猫の寒さ対策。経済的なペットボトル湯たんぽのススメ
2018.1.21
猫は寒がり。気温が低くなると丸くなったり、暖を求めてあちこち放浪していたりしませんか?
そんなときはお財布にも優しいペットボトル湯たんぽであったか寝床を作ってあげましょう。
ペットボトルの選び方、湯たんぽを使うときの注意点などをまとめました。市販の湯たんぽもいいですが、人間と同じく低温火傷には気を付けて!
この記事の目次
ペットボトルを猫用の湯たんぽにする方法
猫は寒がりな生き物なので、寒い季節にはストーブの前やこたつの中、天井に近い場所の茶だんすの上などで暖をとっている姿を目にすることありますよね。
そんな愛くるしい猫ちゃんに湯たんぽを!と考えた時にはペットボトルがおすすめですよ!
ここでは猫用湯たんぽをペットボトルでつくる際のポイントをご紹介していこうと思います。
用意するもの
- 耐熱仕様で売られている、温かい飲み物用のペットボトル
- 猫が好きそうなモコモコ素材の厚い靴下
- 50℃~60℃のお湯
注意点としては、簡単に潰せる薄いペットボトルやコカコーラや炭酸水などのペットボトルは固いですが、耐熱ではありせんので使用するのは危険です。
猫にペットボトル湯たんぽが向いている理由と注意点
留守をする時には火事の危険性があるので、ストーブやこたつなどは消して出かけますよね。
そんな時に猫は寒い家の中で大丈夫?と心配する飼い主さんもいるかと思います。
そんな時に役立つのが、湯たんぽなのです。
温かいお湯を入れると、数時間は寒さをしのぐことができ、可愛い猫を守ってくれます。
しかしこの時、注意しなければならない点があり、実は人間より猫の方が低温やけどをしやすいと言われているのです。
猫は体がふさふさとした毛で覆われていますが、冬は寒さから身を守り体温維持するために厚い冬毛に生え変わっているので、熱いお湯を入れてしまうと低温やけどをする可能性があるのです。
なのでお湯の温度は必ず、50℃~60℃のお湯にするようにしてください。
また老猫は体が弱っていることもあり、健康で元気な猫と比べると低温やけどの危険性が高まるので注意が必要です。
猫の寒さ対策には低温のペットボトル湯たんぽがオススメ
猫は寒さに敏感で、家の中でも暖かい場所を好みます。
人間も寒い時には猫を湯たんぽ代わりにすることがありますが、人間だけが温かい思いをするのではなく、猫の寒さ対策にはどんなものがあるのかご紹介します。
猫の寒さもケアするために、防寒グッズにはどんなものがあるの?
- ペットボトルを湯たんぽにしタオルや靴下でくるむ
- レンジでチンするだけのペット用の湯たんぽ
- 猫用のヒータ
- 要らなくなった毛布で猫用のブランケットにする
こういった寒さ対策をしてあげると、外出時も安心して出かけることができ、暖房をつけっぱなしにすることによる病気のリスクも回避することができます。
高齢猫にも使ってあげたい優しいぬくもりの湯たんぽ
猫が快適に心地よく過ごせる室温は、何度が最適なのだろう?と調べてみたところ、い猫で20℃、高齢猫では23度と言われています。
実は背中よりもお腹を温めてあげるのが、寒さ対策としては効果的と言われているようです。毛がふさふさしてますが、猫をシャンプーすると、なんだか弱々しく感じることがありますよね。以外と皮膚も薄いと感じることがあります。なので、お腹を温めることは納得できます。
寒さが苦手な猫は、温かく心地良い場所を見つけては暖を取ります。
しかし外出中にストーブやこたつやつけっぱなしで出かける事はできませんので、湯たんぽなどで寒さ対策をしてあげることが良いかと思います。
そうすれば火事の心配をしなくてもすみますし、猫も数時間であれば寒さをしのぐことができます。
高齢猫は若い頃と比べると、寒さに弱くなっていますから、普段からも特に湯たんぽがあると、心地よく過ごすことができるでしょう。
猫も人間も低温火傷には注意が必要です
人間が湯たんぽを使用する際には、熱いお湯を入れてしまうことがあります。
しかし気をつけないと低温火傷です。
もちろん猫は熱いお湯は危険ですので、人間と同様低温火傷には注意が必要です。
使う湯たんぽの特徴を確かめ、お湯の適切量を守り、お湯はたくさん入れすぎないように注意しましょう。
この時お湯の量を守らないと、気圧変化で湯たんぽが変形し蓋が開いたりしてしまうなんてこともあり、本当に危険です。
安全のために、しっかり使用注意を守り、入れすぎや温度には十分気をつけましょう。
低温やけどは44度が目安となっており、3、4時間触れることで火傷をしてしまうのです。
湯たんぽをカバーに入れたあと、触ってみて熱すぎると感じたら、カバーを二重にする、毛布などでくるむなど湯たんぽを猫が直接触れないようにする工夫が必要です。
こうした最低限の注意事項を守り、猫が火傷をしないように注意を払うことで、猫も安心した快適な生活を送ることができるのではないでしょうか。
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