車の燃料タンクの修理代や燃料タンクの故障の原因
2018.4.15
車の燃料タンクの修理にはいったいどのくらい費用がかかるのでしょうか?燃料タンクは修理ではなくほとんど交換となる?
車の燃料タンクが故障してしまう原因やガソリンが漏れているときの対処方法を紹介します。燃料タンク以外が故障している場合も・・・。
燃料タンクの修理に保険が適用となる場合とは?気になる燃料タンクの修理について紹介します。
この記事の目次
車の燃料タンクの修理の費用はどのくらいかかる?
車の燃料タンクの修理が必要になった時には、おおよそどのくらいの金額がかかるものなのでしょうか?
また、燃料タンクの修理が必要になるのは、どんな時なのでしょうか?
考えられる原因には、走行中に下回りをぶつけてしまい燃料タンクに穴が空いてしまった時には安全性を考えて、修理というより交換が必要となります。
またその他には、錆でタンクに穴が開いたり、燃料ポンプ内のフィルターが鉄粉で目詰まりを起こしてしまうような状況の時には、交換が必要となります。
車の燃料タンクの修理金額は?
- 国産車の場合・・・おおよそ2万5千円円~5万円円前後が目安
- 交換工賃・・・1万円円~3万円前後が目安
これらを合計すると、役4万円~10万円くらいの金額がおおよその目安となります。
交換をする時には、きちんと専門の修理工場やディーラーに依頼する方が安全で安心です。また事前に見積もりを何社かとっておくことをおすすめします。
車の燃料タンクの修理は必要?故障の原因は?
ある日、高速道路を使って出かけたところ、突然アクセルを踏んでもズルズルと減速していき、いきなりエンストをしてしまいました。
なんとか路肩に止めることができ、JAFに来てもらったところ燃料ポンプの故障が原因と言われました。
燃料ポンプが故障すると、ガソリンがエンジンに送られなくなり車が動かなくなります。その前兆としてエンジンのかかりが悪くなり、走行中にエンストし異音や振動を感じることもあるようです。
また、エンジンをかけようとするとかからないけど時間をおくとかかる。
かかって良かった~と安心するのではなく、この時にはすでに故障していると考えなければなりません。
なので、やはり定期点検のお知らせが来た時には必ず点検することが、重要だと思いました。完全にエンジンがかからなくなってしまった時には、すでに遅しなのです。
車の燃料タンクの故障?修理しなくてはいけない場所とは?
お客さんから車検で車を預かった時に、ガソリンを満タンに入れてもメーターが満タンの表示にならない・ガソリンが半分くらいあるのに、ガス欠になったので、併せて見てもらいたいと言われました。
なので、まず考えれる原因をあげてみました。
燃料メーター本体、燃料ゲージユニット、配線などが考えられることから、真っ先に点検するのは燃料ゲージユニットと思いました。
さまざまな点検を施し、故障原因を診断しとりあえず燃料ゲージユニットを外してみると、燃料タンクの中が錆びだらけでした・・・。
通常フロートを点検した際に、浮力だけで動くはずのユニットが手で動かしても渋くて動きにくかったのは、この錆びが大きな原因でした。
なので、燃料ゲージユニットを交換し、燃料タンクをきれいに洗いました。
幸いなことにタンクの内部には錆びがなかったので、洗浄して再利用することができました。
車の燃料タンクの修理が必要なときはすぐにエンジン停止!
車を走行中に、なんだかガソリン臭がする?と感じた場合には、安全を確保できる場所に車をすぐに停止させることが先決です。
エンジンを切り、停車させたら、まずは周囲の安全を確認し車外に出てロードサービスやディーラーに連絡を取りましょう。
車を降りる際に静電気が発生すると、それに引火して発火する可能性がありますので注意するようにしてください。
ガソリン臭がする原因には以下のことが考えられます。
- ガソリンタンクの錆が原因で破損している可能性
- 落下物を踏んだり、車体の底を打った可能性
- 衝突事故や接触事故による損傷
なのでこういった原因に当てはまる時には、自己判断をし大丈夫だと思うのではなく、すぐに専門家に見てもらうことをおすすめします。
車の燃料タンクに穴が!保険はきくの?
車の燃料タンクに穴が開いてしまいディーラーに見積もりを出したところ、金額が約12万くらいかかると言われました。
車両保険で適応できるか保険屋さんに確認したところ、保険が適用になると言われました。しかしディーラーの見積もり金額を伝えたところ、ディーラーの見積もり金額が高いと言われ再度金額を確認するように言われました。
保険屋さんで適応になる金額は7万円前後とのことでした。
保険は適応されることがわかりましたが、ディーラーとこんなに金額の差があるなんてことは、どうなのでしょうか?
乗っている車種にもよりますが、この場合はどんな状況でこの金額になっているのかをディーラーにきちんと確認しておかなければならないのが、大きなポイントとなります。
特に構造上の欠陥や製造上のミスとかがなければ、リフトアップして燃料タンクを交換するだけなので、見積もり金額のどこに費用が一番多くかかってきているのかをしっかり確認するようにしましょう。
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