ヤマトヌマエビの脱皮は前兆なし?その瞬間は貴重な時間
2018.3.13
様々な熱帯魚との相性の良いヤマトヌマエビ。エビは脱皮を繰り返し成長していきます。
朝起きて水槽を確認すると、すでに脱皮が完了していることもよくある光景。エビの脱皮の前兆には気づきにくいものなので、見ることができたらそれはとてもラッキーな瞬間なのです。
この記事の目次
ヤマトヌマエビの脱皮後は隠れ家を!前兆はある?
エビは脱皮する事で成長していきます。エビの殻はカルシウムでできているため脱皮した後の抜け殻を片付けることはしなくて大丈夫です。
カルシウムの補給としてちゃんとエビが食べて綺麗に処理してくれます。
私もヤマトヌマエビを飼育していますが、未だに脱皮の瞬間を目撃する事は出来ていません。
いつも水槽を見ると透明な抜け殻だけが置き去りにされている状態です。
私はヤマトヌマエビが大好きで、毎日よく観察していますが脱皮の前兆のようなものはないと思います。
いつもと何も変わらない状況の中、いつの間にか脱皮が完了している状態です。
脱皮前になると殻の色が変化したりするとわかりやすいと思いますが、そういったことも見受けられません。
また脱皮後のエビは他の魚に攻撃されたり食べられたリしてしまいやすいので、エビを守るために水草や隠れる場所などを、水槽内にしっかり確保するように飼育していきましょう。
ヤマトヌマエビの脱皮は前兆も気づかぬほどの一瞬の出来事
エビの順調な脱皮は、ほんの一瞬で終わります
その瞬間をヤマトヌマエビを飼育している私もまだ見たことはありません。
どんな感じなのか気になったのでネットに出回っているヤマトヌマエビの脱皮の動画を見てみました。
すると私の想像以上に一瞬の出来事でした。確かに、なかなか見ることはできないかもしれません。
脱皮する時はエビの背中部分に亀裂が入ります。そして一瞬でぴょんっと古い殻から抜け出して終わりです。
エビに詳しい方によると、脱皮前のヤマトヌマエビはすでに内部に新しい殻ができているためいつもより白っぽく見えると言っていました。
また脱皮前はあまり食事をとらないので透明なエビの体内に食べたものがあまりない時はそろそろ脱皮するエビなのかもしれないと待ち構えてみても良いかもしれません。
エビの脱皮は本当に一瞬の出来事です。その瞬間を見れたあなたは本当にラッキーですよ。
ヤマトヌマエビが白っぽい!脱皮の前兆?
エビは食べたものや環境などによって体の色が変わるものです。
特にヤマトヌマエビやミナミヌマエビは元が透明に近い体なので色が変わるのが見た目でもわかりやすいです。
私はアクアリウムでミナミヌマエビを飼育していますが、いつもウィローモスにくっついているエビは体がグリーンになっており、流木の隙間がお気に入りの子は不思議と体が茶色いです。
また、熱帯魚のエサを食べた後はエサの影響なのか少し赤っぽくなり、体の色は良く変わります。
そんなミナミヌマエビに比べると、体の大きいヤマトヌマエビはそこまで体色が変化する事もないようですが、可能性としては充分い考えられます。
また脱皮前のエビは多少白っぽくなっています。
ミナミヌマエビの場合は寿命が1年、うちの子は2年近く生きていますが、ヤマトヌマエビはもう少し寿命が長いです。
良い環境を保っている飼い主さんの中に寿命9年にもなるヤマトヌマエビもいるとか。ぜひ記録更新して欲しいものですね。
ヤマトヌマエビについて
ヤマトヌマエビが好まれる理由は、見ていて動きが楽しくて可愛らしい理由の他に水槽内の掃除係として水槽メンバーに抜擢されることが多いです。
飼っている人ならわかると思いますが、一生懸命手を使ってコケやら藻を掴んでお口に運んでいますよね。
ヤマトヌマエビは雑食ですし、特別エサを用意しなくても勝手に苔や熱帯魚の食べ残しなどを食べてくれるのでお世話もとっても楽です。
ヤマトヌマエビにエサを過剰に与えてしまうと、お腹いっぱいでコケなどを食べなくなってしまいます。そうなってしまうと本末転倒になってしまいますよね。
他の熱帯魚と混泳させていないのであれば一週間に一度くらいソーセージやちくわなどをあげても良いですね。
量はほんの少しで充分です。食べ残しをそのままにしておくと水質が悪くなりますからある程度食べて残ったものは取り出すようにしてください。
ヤマトヌマエビの性格は?
見ている限り、性格は穏やかなように感じます。時々同じ仲間のヤマトヌマエビを突いていることはありますが追い回したリ、他の熱帯魚にちょっかいを掛けたりもしていません。
ですが中には食いしん坊のヤマトヌマエビが自分の体よりも小さいものなら食べてしまう事もあります。
うちではヤマトよりも小さいミナミヌマエビが食べられてしまったことがあります。
また死んでしまったグッピーも彼らが食べて跡形もなくなったことがあります。
自分たちから襲う事はほぼないけれど美味しいお肉は大好きなので、食べられるものは食べるという傾向にあるのかもしれません。
元気なお魚は襲いませんが、元気がなく弱っているお魚は別のところへ移した方が安心かもしれませんね。
とはいえ、エビたちは何時間見ていても飽きないのが良いところです。
一生懸命手で食べモノを掴み食べている様子は、つい見入ってしまう光景です。
- 雑学・教養