コツコツ重ねる知識のアーカイブ

コツコツ重ねる知識のアーカイブ│チェスナッツロード

親との同居で発生する生活費問題!いくらにすべきか教えます

2018.1.20

結婚して夫の親と同居することになる人もいるでしょう。そんな時にネックになるのが「生活費」に関する問題なのではないでしょうか?

生活費はいくらくらい支払うのがベストなのでしょうか?平均の金額はどのくらいなのでしょうか?

親と同居する場合の生活費はいくらが妥当なのか・・・、その基準やみんなの意見を聞いてみました。

親と同居する場合の生活費はいくら必要?メリットはある?

バス・キッチン・トイレ・玄関・居間などは一緒で、寝室は別々と言う「完全同居」のスタイルなら、生活費をどの位出し合うのかを、しっかりと話し合わなければなりません。

例えば、同居と言っても、バス・キッチン・トイレ・玄関・居間が完全に独立している「二世帯住宅」であれば、生活費を負担し合うような生活にはならないでしょう。

ですが、いわゆる「完全同居」なら、食費・水道光熱費・税金・住宅費などの負担をお互いにどの位するのかを決めなければなりません。

住んでいる地域や、子供の数にもよりますが、一般的な「親との同居」で、親が主導権を握っている形なら、親に対して5万円~9万円ほど渡しているようです。

「同居は大変」というイメージがありますが、家賃や食費、水道光熱費が合わせて、5万円~9万円程度で納まるのなら、金銭的には同居のメリットは大きいですよね?

義実家で同居するとなった場合の生活費・・・みんなはいくら払ってる?

お金を一円も入れていないという家庭もあれば、生活費の負担はほとんど自分たちだという人もいます。

どのような事情で一緒に住んでいるかにより、生活費の負担をどのようにするのかはその生活スタイルによって、様々です。

例えば、農家や自営業など、自分たちで事業をしているご家庭では、お給料はお小遣い程度で、生活費は一円も入れていないという場合もあるようですし、親世帯が無年金であったり無収入であれば、いわゆる「自分たちが面倒をみる」と言うスタイルで同居されている方もいらっしゃるでしょう。

同居の数だけ、同居する事情があるようです。

親と同居の場合の生活費・・・いくらにするかはきちんと話し合おう

住宅ローンなしの、親の持家で同居する場合

この同居の場合、住宅費がかからないということが最大のメリットと言えます。
また、住宅ローンがない親と言うことは、年金で暮らしている方が多いのではないのでしょうか?

この場合、親を自分の扶養に入れられるというメリットを得られるかもしれません。
住宅費がかからない上に、節税もできれば、将来に向けての蓄えを急ピッチで増やすことが可能かもしれません。

自分たちの家で、親と一緒に同居する場合

この場合、まだ住宅ローンの支払い中というご家庭が多いでしょう。
世帯主は自分たちなのですから、両親からしっかりと家賃をいただきましょう。
また、生活費の負担についてもしっかりと話し合わなければなりません。
親はいつまでたっても親であることに変わりはありませんが、いつかは親と子の立場が逆転する時が来るのです。

ですから、自分たちが主導権を握る生活スタイルを維持するためにも、同居する前にそういったことも合わせて話し合いましょう。
親が自分たちの家に来るということは、親の年金や収入だけでは生活できないからと言う理由が多いと思われます。
ですが、すべて養うというのは負担が大きすぎます。
親には、住むところを確保してあげているのですから、それだけでも親孝行です。
ですが、親孝行という気持ちだけでは、生活を成り立たせることはできません。
親が出せる範囲で、しっかりと生活費をもらうようにしましょう。

親と同居する場合はお金のトラブルに注意!

金額の多い、少ないが、気持ちの問題にもつながります。

客観的にみると、生活費や家事労働の負担は5分5分だとしても「こっちばっかり」という気持ちが出てしまうと、トラブルになってしまうことが多くなるようです。

同居を始める時に、生活費の負担額や家事労働の分担などを決めたとしても、いざ生活すると予定通りに物事が進まないということはよくあります。

決めたとおりに進めることは大前提ですが、想像と実生活にズレが生じた場合には、調整するために話し合うことが重要です。

大切なのは、大きな方向転換ではなく、日々の微調整です。

二世帯住宅での同居なら生活費も節約できる?

2世帯住宅で親と同居する最大のメリットは「お金」のことではないのでしょうか?

水道の基本料、電気・ガスの基本料、電話やネット回線の基本料など、ライフラインの基本料をシェアすることでかなりお得になります。

また、親は年金生活、子供たちは、子育て世代の家庭なら、子供を親へ預けることによって保育料の負担はかなり減るのではないのでしょうか?

また、子供が病気になった時にも対応してもらえるし、親の調子が悪い時などには、自分たちが親の力になって上げやすいというメリットもありますよね?

他には、自分たちで家を建てたいけれど、賃貸暮らしをしているとなかなかお金を貯めることができません。

ですから、自分たちが家を建てるための資金を貯めるため、一時的に親と同居するという選択をする方もいらっしゃいます。

期間限定の同居なら、トラブルを抱えにくいのではないのでしょうか?

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

チェスナッツロードは「気になる」「調べる」「まとめる」を毎日コツコツ記事にしています。コツコツ積み重ねた情報が誰かの役に立てれば嬉しいです。

WEB SITE : https://chestnuts-road.com

 - 生活・暮らし