【面接のマナー】高校入試でマナーが重視される理由と注意点
2018.5.10
高校入試では面接でどんなことを見られているのでしょうか?普段の学生生活と違って面接ではマナーもチェックされています。
高校入試の面接で受験生のマナーをチェックする理由や、面接時のマナーについてご紹介します。面接中にやりがちなマナー違反についてもご紹介しますので、参考にしてください。
高校入試の面接では第一印象も重要です。しっかり面接対策をして頑張ってくださいね。
この記事の目次
高校入試の面接マナーで大切なのは、第一印象が重要!
高校の入試を受ける時には筆記試験だけでなく面接もあります。これまで面接というものを受けたことのない中学生にとっては、どうしたらいいのかわからないものですよね。
何を聞かれてどう答えたらいいのか…そればかりに悩む人も多いと思いますが、それよりも大切な事があります。
それは、質問に対する答えよりも第一印象です。いくら質問に対して完璧に答えられたとしても、態度が悪く印象の悪い場合は不合格になります。
反対に受け答えはうまくできなくても、しっかりした印象でハキハキと話すことができ好感を持ってもらえれば印象よく残ります。
面接では、声の大きさ、話し方や表情、姿勢、目の動きなどがとても重要になってくるのです。
何をどうこたえるか以前に、印象をよくもってもらえる努力をすることが大切ですよ!
高校入試の面接マナーでの、控室から退室までのマナー
面接の時にはどんなマナーがあるのでしょうか?しっかり覚えてマナー違反をしないようにしましょうね!
高校入試でのマナーや面接での流れについて
- まずは控え室です。面接の順番が来るまで控え室にいる事になります。控え室だからと言って自分の席から離れて友達のところに行って話たり、他の受験生に迷惑をかけるような行動はしないようにしましょう。控え室での態度も見られていると思って自分の席につき静かに座って順番が来るのをまちましょう。
- 次に入室するときです。順番が呼ばれたら元気な声で「はい」と返事をします。面接室が閉まっている場合は、ノックを2回し「どうぞ」と言われたら静かにドアをあけます。「失礼します」と言いながらお辞儀をし入室します。ドアが閉まっていた場合は静かにドアを閉めます。ドアが開いていた場合は、入り口で立ち止まって「失礼します」と言いながらお辞儀をしながら入室します。
- 入室したら姿勢よく椅子のある所まで静かに歩きます。椅子の左側までついたら面接官の方を向いて姿勢を正してお辞儀をします。
- 受験番号や名前を言う場合は、「○○番、○○です。よろしくお願いします」とはっきり元気にいうようにしましょう。
- 面接官に「どうぞ」と声をかけられてから座ります。座るときにも「失礼します」とか挨拶をしていない場合は「よろしくお願いします」と言って静かに座ります。
- 椅子に深く腰を掛けて背筋をのばし、手は膝かももの上におき男子は軽く手を握ります。女子は両手を重ねます。足をきちんとそろえる事も忘れないようにしましょう。
- そして面接が終わり退室するときは静かに立ち椅子の左に立って一歩下がって「ありがとうございました」と一礼します。
- 回れ右をしてドアの方に向かいます。ドアの前まで来たら面接官の方に向き直ってもう一度軽く一礼し退室します。
高校入試の面接マナーで、面接時にやりがちな失敗
面接は緊張するものなので、ついやってしまいがちな失敗もあります。いい印象を残すためにも気をつけるようにしましょう。
ノックをするときについつい力が入ってしまい勢いよくしてしまう…。乱暴な印象が残ってしまうので丁寧にノックするように心掛けましょうね。
入室するときに中から「どうぞ」の声がかけられてから開けるという事も忘れがちです。緊張のあまりノック後すぐに開けてしまう事もあるので、気をつけましょう。
入室するときなどに「失礼します」などの声掛けを忘れてしまった場合、気づいたときにいうようにしましょう。忘れてしまっていつまでもどうしようと、おどおどしているのはいい印象をもたれませんよ。
最後に、動作は2つ一緒にやらないという事に気をつけましょう。例えば、扉をあけながら失礼しますと挨拶したりすることです。
扉を開ける、挨拶をする、一礼するという動作を1つずつ行うというのが大切です。よく一緒になってしまう人がいるので気をつけましょう。
高校入試の面接で質疑応答中のマナーとは?
面接を受ける時に気をつける事は視線です。質疑応答の時には質問をしている面接官の目を見て答えるようにします。
目線だけではなく体ごと質問をしているしている、面接官の方に向けるようにしあいての目をみて話しましょう。
目をみて話すのは難しい場合は、面接官のネクタイの結び目あたりを見るといいですよ。
気をつける事はキョロキョロしない事です。目線をずっと向けているのは難しいですが、あちこち見ているといい印象になりません。自分の中で視線を置く場所を工夫し自然に話せるようにしましょう。
高校入試で面接をする理由を知れば、マナーが大切な理由も見えてくる
高校受験では必ずと言っていいほど面接がありますが、面接をやるのはどうしてなのでしょうか?
高校受験の面接では、この受験生がこの高校の生徒になった場合の事を考える判断材料になります。
合格すれば高校に通う事になりますよね。一般的なマナーがあるかどうかや校則を守れるのか、どのように考えているのか、考え方や姿勢を知ることで、この高校の生徒としてふさわしいか、責任のある行動をとれる生徒であるかを見ています。
面接の時に挨拶もろくにできず態度もわるいような受験生を高校の生徒として迎えるのは心配ですよね。話す内容も重要ではありますが、しっかりした行動が出来るのかどうかがとても重要なのです。
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