幼稚園の年中でありがちな友達とのトラブルと解決方法
2018.1.29
幼稚園の年少の頃はまだまだ自分のことだけで精一杯ですが、年中にもなると友達との関りが増えるため、トラブルになるケースも多くなります。
幼稚園の年中くらいになると、友達同士のトラブルが発生してくる!?友達に手出しをしてしまった場合の声掛けは?
友達ができないと悩む子へ、親としてできることなども併せてご紹介します。
この記事の目次
幼稚園の年中くらいになると友達同士のトラブルが発生してくる!?
幼稚園の年中くらいになると、体も安定してきてバランス感覚なども増すため、いろいろな動作ができるようになりますよね。
自分で自分の身の回りのこともできるようになってきます。
そして、コミュニケーションの能力も発達する時期です。
しっかりとした会話もできるようになり、幼稚園での出来事なども話せるようになります。
特に、女の子は男の子よりもおしゃべりが上手になる傾向があります。
年中くらいになると、社会性も少しずつ身に付けられるようになるため、ルールを決めて遊ぶことや相手に合わせることができるようにもなります。
しかし、それと同時に自己主張も強くなるため、友達同士のトラブルも起きるようになっていくのです。
男の子の場合は、単純なおもちゃの取り合いのようなトラブルが多いのですが、女の子の場合はちょっと複雑であり、何らかの理由で特定の子を仲間外れにするようなこともあるのです。
そんなときは、どうしてそのようなことが起きているのか理由を聞き、解決するためにはどうするかを一緒に考えてあげましょう。
幼稚園年中の子供が友達に手出しをしてしまった場合の声掛けは?
子供が友達に手出しをしてしまったときは、どうしたらいいのでしょうか?
これは、もちろん叩くことが悪いことだということをきちんと教えなくてはいけません。
子供はそのとき、感情に任せて手を出しています。
しかし、そのため叩くことによってどんな結果が起きるのかは想像もできていません。
もしも、子供が友達を手を出してしまったときは、一番最悪の状況を想定して、それを具体的に説明してあげましょう。
もちろん、少し大げさなくらいでもいいでしょう。
小さな子供でも、友達に手を出す理由はあるでしょう。
しかし、その原因を探るよりも、まずはどんな理由であろうと、友達に手を出すことはいけないことということを説明する必要があります。
ただし、きちんとわかりやすく、短く叱るようにしましょうね。
女子は幼稚園の年中よりも、年長に上がる時に友達とトラブルになりやすい
女の子の幼稚園でのトラブルは、難しいものがあります。
例えば、友達を独占するようなトラブルです。
クラスで仲の良い子から、休み時間も、トイレに行くのも、その子と一緒じゃなきゃいけないなどと制限されるようなこともあるそうです。
しかし、年長になってクラス替えがあっても、休み時間の度にその子のクラスに通い続ける子がいたそうです。
そのため、新しいクラスに友達ができないと、その女の子は泣き出してしまったとか・・・。
そんな複雑なトラブルって女の子には、大きくなってもあったりしますよね。
まずは、自分の気持ちをその友達にきちんと伝えるように教えたそうです。
自分の気持ちをきちんと言葉にしないと、相手には伝わらないということを学ぶいい機会にもなったことでしょう。
女子って、なかなか面倒なのですが、そうしてはやくに成長していくのかもしれませんね。
幼稚園でうまく友達と遊べない、親としてできることは?
幼稚園の子供でさえも、よくトラブルを起こしてしまう子っていますよね。
友達とうまく遊べない子には、どのように教えたらいいのでしょうか?
トラブルをよく起こしてしまうような子は、自分の気持ちを相手に上手に伝えられなかったりします。
また、逆に相手の気持ちを気づいてあげられなっかたりするために、上手に友達と遊ぶことができず、トラブルになってしまうのです。
そんなお子さんの場合は、親が関りながらお互いの気持ちをなるべく言葉にして伝えるなどサポートしてあげることが大事です。
年少さんくらいであれば、まだまだコミュニケーション能力が育っていない年齢なので、できるだけ見守ってあげましょう。
年長くらいになれば、友達と一緒に遊べる楽しさを感じられるように、例えケンカをしても仲直りできるようにそっと背中を押してあげましょう。
年長さんになると、ケンカの内容も少し複雑になっていきます。
大人があまり関わらずに、子供同士で解決できるように見守ってあげることも大切です。
幼稚園で友達ができない子に試して欲しいこととは?
幼稚園でなかなか友達ができない子には、何か得意なことを見つけてあげるといいでしょう。
引っ込み思案な性格が心配なのであれば、いろいろな場面で挑戦する機会を作ってあげるようにしましょう。
例えば、ダンスや水泳、そろばんなど。
挑戦するということはどういうことなのかを教えてあげながら、サポートをしてあげましょう。
そして、子供が頑張ってみたことをたくさん褒めてあげてください。
挑戦と失敗を繰り返していけば、自信がついていきますよ。
もしかしたら、子供が熱中できる何かが見つかるかもしれません。
また、幼稚園以外の場所でもたくさんの人と関わる機会を作ってあげましょう。
特定の場所にこだわる必要はありません。
成長や環境の変化とともに友達は移り変わっていくものです。
積極的に連れ出すことによって、きっとコミュニケーション能力も高まっていくことでしょう。
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