入国審査(アメリカ)は厳しい?入国審査について
2018.7.14
アメリカの入国審査は厳しいものなのでしょうか?どんなことを聞かれるのでしょう?
英語に動揺していると、ますます怪しまれてしまう?入国審査で質問される内容はほぼ決まっています。ポイントは「笑顔」ってほんと?入国審査をする人によっても違いがあるようです。
前もって確認していれば、入国審査は怖くないはず。アメリカの入国審査について紹介します。
この記事の目次
アメリカの入国審査が厳しいと思うのは緊張のせいかも
海外旅行が初めてという人や英語圏以外の国に行くとなると、それだけで緊張するのではないでしょうか?そのため、入国審査でどんな質問をされるのかより心配になるでしょう。
しかし、どの国であっても入国審査で質問される内容はほぼ同じです。アメリカだから特に厳しいということはないかもしれません。
入国審査で聞かれることは、だいだい以下のような質問です。
- 滞在目的(what’s your purpose?)
- 滞在日数(How many Days?)
- 初めての滞在かどうか(Is this first time here?)
- 同行者がいるかどうか(Are you with anybody(又はfamily)?)
- 職業(What’s your occupation?)
- 帰りの航空券を持っているかどうか(Do you have a return ticket?)
こうやって見れば難しいことを聞かれているわけではないことがわかるでしょう。
帰りの航空券については、eチケットの控え(コピー)などを見せれば問題ありません。
滞在目的が観光の場合は「Sightseeing」と答えましょう。
アメリカの入国審査は厳しい?聞かれること
アメリカの入国審査で聞かれることはだいだいわかっていただけたでしょう。
その流れは以下のような形になります。
- パスポートの提示・・・「May I see your passport?(パスポートを見せて頂けますか)」又は「Passport please!(パスポート見せて)」とまず言われることが多いでしょう。その場合は何も答えずに提示すれば問題ありません。
- 滞在目的の確認・・・「What’s your purpose(of your visit)?(旅の目的は何ですか)」「Why are you here?(なぜここに来ましたか)」などと聞かれます。留学の場合は「To study」で大丈夫です。
- 滞在日数・・・質問:「How long will you stay in this country?(滞在期間は?)」。1週間の場合は「1week」、5日間の場合は「5Days」と答えましょう。
- 滞在先の確認・・・「Where are you going to stay?(どこに滞在しますか)」
ホテルの場合はホテル名と伝えましょう。友達の家の場合は「At a friend’s house」と答えれば問題ありません。
アメリカの入国審査が厳しいのはどんなとき?
アメリカの入国審査が厳しいと感じる人も中にはいます。ある人はビザ無しで3ヶ月滞在予定でしたが、そこで怪しまれたようです。
「なぜビザを持っていないのか?」「本当は留学ではないのか?」としつこく聞かれたようです。
特にロサンゼルス国際空港は厳しいとか・・・。いろいろな国の人がやって来るからかもしれません。
また、3ヶ月滞在予定のせいか、所持金額についても聞かれたといいます。その時現金は100ドルくらいしか持っていなかったようで「それで3ヶ月滞在はできないのではないか?」と疑われたようです。
過去に留学経験がありアメリカの口座を持っていて、そこにお金があることを伝えてなんとかなりましたが、普通の観光であればここまで聞かれることはないでしょう。
英語は話せるのでなんとかなりましたが、話せない人だとパニックになるかもしれませんね。
アメリカの入国審査が厳しいか厳しくないかはタイミング?
アメリカに何度か行ったことがある人は、その時によって入国審査が厳しい時もあるといいます。
単純に観光目的で、滞在予定のホテルもヒルトンなどのよく知られたところであればそんなに質問攻めにあうことはないでしょう。この人は滞在先が友人の家だった時にいろいろ質問されたようです。
また、入国審査官によっても違いがあるようです。ESTAの登録を確認して終わるという人もいたり、いろんなことを質問してくる審査官もいるようです。
入国の時だけではなく、帰国の時もチェックが厳しい場合もあります。手荷物検査で中身をチェックされたという人もいます。
なぜなのか聞いてみると、白人以外の一人旅の女性は注意して見ているとか・・・。特に人種差別ではないようですが、日本人でも怪しいと思われることがあるようです。
アメリカの入国審査でSightseeingと言ってはいけない場合とは?
ESTAは90日以下の短期商用・観光目的の場合のビザ免除プログラムなので、入国目的を聞かれた場合は「ビジネス」と答えても問題はありません。
ただし、すべての場合とは限りません。現地企業との打ち合わせやイベント視察などの場合は問題ありませんが、有給インターンなどの場合はビザが必要となります。
ビジネスの目的によっても変わるので、ESTAでいいのか、それともビザを取得しなければならないのか、しっかりと確認するようにしましょう。
また、渡航目的は正直に伝えるようにしましょう。商品の売り込みをするためなのに「Sightseeing」と言うと虚偽の申告となります。そのまま入国拒否、別室行きとなるかもしれません。
英語が話せないとしても、嘘を言うのはやめましょう。出張なのに観光なんて言ってしまうと、取り返しのつかないことになりますよ。
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