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サッカーのコーナーキック!守備のポイントについて

2018.7.22

サッカーの試合中に相手にコーナーキックのチャンスを与えてしまったら、点数を入れさせないようにしっかりと守備をすることが大切なポイントです。

守備を行う時はディフェンスの仕方を意識してゴールさせないように守ります。では、守備にはどんな方法があるのでしょうか。

今回はサッカーのコーナーキックに関する情報をお伝えします!

サッカーのコーナーキックの守備・マンマークディフェンス

サッカーのコーナーキックにおける守備の戦術で「マンマークディフェンス」があります。マンツーマンディフェンスとも言われるマンマークディフェンスとはどんなディフェンスなのでしょうか?

マンマークディフェンスは、相手選手一人につき味方選手一人がマークするディフェンスとなります。

1対1になる守備の戦術となり、一人一人が自分のマークに集中できます。しかし、身長や体格差があると不利な場合もあるでしょう。

相手選手が一か所に固まったときには、ゴール前に大きなスペースができてしまうので気をつけましょう。

このマンマークディフェンスは、ゴールに近い位置でのセットプレーや、相手のキープレーヤーに対し て専属のマーカーをつける場合に行われます。

スペースへ走りこむ選手へパスを出されるとマンマークでは付いていけないので、サッカーのコーナーキックの守備としてマンマークディフェンスを行うといいでしょう。

サッカーのコーナーキックの守備・ゾーンディフェンス

ゾーンディフェンスは、特定の相手選手をマークするマンツーマンディフェンスの守り方ではありません。自陣の守備エリアを各ゾーンに分け、ディフェンスの選手が各ゾーンを担当します。ゾーンに侵入してきた相手選手に、そのゾーンを担当する選手が当たりにいくという方法です。

サッカーのゾーンディフェンスのメリット

  • 個人の能力で劣っていても組織でディフェンスができる
  • 相手に危険なスペースを与えないですむ
  • 体力を温存できる

ゾーンディフェンスでは、ボールがあるところに対して人数をかけます。一人が抜かれてもすぐにカバーリングに入れます。カバーリングが抜かれてもさらにカバーリングを作ることができます。

一つのボールに対して、二人でディフェンスにいき、挟み込んでボールを奪うディフェンスもできます。

ゾーンディフェンスはチーム全員がしっかり理解しておく必要があり、ゾーンディフェンスを機能させるためには、一人ひとりのポジショニングが重要となります。

サッカーのコーナーキック・キーパーに死角を作らないように守備を

ゴールキーパーはゴールを守る最後の砦です。適切なポジショニングで構えることはもちろんのこと、チームメイトと協力しあって失点を未然に防がなくてはいけません。

コーナーキックのときには、ゴールキーパーは死角を作らないように構えなくてはいけません。コーナースポットと向かい合うのではなく、斜めに角度をとって構えましょう。視野を広くとり、自分から遠いポストに走り込んでくる敵に対応してください。

コーナーキックに対する守備では、ゴールポスト近くに味方のフィールドプレーヤを立たせることが多いのですがチームによっては両方のポストに立たせることもあります。

基本的にキーパーはファーサイドを意識することが大切です。また、キーパーは味方のディフェンダーにマークを外さないようにしっかり指示しましょう。可能なかぎり死角を作らないよう斜めに角度をとって構えるといいでしょう。

コーナーキックの戦術について

ファー(far=遠い)サイド

コーナーキックの戦術としてのファーサイドは、コーナーを蹴る選手とは反対側の、奥のスペースを目掛けて蹴る戦術のことを言います。

ボールを蹴る強さを調整しましょう。強く蹴りすぎるとサイドラインを割ってしまいます。蹴る力が弱いと、ファーサイドで待っている味方選手にボールが渡る前に、相手守備陣にカットされてしまいます。ファーサイドに蹴り込むときには、力の加減が重要となります。味方選手を経由してからゴールを狙う戦術となります。

ニア(near=近い)サイド

コーナーキックは主に、「ニアサイド」「ファーサイド」のどちらを目掛けて蹴るかによって戦術が違ってきます。

ゴールに近い手前のスペース目掛けてボールを蹴る戦術がニアサイドとなりますがきちんとゴールの方向を目掛けて蹴り込む必要があります。手前のスペースであっても、力が弱ければとられてしまいます。

キッカーは味方選手や守備の布陣を把握し蹴る位置を決めています。日本代表の試合でもよく見る戦術と言えます。

ショートコーナー

コーナーキックを蹴る位置に比較的近い場所にいる見方選手を目掛けて蹴る戦術がショートコーナーとなります。ボールを蹴る位置に最初から味方選手が陣取っているパターンと、蹴る瞬間に走って近寄ってくるパターンがあり、見方選手に出す短いパスとなります。

コーナーキックのボールの軌道とは?

サッカーは一つのボールを様々な蹴り方で蹴ることで、質の違ったものとなります。

では、コーナーキックを蹴るときにはどのようにして蹴るといいのでしょうか?

高い軌道のボール

高い軌道のボールを蹴るには、ボールの下をすくうようにして蹴ります。コーナーキックにおける高い軌道のボールは対空時間が長くなります。このため、落下地点を予測しやすくなります。ヘディングの強い選手がいる時には、高い軌道のボールをあげるといいでしょう。

相手キーパーにとられやすいボールでもあるのでファーに大きく蹴るといいでしょう。

低い軌道のボール

コーナーキックを蹴るときには軌道の低いボールも戦術の上で重要となります。ニアでボールを刷らす形が一般的となり、シュートの要領で蹴るといいでしょう。低いボールを蹴るときは、スピードがでやすいのでニアに早いボールを入れて、軌道を変えて狙えば相手の目線をずらすことができます。

コーナーキックは、ゴールライン上からボールを蹴るので、後ろに戻すことになります。コーナーキックに対してはオフサイドは採用されないのでうまく利用して色々なサインプレーを考えることが大切です。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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