空き地の雑草対策の必要性とおすすめの対策について
2018.5.30
空き地の雑草対策に、頭を悩ませている人は多いと思います。
我が家の庭も昨年まで雑草に悩まされてきましたが、ついにコンクリート&人工芝でがっちり対策をしました。
もっと早くやればよかったと思うくらい、今では快適です。
そんなしつこい雑草対策の必要性やおすすめの対策法、空き地の雑草対策は、土地の持ち主の義務なのかなどについて、ここでまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
空き地の雑草対策の必要性について
我が家の隣は空き地です。空き地でも別にかまわないのですが困っていることは空き地の雑草がひどいことです。
雑草と言っても、もう私の背ほどの丈まで成長してしまいもりもり状態で、ひどいです。もちろん見た目にも悪いのですが何が嫌だと言うと虫がすごいのです。
あらゆる虫がこの雑草の中に住みついて、毛虫などもその雑草から抜け出して我が家の庭まで遊びに来てしまいます。
この空き地はあるアパートの管理会社が敷地を所有しているため、数年前に一度雑草がひどいので処理して欲しいとクレームを出しました。
その時はすぐに来て雑草を刈っていってくれたのですがその後は毎年電話をしたり、しても除草にこなかったりととても困っています。
最近ではこの生い茂った雑草の中に野良猫が住み着いているようで、明らかに病気を患っているであろう体力を失った子猫が、我が家の庭までやってきてしまいとても困りました。その時は知り合いの方がその猫を引き取ってくださり、今では本当に可愛がってくれているのですが、雑草が生い茂っていて良いことはないのだと確信しました。今年はもう管理会社ではなく市のほうへクレームを入れたいと考えています。
空き地の雑草におすすめの対策とは
もし自分が所有している土地や空き家が雑草だらけになってしまったりする場合は、しっかりと除草をしなくてはいけません。
自分がそこに住んでいないからと放置していると、近隣住民に迷惑をかけてしまうからです。ただ雑草は草むしりをしてもたくましく伸びてきて、一度綺麗になってもしばらくすると生い茂ってしまうこことがあります。
そんな時除草剤を撒くという方法もありますが、除草剤は単純に枯らす目的なので草丈のあるものに使うとものすごく見た目が悪くなります。
除草剤を撒いた後に綺麗に刈りに行けばよいですが、そのまま放置では逆にクレームが来るかも知れません。
また近所の犬が散歩中に除草剤の付いた草を食べしまったり、体調を崩してしまった・・・などのトラブルもないとは言い切れません。
住んでいないからこそ、トラブルのないように管理しておかなければいけないのです。
そんなときはシルバー人材センターなどを活用してみるのも良いでしょう。料金はかかりますがプロの業者さんにお願いするよりは、費用を抑えることが出来るでしょう。
空き地の雑草対策は、土地の持ち主の義務?
土地を所有しているけれど、その土地に除草するために行くということは、あまりないと言う人も多いのではないでしょうか。
雑草は成長速度が速くとても丈夫です。放置することであっという間に、林のような状態にまでなってしまいます。
空き地に関して決まった法律がないので、この雑草に迷惑していても手の施しようがなく困っている近隣住民も多いです。
その中で空き地の雑草の処理に条例を定めている地域もありますので、近隣の空き地の雑草でお困りの方は一度市などに問い合わせてみると良いでしょう。
例えば名張市の場合は「名張市のあき地の雑草等の除去に関する条例」という条例があるため市の空き地は比較的綺麗に整備されています。
空き地内での雑草がひどかったり、害虫が発生しているといった場合には、なかなか所有者や市が動かない場合もあります。
ですがその被害が広がれば(境界線を越えて雑草が伸びてきたり害虫被害がひどかったり、近隣の苦情が殺到したりなど)管理を行うよう市から所有者へ指導も入ることでしょう。
空き地の雑草を放置していることで起こるトラブルとは
アレルギーの心配
雑草にはアレルゲン物質を持った植物も多くあります。もし近隣に住む方でそういったアレルギーをお持ちの方がいれば、本当に辛いですよね?
こういった場合は、遠慮せず処理してもらうよう強く要請しましょう。
喘息の心配
雑草が生い茂っていると喘息を引き起こす心配もあります。その原因は雑草の粒子やきのこの胞子です。
意外ときのこはどこでも生えていたりしますし、踏んでしまうとものすごい胞子を出す種類もありますよね?
そういった胞子類が風に乗って飛ばされて吸い込んでしまうことで、喘息の被害になってしまうことも十分に考えられることなのです。
害虫の心配
雑草は害虫が住みやすい環境そのものです。ダニやノミの温床でもあり、虫ですから動いて空き地から近隣の敷地内に入り込んでくる可能性は十分あります。
近年恐れられるマダニなど、噛まれることで大きな被害になってしまう恐れもあるため雑草を処理してもらうよう要請しましょう。
空き地の雑草が増えてしまう原因とは
抜いても土に根っこが残っている
何度も草むしりをしても生えてくるのは、雑草を抜いても土中に根が残りそこからまた成長してくるからです。雑草の中には数メートルも根っこを伸ばしているたくましい種類もあるため根本から除去するのはなかなか困難だったりもします。
雑草の種が風に乗り飛んでくる
庭の雑草を徹底的に処理してもまた生えてきてしまうのは、庭の外から雑草の種子が飛んできてしまうからです。
雑草が好む環境になっている
空き地は特に太陽の光が注ぎ込む環境になっているのではないでしょうか。雨が降れば水分補給ができますし太陽光を存分に浴びることが出来ますし、雑草にとってとても育ちやすい環境そのものなのです。
雑草を生えさせないためには防草シートもおすすめです。価格の安いものは目が粗いので飛んできた種子が発芽してしまったりもしてしまいますが、割りと価格の高いものを選べばしっかり生えてこないように出来るでしょう。見た目が悪いときはうえに砂利などを敷くことですっきり綺麗に整えることも可能です。
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