日本の苗字ランキングで最下位の苗字とは?
2018.4.24
あなたは思わず耳を疑うような珍しい苗字に遭遇したことはありますか?
日本には珍しい苗字がたくさん存在しています。
そんな珍しい苗字ランキングや最下位についてまとめてみましたので、ぜひご覧ください。
もしかしたら少し珍しいと自覚のあったあなたや知り合いの苗字が入っているかもしれませんよ。
この記事の目次
日本の珍しい苗字ランキング、最下位の30位から28位までの苗字とは?
日本には多くの苗字が存在しますよね。クラスに必ず1人はいるというポピュラーな苗字から、これは何て読むんだろう?と読めないような苗字まで、実にさまざまな名前があります。あまりに少ない苗字は、どんどん一族が減っていって、途絶えてしまわないか心配になるほど珍しい名前も多くあります。
30位…【素麺】
「そうめん」読み方は、そのままそうめんさんです。元々素麺や麺を扱う仕事だったことが由来と言う説もあります。素麺さんは、富山県や宮城県にみられる苗字だそうです。
29位…【愛徳】
この読み方はかなり難しいです。このまま読むと「あいとく」さんかなと思いましたが、正式には「なるえ」さんとお読みするそうです。フリガナがないとなかなか読めない名字ですね。こちらの苗字は石川県や埼玉県、静岡県にいらっしゃいます。
28位…【世界】
読み方はそのまま「せかい」さんです。北海道や愛知県に少数いらっしゃるようです。しかし、起源は新潟県だという説があります。語源は新しく開かれた土地というところからきているようです。壮大なイメージですね。
日本の苗字ランキングトップ3とトップ4500で最下位?珍しい苗字とは
では、反対に日本で一番多い名字は何でしょうか。全国でもっとも多い名字は「佐藤」さんで、人数も約189万3,000人という多さです。2位は「鈴木」さんで、約180万2,000人。3位は「高橋」さんで約142万4,000人です。
クラスの中には、必ずいたと言っても過言ではないでしょう。クラス内に1人と言わず2人いた、なんてこともありますよね。
第4位は「田中」さん、第5位は「伊藤」さんと続きます。
下位ランクを見てみると、4,500位が「虻川(あぶかわ/ぼうがわ)」さんや、、4,496位が「小楠(おぐす/おくすのき/おぐし)」さん、4,495位は「楯(たて/じゅん)」さん、4,494位が「円城寺(えんじょうじ)」さんなど、この辺りになるとかなり少数派の苗字になってきますね。
全国名字ランキングTOP4,500 下位ランキング
- 4,500位…「虻川」(あぶかわ/ぼうがわ)
- 4,499位…「久岡」(ひさおか)
- 4,498位…「藤坂」(ふじさか/ふぢさか/ふじざか)
- 4,497位…「杉元」(すぎもと)
- 4,496位…「小楠」(おぐす/おくすのき/おぐし)
- 4,495位…「楯」(たて/じゅん)
- 4,494位…「円城寺」(えんじょうじ)
- 4,493位…「名田」(なだ/なた/めいだ/みょうだ)
- 4,492位…「桑江」(くわえ)
- 4,491位…「津本」(つもと)
- 4,490位…「大舘」(おおだて/おおたて/おおだち)
日本の苗字ランキングで最下位と言われているのはこちらもあります3
少数派の苗字はまだまだあります。
- 「足洗(あしあらい)」さん(富山県)
- 「三八九(さばく)」さん(岐阜県)
- 「真昌(まさかい)」さん(三重県)
- 「雷電(らいでん)」さん(岩手県)
- 「椀澤(わんさわ)」さん(福島県)
- 「釜風呂(かまぶろ)」さん(岡山県)
- 「豎谷(たてや)」さん(長野県)
- 「花水木(はなみずき)」さん(東京都)
- 「弥三須(やさす)」さん(島根県)
- 「仲徳盛(なかとくもり)」さん(沖縄県)
読み仮名がないとなかなか読めない苗字ばかりです。これらの苗字もかなり少数派になりますが、日本全国を見ても1世帯しか確認されていない名字と言うのもたくさんあります。
貴重な苗字がなくなってしまうのは、なんだか淋しいですね…。
日本に5世帯以下しかいないという珍しい苗字はこちら
「回り道」(まわりみち)さん
こちらは、和歌山県がルーツと言われる苗字です。3世帯が確認されているという数少ない苗字です。
「雲母」(きらら)さん
静岡県や北海道にみられる苗字で、今は5世帯が確認されています。「吉良」を語源にするという説が有力です。もともと「吉良」は「雲母」に由来するという話があります。
「雲母」はアルカリ性金属、鉄、アルミニウムなどを含む六角状の結晶で、その輝きが美しいことから「きらら」とも呼ばれたそうです。そのために、「雲母」と書いて「きらら」と読むことにつながっているようです。
まだまだあります。日本の珍しい苗字5選
「勘解由小路」(かでのこうじ)さん
これもふり仮名がないと読めませんね。京都の小路の名称である勘解由使庁の所在地が起源と言われます。こちらの勘解由小路さんは、山形県に少数いらっしゃるそうです。とても賢そうに感じるのは気のせいでしょうか。
「砂糖」(さとう)さん
変換ミスかなと思われるような名前ですが、間違いなく砂糖さんです。宮崎県日南市がルーツと言われ、全国的に見ても30人ほどという大変希少な苗字です。もともと砂糖屋さんが起源という説もあります。
「東京」(とうきょう)さん
地名が付く名字は数多くありますが、東京さんという名字もあるんですね。とてもスタイリッシュな印象です。たぶん一度聞いたら忘れない、人に覚えてもらいやすい名前かもしれません。
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