高校の教育実習の期間は3週間!こんな事をやっています!
2018.7.3
高等学校の免許を取得する際には、教育実習が必要です。
高校の教育実習は3週間の期間となっていますが、どんな流れで進んでいくのでしょうか?
一日の流れや、申し込んでから実際の実習までの流れ・実習終了後までをまとめてみました。
学校の先生はやっぱり大変だった!実際に教育実習に行った人の感想も見てみましょう。
この記事の目次
高校の教育実習は3週間?一問一答
「教育実習」ではどんなことをやっているのか気になりますね!一問一答を紹介します。
Q・教育実習の時期は?期間はどのくらいですか?
A・原則としては4年次で行っております。
通常は、5月から6月にかけて行っているパターンが多いです。
ですが学校によって事情はさまざまで、9月以降に行っているというところもあります。
実習の期間
- 中学校・高等学校両方の免許を取得する場合・・・3週間以上
- 中学校免許を取得する場合・・・3週間以上
- 高等学校免許を取得する場合・・・2週間以上
となっています。
Q・中学校と高等学校の両方の免許を取得する場合は、それぞれで実施しなければならにのでしょうか?
A・答えはノーです。中学校と高等学校のどちらかで実習をすれば大丈夫です。
実習期間については、3週間以上必要になります。
Q・教育実習は出身校だと聞きましたが本当ですか?
原則として、出身の中学校か高等学校になります。
出身校が統廃合になっている場合は、出身校での実習が出来ませんので教職支援センターの窓口で相談ができます。
高校の教育実習は3週間!そもそも教育実習とは?
免許状を取得する際には、「教育実習」を受けるのが必須になっています。
- 「教職に関する科目」
- 「教科に関する科目」
を学び、学んだことを教育の実際の現場で実践するものです。
「教育実習I」、「教育実習II」があります。
中学校・高等学校での教育実習はこんな感じです。
指導する教官がいます。
その元で、色々なの授業参観や指導案の立案をします。
また実際の授業も実践して、教師として基本的に必要な事を学んでいきます。
教育現場での生徒と教師の関係性、指導内容やその方法を理解し、自分なりに考え研究していきます。
教育実習受講資格とは?
学校側の「教育実習受講資格」がないと受講することが出来ません。
入学時から、計画的に学習を進めていくことを考えましょう。
高校の教育実習、申し込みから実習3週間の流れ
申込みから実習までの流れをみていきましょう。
ある学校のケースを紹介します。
教育実習の申込み
事前に学校に連絡して、教育実習担当者と日程調整をして学校にいきます。
大学側からの書類がある場合は持参します。
7月の終盤は夏休み期間ですので、早めにいきましょう。
「2月」
実習期間・教育実習説明会の通知がきます。
「5月上旬ころ」
教育実習説明会があります。
持参するものは「調査書」「成績表」などです。
「6月中ころ」
いよいよ教育実習です。
期間中は、教育実習に専念するよう心がけましょう。
原則、就職活動等による「欠席」・「遅刻」・「早退」ありません。
実習が終了後は、実習ノートの返却です。
学校に受け取りにいきます。
大学宛に直接「成績表」「出勤簿」を発送します。
中学校の教育実習の一日の流れはこんな感じ
ある中学校の一日の流れ
- 7:45・・・出勤です。この時点ですでに多くの先生が職員室にいます。早いときは、7時半ころにいく場合もあります。
- 8:15・・・職員朝会が始まります。先生同士で伝達事項があれば報告しあいます。
- 8:25・・・朝の会が始まります。教育実習生もクラスに入って、連絡事項があれば報告します。
- 8:40・・・授業が始まります。実習生は専門教科の授業を見学します。
一定期間、授業を見学したあとは今度は自分の番です。授業がない場合は、次の授業の準備をしたり、他の先生のお話を聞いたりします。
- 12:30・・・給食時間です。楽しみな給食時間ですが、これも授業の一環ということで、食事のマナーや子供たちのアレルギーに注意しなければいけません。
- 13:05・・・昼休みの時間です。
- 13:30・・・午後の授業が始まります。ご飯を食べて眠そうにしている生徒が多くなっています。
- 15:20・・・基本朝の会と同じようなかんじです。
- 15:55・・・部活動が始まります。見学したり、参加したりします。
- 17:30・・・下校時間です。
3週間の教育実習が終わった!感想は?
体験談
3週間の教育実習がやっと終わりました。
なんとか乗り切ることが出来てホッと一安心です。
月曜日・火曜日・水曜日は授業の準備が全然終わらなかったです。毎日よるの10時11時まで残って準備をしました。
他にも残っている先生がいて、大変な仕事だなと思いました。
授業に慣れてきたと思ったころに、失敗するということを何度か繰り返してしまいました。
やはり先生は大変は仕事だと実感しました。
自分のもったクラスや学校は、落ち着いた学校だと先輩先生から聞きました。
ほかの荒れた学校では、そうはいかないようです。
なので授業はやりやすかった印象があります。
「授業が静かな環境で出来るのは恵まれている」ということのようです。
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