のある交差点があったのです。

区間の入り口交通整理の人が進行を促したので区間に入ってしまったのですが、途中の信号が赤になってしまい、私はパニック!

そのまま突破しようとしてしまいました。

教官からは「止まれ!」と怒鳴られ、なんとか停止線前に止まりましたが、バックするように言われました。

このとき、民間の交通整理の人は信号機以上の権限が無いということを注意されました。

試験はこれはもうダメだと思っていましたが、なんとか合格することができてよかったです。

ちなみに、次の人に交代したら、今度は全く車は動かず・・・。なんとエンジンをかけ忘れていたようです。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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