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クラリネットのリードの育て方のポイントまとめ!

2018.4.18

クラリネットのリードは生き物です。育て方によって音色が変わるようですが、どうせ育てるなら、真っすぐで素直ないい音色を出すリードに育てたいと思いませんか?

ではリードの育て方にコツはあるのでしょうか。最初にやるべきことは?いいリードになる条件とは?表面を調整する方法は?

焦らずじっくり育てていきましょう。きっといいリードに育ちますよ!

クラリネットのリードの育て方、最初にやるべきことは?

リードは生き物、そう、育つのです。
事実リードを変えるだけで吹奏感も音色もガラッと変わります。

新しいリードを購入して、みなさんが真っ先に行うのはどんなことでしょうか?箱からすぐに出してすぐに練習や本番で使ってしまっていませんか?

それは絶対にやってはいけません!
リードはじっくり時間をかけて育てることが大切なので、本格的に使いだすまでに1カ月くらいの時間をかけるように育てていくのです。
1箱10枚中7枚いや9枚は使えるようになりますし、リードの寿命も長くなります。

購入1日目は、箱を開けたら1枚ずつ先端から1㎝くらいをぬるま湯につけて湿らせます。先端についている水分を肩まで優しく行きわたらせ、余分な水分を指で優しくしごいて取ります。
かかとの部分を口にくわえ、水分が芯に届くように軽く吸い込み、リードケースにかさならいように並べていきます。リードケースはきちんと閉じましょう。

じっくり育てるまずは第一歩です。

クラリネットのリードの育て方のコツ、使えそうなリードに印をしておく

リードに水を含ませるため、まずは1枚ずつクラリネットにつけて順番に軽く吹いていきます。
お気に入りのフレーズをサラッと吹くだけでいいので、リードを確認していきます。

この段階で知っておきたいのは、聞こえ方よりも「吹き心地」です。
今付けているそのリードが、あなたにとって吹き心地が良いよく使えそうなリードなのか、あるいは吹き心地が悪いリードなのかを分けるだけで、厳密に絞り込むわけではありません。

とはいっても初心者は選びにくいと思いますので、息が入りやすいかどうかを重点に絞り込むといいでしょう。

1枚では違いが分からなくても、リードが10枚もそろえば違いは見つかります。自分の呼吸量との兼ね合いをみながら分けていきましょう。

せっかく選んでも混ざってしまっては元も子もありません。
1枚吹いたら水分をしっかり拭き取ってリードケースへ戻し、後でわかりやすいように○や×といった印をつけておくと分かりやすいでしょう。

クラリネットのリードの育て方、ポイントは焦らないこと!

新品購入後すぐに箱からだしてガンガン使ってしまうと、あっという間にリードをダメにしてしまいます。

何度も説明していますが、リードは生き物です。
葦(ヨシ)という植物でできているので、特に新品のうちは優しく扱うことが大切なのです。乱暴に扱うのはよくありません。

新品の状態で気を付けたいポイントはいくつかあります。

新しいリードを吹きすぎるのはやめましょう。
新品のうちは栄養の通り道の管がたくさん開いているので、最初にガンガン吹いてしまうと、そこから水分が一気に染み込んであっという間にダメにしてしまいます。

毎日少しずつ慣らしながら、じっくりゆっくり、繊維の管が潰れてくるまで焦らずに育てていくのです。

高い音を出す練習に使うのもやめましょう。
高い音域の時のリードはかなり振動します。リードが育つ前に負担をかけてしまいますので、リードのコシが出て抵抗感なく安定して使えるまでは、高音域の練習を避けた方が無難です。

また、リードを大切に保管するためにも、必ず専用ケースを用意しましょう。

クラリネットのいいリードの条件とは?

一番大切な条件、それは「吹きやすいか吹きにくいか」です。
吹奏感が良いか悪いかがリードを選ぶ一番の条件と言えます。

また、どの音も均一に鳴るか、自分の好きな音色かどうか、音程が安定しているかどうかもいいリードの条件です。
楽器の状態によっても左右されますが、あまりにも音程が違いすぎるリードは避けた方がいいでしょう。

意外と大事なポイントが、コシがあるかどうかです。
ちょっとした抵抗感といいますか、苦しくない程度にコシがあることも条件です。べらべらのリードには安定力がありませんし、拭きやすいかどうかも大切ですが、ある程度の低効果は必要なのです。
吹き比べるとわかるのですが、新しいリードには古いリードのないコシがあります。コシがなくなったら新しいリードに変えるタイミングともいえます。

あとは、見た目のバランス。
リードの先端を透かして見た時、左右のバランスが良いかどうかも判断ポイントになります。均等なリードは振動も均等になるため、良いリード程左右均等なのです。

クラリネットのリードの表面を調整するには?

まずは吹いてみましょう。
調整前なので、水に浸けたり唾液で水分を与えないように注意が必要です。

この時点で雑音があったり演奏しにくい場合がありますが、そのままでも構わないのであれば調整しなくてもいいでしょう。硬さを感じたならその硬さの具合をしっかり覚えておきましょう。

表面を調整したい場合は、ホームセンターなどにあるサンドペーパーを使ってざらつきを取り去っていきます。
おすすめは少し厚手の耐水ペーパー400番。
A4ほどの大きさで売られていますので、使いやすい大きさにカットして使用するといいでしょう。

あまり力を入れすぎないで、削るというよりは表面の削りカスを取り去るくらいの気持ちで作業をしましょう。

この時点でもう一度吹き、ちょっとまだ硬いかなと思うくらいで止めておきましょう。水分を与えないように!

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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