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ハンドルの回し方がわからない!そんな人へのアドバイス

2018.4.7

免許を取ろうとしている人や初心者ドライバーの人の中には、ハンドルの回し方がわからないとお困りの方もいるでしょう。

特にバッグで駐車する際などは、タイヤが今どの方向を向いているのか?ハンドルを何回回したのか?と言うのがわからなくなることがありますよね。

ここでは、ハンドルを回す際のポイントをご紹介します。

ハンドルの回し方がわからない人へ、まずは操作の基本をご紹介

車を運転するうえで、ハンドル操作というのは基本となるスキルです。正しい操作方法をしなければ、車本来の持つ力を存分に発揮することが出来ません。

ハンドル操作の方法をきちんと理解している人の場合でも、油断していると思わぬ事故に遭ってしまう可能性だってあるのです。

ここでは、基本のハンドル操作についてご紹介します。

ハンドルは両手で回すもの!

片手運転している方も多いかと思いますが、きちんとハンドルを回すには両手でハンドルを握る必要があるのです。道路の段差や、カーブ、急ブレーキなどによって車が揺れてしまった場合でも、両手でハンドルを握っていれば体制を立て直すことが出来ます。

ハンドルを回す際は、押し上げるように

意識している方も少ないかと思いますが、右に曲がる際は左手で押し上げるように、左に曲がる際には右手で押し上げるようにするのがポイントです。

そうすることで背中はシートに押し付けられるので、体を固定しながら安全に運転することが出来るのです。

ハンドルを回し始める際はゆっくりと

ハンドルを急に切ってしまうと、上手くコントロールが出来なくなります。車の曲がり具合を確認しながら、ゆっくりとハンドルを回すようにしましょう。

ハンドルの回し方がわからない、こんな操作は危険です!

路面に凹凸が段差があった場合、パンクしてしまった場合、事故に遭ってしまった場合などハンドルが取られてしまい、思いがけない方向へ進んでしまうことがあります。そういった場合でも即座に車をコントロールする為には、日頃からきちんとハンドルを握っておく必要があります。

以下、ハンドル操作の悪い例をご紹介します。

片手ハンドル

見晴らしが良く直進が続く道路の場合なんかは、片手運転をすることもあるかもしれません。しかし、ハンドルを回す際には必ず両手で回すようにしてくださいね。

内掛けハンドル

ハンドルを外から握らずに、内側に手を入れて回す内掛けハンドルというものがあります。ハンドルを大きくきる際にも比較的簡単に出来ることから、癖になっている方もいることでしょう。しかし、素早いハンドル操作をすることが出来ないことに加え、万が一事故にあってしまった場合にはハンドルに手が引っかかって大ケガをする可能性もありますので、絶対にやめましょう。

カーブでのハンドルの回し方や減速の仕方がよくわからない!

ハンドルの回し方なんて慣れです!と言ってしまえば確かにそうなのですが、そのコツがわからないから困ってるんですよね。

カーブにおいてハンドルを回し過ぎてしまったり、戻すのが遅かったりする原因というのは、視線が近い事にあると言えるでしょう。車を運転する際は、視線というのがとても重要になってきます。視線の使い方が上手い人は、運転が上手いとも言えるでしょう。

カーブを曲がる際には、カーブが見える限界まで目線で確認をして、カーブに差し掛かった時には視線はカーブの終わりや見える限界の位置に向けて下さい。

そしてカーブを曲がる時にスピードが速いと、車は外に膨らみます。逆に、スピードが遅ければ内側に入るので、ハンドルを切り過ぎてはいけません。その為、カーブを曲がる際にはスピードを一定に保つことが重要になってくるのです。

運転が上手な人というのは曲がっている最中にも外に膨らんでいることに気が付き、そこでアクセルを緩めたりハンドルをもう少し切るようにしたりなど調整しています。

駐車の際タイヤの向きがわからなくなる人は、ハンドルの回し方を意識しよう

駐車場に入れる際ハンドルを何度か切っていたら、どちらの方向に何回きったのかわからなくなってしまった!なんていう経験をしたことがある方も多いでしょう。でも、心配することはありません。正しい方法でハンドル操作をすれば、タイヤがどちらを向いているかも簡単に把握することが出来ますよ!

では、右にハンドルを切る時を例にとってみてみましょう。まず、ハンドルは基本的に一回転半するということを覚えておいてください。

基本ポジションは左手が9時の位置、右手が3時の位置ですので、親指をかけるようにして軽く握ってください。

そしてそのままハンドルを右に切るのですが、左手を押し上げるようにして5時の位置にくるまで回してください。その際、右手は離してOKです。

左手が5時の位置まで行ったら、次は右手を11時の位置に持ってきて右手を引くようにしてハンドルを回します。その際に左手は離していただいて大丈夫です。

そうして右手でハンドルをきっていると、ハンドルが1回転して最初の状態に戻ります。

そこでまた左手を5時の位置まで持ってくるように切ると、6時の位置になった時点でロックがかかってそれ以上はハンドルが回らなくなります。

駐車をする際のハンドルの回し方のポイント

初心者の方や、運転に慣れていない人にとっては、バッグで駐車するのも一苦労なんですよね・・・。停めている最中にどちらにハンドルを切れば良いのかわからなくなってしまい、プチパニックを起こしたことがある方もいるでしょう。

わかっている人からすると「なんでそっちに切るの!?もっと回して!逆、逆!」なんていう感じなんですけどね。

自分がどうやって操作しているのかわからなくなるのは、やたらむやみに動かし過ぎだからなんですよね。だからそれなら、ハンドル操作をもっと簡単にすれば良いと思うんです。

駐車する際はまず、左か右に思いっきり寄ってみてくだだい。そして駐車場の線と平行になるようにして停まります。平行になった時点でハンドルは元の位置に戻し、そしてそのままバッグすればスムーズに駐車出来るはずです。これなら難しくないですよね?

ハンドルを切って真っ直ぐにする、そのまま下がる、以上ですよ。

駐車が苦手という方は、是非試してみてください。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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