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小学校のPTAの広報委員は大変?その仕事内容や流れとは!

2018.1.10

小学校のPTAの委員は出来るだけ引き受けたくないと思う保護者の方は大半かと思います・・・なかでも広報委員は大変な仕事だと耳にすることはありませんか?

その仕事にはどんな大変なことがあるのでしょうか?しかし一度やり遂げると楽しいと感じることもあるようですよ。

ここでは小学校でのPTAの広報委員の仕事内容などについて調べまとめてみました。
是非参考にしてみてください。

小学校でのPTAの広報委員の仕事内容や流れについてご紹介します。

前年度からの引継ぎや学校、印刷会社への挨拶など、忙しい時期です。

早めにメンバーの状況を知り、仕事を分担したいところです。

入学式や新しい先生などの撮影は、先生たちへのご挨拶の場でもあると同時に、カメラの練習や広報誌作り講習会参加など、助走期間でもあります。

夏前に運動会がある場合は、それに向けて早めの準備が必要です。

委員たちが少しほっとできる期間でしょう。

夏休み前後に、水泳大会や部活の大会の撮影がありますが、それを除けば比較的余裕があります。

夏前に運動会が済んでいる場合は第3号の企画記事の力の入れどころです。

秋は、PTA行事やイベントが多いため、非常に忙しい時期です。協力してくれるほかの委員との連携も必要です。


冬は、委員の人員確保が大変な時期です。
病気が流行る時期でもあり、翌年度のPTA役員選出のお手伝いの仕事も出てきます。

年末ぐらいから、引継書の作成、保存データの整備、PTA総会資料作成、会計のまとめがあります。
最終号の作業と重なるので、かなり体力がかかります。

年が明けたら、次年度への引き継ぎもあります。
引継書を作って渡すだけでなく、行事取材や編集会議を見学してもらうと、次の人もイメージがわきます。

小学校のPTAでの広報委員での広報紙の記事の企画や計画について

広報紙を作成するポイントは、私たち広報委員が「読みたい」、「興味がある」という企画を考えることです。

実際に私たちが企画の立案でやったことは、委員一人一人に今困っていることや気になっていることなどを言ってもらい、その中から特集になりそうなものを考えたり、他の学校の広報紙を参考に企画を考えたりしました。

うちの学校の広報紙は年3回+号外1回の発行を行っていたので、下記のような特集を組みました。

4月(号外):職員紹介(これは皆さん気になりますよね)
7月(1号):各学年の担任の先生おすすめの本の紹介
12月(2号):運動会の振り返り、学区の防犯マップ
(保護者の口コミや管轄の警察への取材など)

3月(3号):6年生の卒業特集(将来の夢アンケートなど)

ページや時間の都合でできなかった企画も他にもたくさんあります。

小学校のptaでの広報委員を引きうけたら得意分野を生かそう

PTAの広報委員に立候補する人は、誌面作りに関する何らかの得意分野を持っている人が多いです。
自己紹介の際には、それを伝えると後々仕事がしやすくなるので、オススメです。

たとえば、

  • 私はカメラが趣味です
  • イラストを描くのが得意です
  • 以前、出版社で編集の仕事をしていました
  • パソコンなら、ひと通りのことはできます
    など。

最初に得意なことを伝えておけば役割分担も決めやすいですし、委員の仕事もスムーズに進みます。
チームワークを良くするきっかけにもなります。

また、保護者の方のなかには、以前も広報委員をやっていたという経験者がいる場合も多いですよね。

一度でも広報委員を務めた経験がある人からのアドバイスは、必ず役に立ちます。

このほか、仕事などの都合で活動に参加できない可能性のある方は、あらかじめ伝えておきましょう。

PTAでの広報誌を作るならこんなテーマがオススメです!

社会的にタイムリーな話題を取り上げる

日々のニュースの中に、学校関連の事件や事故があります。
正直取り上げても良いのか悩みますが、子供が安心して学校に通学できる内容のものは、保護者が知りたい一番の情報でもあります。

広報誌を発行するタイミングは学校によって違いますが、その時に世間で注目を集めているテーマの特集を組むと、保護者の関心を引き付けるでしょう。

またスマホやインターネット・SNSの活用方法など、児童を取り巻く生活環境も徐々に変化しています。

それらと子供はどう付き合うべきかといったテーマも、保護者の関心が高いテーマだと言えます。

教育に関する普遍的な話題を取り上げる

教育にまつわる普遍的な話題を取り上げることも大事です。

お小遣いやゲームとの付き合い方、進路、命の問題などは、時代に関係なく常に保護者に興味を持たれるテーマです。

ただし、普遍的である程度大きなテーマを扱う場合は、委員自身もしっかり勉強する必要があるため、編集作業以外の負担も大きくなるということを覚えておいてください。

PTA役員の中でも大変と言われる広報委員、でもこんな方法で楽に!

PTAの中でも特に仕事が大変だと言われる広報委員会。

毎年なり手が決まらず、じゃんけんやくじで当たってしまって仕方なくやっているという方も多いかもしれませんね。

インターネットの検索ワードに、「PTA 広報委員 大変」と入力してみてください。
たくさんの記事が出てきます。

広報委員が大変だと言われる理由

それは、集まる頻度の高さにありそうです。

PTA広報誌を発行するためには、

  • 記事の企画を考えるために集まる
  • 掲載する写真を選ぶために集まる
  • 原稿チェックのために集まる
  • 業者の作った誌面をチェック(校正)するために集まる
  • 配布の準備をするために集まる

ざっと挙げただけでも5回。

これを年に3~4回やるというのは本当に大変です。

そんな広報委員会でも、インターネットを上手に利用することで集まる回数を減らすことが可能です。

例えば、広報委員の共有フォルダを作ってそこにアクセスをすれば、写真選びも、原稿の作成・チェックも、わざわざ日程を合わせて集まらずにできるんです。

実際に試した小学校では、初めに記事の内容を決めるために集まっただけで、あとは自宅でそれぞれ作業をしただけで広報誌ができたという例もあります。

ネットを上手に使えばいつでもどこでも好きな時に、自分のスマホやパソコンから作業を進めることができますし、業者とのデータのやり取りも、とても楽になります。

 

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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