子供の名前にキラキラネームはどうなの？名づけ事情

2018.6.4

見ただけでは読めないような名前を子供につける、俗に言うキラキラネーム。

他の子と被らないような特別な名前を付けたい！という親の思いがあるのでしょうが、場合によっては子供自身が恥ずかしい思いをしてしまうケースもあります。

そのようなこともあり、最近ではあえて古臭いシワシワネームを付ける人も増えてきているようです。

本人たちはどう思っているのでしょうか？最近の名づけ事情について調べてみました！

この記事の目次

キラキラネームとは、どんな名前の子供のこと？

キラキラネームという言葉を聞くようになりましたよね。キラキラネームとは、普通には読めないような当て字などから出来た、とっても個性的な名前のことを言います。

まるで外国人かのような名前に漢字を当てたり、漫画やアニメの世界の人のような名前です。

時代が変わればそのキラキラネームが普通になる時が来るのかもしれませんが、あまりにも個性的な名前はずっとキラキラネームのままなのです。

具体例ですが、泡姫と書いて「ありえる」や美波瑠と書いて「びばる」と読む子がいます。全く読めないものもあれば、なんとか読めるというキラキラネームもあります。

私の子供が通う小学校にも、漫画の登場人物？と思うような名前の子がいて驚いたことがあります。今の時代、探せば結構個性的な名前の子っているんですよね・・・！

子供が小さくて保育園や幼稚園に通っているという場合であれば、たくさんのキラキラネームを耳にすることになるかもしれませんね。

シワシワネームというのをご存知ですか？

シワシワネームとはキラキラネームの逆で、「○○子」や「○○介」といったような昔ながらの名前のことを言います。

シワシワネームが人気になってきた背景として、子供自身が大きくなるにつれて、色々と問題点が出てきたことも一つの理由でしょう。

そして、ありふれた今風な名前をつけるよりも、昔ながらのシワシワネームの方が逆に目立ってかっこいいという考えもあるようです。

シワシワネームの良いところは、誰にでも読むことが出来るので覚えてもらいやすいということです。シワシワネームは古臭いを越えて、逆に新鮮さすら感じる程です。

こんな風に、現代の子供の名前はキラキラネームとシワシワネームの二極化が進んでいるのです。

とっても個性的なキラキラネームは、どうして増えてきたのでしょうか？

キラキラネームを付けるのは「特別な子」「他の子とは被らない、唯一の名前を」という親の気持ちの表れなのです。もしかすると、少子化が進んで一人っ子などを生む親も増えたことで、更にその思いが強くなってきていると考えても良いかもしれません。

それ以外にも、核家族化が進んだことで名づけに口を出す人が少なくなったことや、アニメやゲームをしていた世代が大人になったことなどが原因となっている可能性も考えられます。

一時期とても流行ったキラキラネームは、音の響きを重視してつけられることが多く、それに漢字を当てはめているので簡単には読めないなんてこともよくありました。親のこだわりが込められた名前なのですが、子供にとってはあまり歓迎していないのが現実のようです。

シワシワネームの人も、自分の名前を気に入っていない人が多いみたいですね。どういった名前を古臭いと感じるのかはよくわかりませんが、最後に「子」がつく名前というのは人気が無いことがわかりました。

きちんとした理由があるのであれば、家庭裁判所の許可を得た上で改名することは出来ます。

戸籍法第107条第2項に正当な事由があれば可能という旨が記載されておりますが、具体的にどのような場合をいうのでしょうか？

これは、同じ事由であったとしても、それぞれの環境なども考慮されたうえで総合的に判断されます。裁判官の裁量によっては判断されることもあります。

改名しないと、社会生活に影響を与えるという事由が必要になるのです。

例えば、

これらはあくまでも一例に過ぎません。この事由に当てはまれば、絶対に改名できるというものでもありません。逆に、これ以外の事由であったとしても、場合によっては改名できることもあるのです。

チェスナッツロード編集部

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