陸上練習メニューはどうする?小学校の場合のポイント
2018.1.29
小学校のうちは、陸上の練習メニューはどのようなものが良いのでしょうか?
あまりストイックにやらせ過ぎてしまうと、陸上自体が嫌いになってしまう可能性も・・・。ある程度楽しませてあげることも大切です。
小学校でおすすめの、陸上練習メニューをご紹介します。
この記事の目次
小学校の陸上練習メニュー、足が速くなる為にまずするべきこと
小学生で足が速くなる為にはどんなことに気をつけて練習すれば、速く走ることができるのでしょうか?
小学生が陸上で足が速く走れる方法について
まず足を速くするためには、綺麗なフォームを身につけることが大切なポイントと言われています。
陸上選手の走るフォームを見ると、とても綺麗なフォームで走っていますので、納得できますよね。
綺麗なフォームを身につけることができると、体に無駄な力を入れなくても、前にどんどん進めるようになると言われています。
フォームが悪いと、体に無駄な力が入り力が逃げてしまうことから、前に進む力を伝えることができないのです。
もし小学生で足が速くなる陸上練習メニューを考えるのであれば、まずその子のフォームを確認しましょう。
足が速くないのであれば、フォームに問題があります。しっかり修正できるように取り組んでいきましょう。
走る前や走っている最中に以下の事に意識すると力が抜けやすくなります。
呼吸を整え、地面をはじくように跳ね、卵を握るイメージで手に力を入れず、肩を上げて力を入れて肩を下げることのポイントをしっかりとできれば、走っている最中に意識することで力が抜けやすくなるので、試してみてください。
小学校の陸上練習メニュー、長距離の場合のポイントは?
小学生の持久走の練習をさせる場合には、大人とトレーニングするとついつい速く走らせてしまいたくなりますが、実はこれはNGとされています。
その理由は小学生には負担が大きく発達に支障が生じたりするリスクもあり、ケガをしてしまう可能性もあるのです。
なので中学生くらいになるまでは無理をしない無理をしないことが大きなポイントになります。
小学生の時には、外で思いっきり走らせてあげ、その中でたくさん体を動かすことが自然と持久走につながる体力づくりになるのです。
特にその中でも、サッカーやバスケットボールなどのスポーツは良いでしょう。
その他にも、縄跳びも体力アップにおすすめとされていますので、対策はそれくらいで十分かと思います。
保護者のかたと一緒にジョギングをするのであれば、子どものペースに合わせてあげることが1番です。
大人のペースに合わせてしまうと走ることは苦しいことだとインプットされてしまいます。
なので会話を楽しめるくらいのペースを保ち、無理をせずに子どもが心地よさを感じる程度のジョギングを心がけるようにしましょう。
小学校の陸上練習メニューは、楽しんでもらうことも大切
小学生の陸上練習メニューに有効なトレーニングはあるのか?とある有名な先生にこんな質問をしたところ、いろんな遊びの中で学んでいくものではないかと言う返答を頂きました。
その先生が子供の頃は、鬼ごっこや木登りなど遊びメニューこそ最高のメニューで、小学生のうちからアスリートにはなって欲しくないと言うことでした。
遊びの中から、敏捷性や瞬発力や調整力を養うことが将来アスリートを目指す為の方法なのだと言うこともおっしゃってました。
指導をするにあたり一番してはいけない教え方は、自分の知識・理屈を披露する場にしていることや、短期間で結果を求めること、精神的にも身体も追い込みまくることなどは、楽しさと競技力も比例してしまう。
なので子供には子供らしく、楽しく、長期的視野にたって指導を進めていく事が最も重要と思うのだと教えてくれました。
小学校陸上の短距離走では、こんなことも教えてあげよう
小学校陸上の短距離走を見ていると、足の速い子は最後までは走り抜いている子が多いと感じます。
足がどんなに早くても最後まで走り抜けず、最後の最後で抜かれてしまう子も目にします。
実は短距離走で一番重要なのが、最後まで手を抜かずスタートからゴールまで同じように本気で走りぬくことが重要なポイントなのです。
世界レベルの選手であっても最後の10メートルくらいのところは、無意識に手を緩めてしまうということがあると言われていることもあるようです。
そんな人の特徴にはメンタル面で弱さがあることも考えられます。
特に試合などでも、急に弱気になってしまい、いつもの力が出せずに練習中もやる気を出せない人は、メンタル面が弱いことが考えられるので、克服する為にはメンタル面の強化に取り組んで見る必要があります。
技術だけでなく、メンタル強化をすることも重要です
メンタル面の強化はどのように行うことが良いのでしょうか?
- まずはイメージトレーニングから初めて見ましょう。
- それには普段からプラスのイメージを持つように心がけることも大切です。
- 強い選手を自分の中のイメージを取り込み、真似するのではなく強くなれるというイメージを自分と重ねてイメージをするのです。
- そうしたイメージを作り上げ、自分の走り方をビデオなどで撮影してもらい、チェックし走りを知りどうしたいのか、分析し今後どう伸ばせるようイメージしましょう。
- これから大会に出場したら時には、自分は絶対に勝つ!自分をイメージしてみる。
- 誰にも負けないくらい練習を頑張ったし、絶対に負けないと言う勝つイメージだけを想像する。
もし緊張する時には、自分の好きな音楽を聴いてリラックスしモチベーションをあげましょう!
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