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中学受験の過去問の点数取れないのはなぜ?慣れることが大切!

2018.1.17

中学受験の前に過去問の点数が取れないと、子供も親も焦ってしまいますよね。

しかし、例え合否判定がA判定だとしても、ほとんどの受験生が過去問の点数は取れないことが多いようです。

では、どうして過去問の点数が取れないのでしょうか?

そこで、中学受験の過去問の点数取れない理由と、過去問をやることの意義についてご紹介致します。

点数取れない?それでも中学受験で過去問をやること

中学受験の志望校に合格確実な点数を取れているなら、あせって過去問をやる必要はないように思います。
でも、第一志望校がB判定以下なら、過去問は必ずやるべきだと考えます。
過去問には実力をアップさせる可能性があるからです。

過去問を勉強する時には、必ず合格点が取れるようになるまで問題を解くようにしましょう。
過去問を解いて、毎回合格点に達することができるようになれば、中学受験に合格することも見えてくるのではないのでしょうか?

受験の時に、テストに向かって自分の実力を100%出し切ることができなければ、いくら合格圏内の志望校だと言われていても合格は無理でしょう。

例えば、300点取れば、合格できる学校だったとします。
自分は400点持っているので、余裕だと思っていたのに、いざ本番で7割の力しか発揮できなかったとします。

そうすれば、280点しかとることができません。解答できた7割すべて正解だったとしても、合格点に達することはできません。

こういったことにならないように、過去問をひたすら解くことは、中学受験に置いて重要なことだと言えるでしょう。

子供が中学受験の過去問の点数取れないのはどうして?

中学受験の志望校の合格圏内なのに、その学校の過去問を解くと点数が取れずに不合格なら、親としては心配ですよね?
そんな時、親が焦れば子供も不安になります。

まずは「入試年度によって、問題の難易度が異なる」と言ってあげましょう。
そして、「難易度が高い年度もあるとわかってよかったね」と言いましょう。

問題の出題傾向は同じであっても、問題を作る出題者が同じとは限りません。

できるだけ多くの「想定の範囲外」を見つけ出すことも中学受験には必要な事となってきます。

そのためには、できるだけさかのぼり、志望校の過去問を解くことが重要になってくるのです。

合否判定がA判定なのに中学受験過去問で点数取れない理由

模試の判定では、合格圏内だけど、過去問で点数をとることができないのはよくあることです。

模試を受けても判定はよく、不安材料は全くなかったのに、実際の入試問題を解くことができなかったということも、よくあることなのです。

こういう話を聞くと「模試の合否判定っていったい…」と感じますよね?

どうしてこういったことが起こるのでしょうか?

まず考えられることは、模試の問題レベルは低いことが多いということです。
模試は、色々な学力レベルの受験生が一斉に受けますから、簡単な問題から、難しい問題まで混ざったテストとなっていることが多いのです。

わかりやすく言うと、基本問題・応用問題・発展問題によって、テストが構成されているのです。

ですが、実際の入試は、受験する学校のレベルによって問題が作られていますから、テスト全体が難しく、難解であるのです。

また、どの配点が大きいのかも学校によって異なります。

そういったことを攻略するには「模試の判定」だけで受験対策するのは難しくなります。
模試判定はよくても、受験校の過去問で点数をとることができないのなら、危機感を持ち、受験校の出題傾向をしっかりと分析する必要があります。

また、自分の弱点を知るよい機会ですから、しっかりと勉強方法を見直してください。

中学受験の過去問をするのは入試演習のため

やってますか?プレ入試。

入試が行われる時間通りに過去問を使って「プレ受験」をしてみましょう。

今までどんなに勉強をしてきても、実力を発揮できなければ点数をとることはできません。

また、人生経験の浅い子供に、実際の試験会場の雰囲気にのまれてはいけないよなんて、口で説明したとしても理解はできません。

受験志望校の過去問を使って、プレ入試を行ってあげてください。

今まで勉強したことのない場所を提供してあげられればいいのですが、難しいですよね?
ですから、家を出る時間にちゃんと家を出てきてもかまいませんから、受験当日の予行演習を行ってください。

受験に使う筆記用具や、洋服も同じものにしてくださいね。
始める前には、カバンから筆箱を出すんですよ。

それから、1限ずつ、志望校の過去問を解いていきましょう。

このプレ試験で、合格点をとることができれば、誰からの励ましの言葉よりも勇気をもらうことができますし、自信につながることは間違いありません。

中学受験の過去問に慣れることが大切!

中学受験において、過去問をあまり重視しない人もいますが、受験の対策は一つでも多くとっておいた方がいいと思っています。

実際に過去問を解くと、自分の弱点があぶり出されます。

ですから、過去問を解くことは中学受験の対策において、疎かにしてはいけないと私は考えています。

やるべき事をすべて行って不合格なら仕方ありませんが、やればよかったということを残したまま不合格になるのは、絶対に避けたいところです。

子供が頑張っているのですから、親もできる限りのことは頑張りましょう!

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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