卓球のスイングスピードを上げるために必要なこと
2018.7.24
卓球の鋭いサーブやスマッシュは、スイングスピードの速さと関係しています。では、スイングスピードを上げるために必要なことはなんでしょうか。
腕の振り、上半身の動きのイメージがあるスイングも安定した下半身がなければ成り立ちません。
また、いくらスイングスピードが速くても次の動作がスムーズでなければ反撃されてしまいます。スイングスピードを中心に卓球のプレイについて見ていきましょう。
この記事の目次
卓球のスイングスピードを上げるには「タメ」を意識すること
速いボールを打ち込みたい!
そんな気持ちばかりが先走って、結果、遅いスイングになってはいませんか?
腕のしなりと流れる動作を、頭の中でしっかりとイメージすることができていますか?
イメージトレーニングした通りに体を動かすことができれば、スイングスピードを上げることができるようになるでしょう。
スイングスピードを上げる時、最も重要になるのが『タメ』です。
しっかりとタメを作ってボールを受けることができていますか?
腕の振りも大切ですが、下半身の力をラケットに伝えることができなければなりません。
力の伝達がうまくできないと、疲れるだけで終わってしまいます。
力をエネルギーに変え、球威をつけられるように練習してください。
卓球のスイングスピードを上げると攻撃も多彩になる
野球でも、テニスでも、卓球でも、素振りは地味な練習ですから、なんとなく振り回して終わらせて、次の練習に移りたいという気持ちで行ってはいませんか?
卓球の素振りは、室内で行ないやすいので、自主練習として自宅で毎日行うようにしましょう。
鏡の前で自分のフォームを確認しながら素振りをするように心がけてください。
膝をしっかりと曲げ、腰を落とします。
タメを作りながら腰を回転させます。
この時、自分はものすごく早いスイングをするんだというイメージを持ちながら行うようにしてください。
実際にボールを使う練習をする時は、早いピッチでボール出しをしてもらいましょう。
右膝を曲げ、体重をのせて左俣関節を意識しながら腰を入れます。
スピードは一気に上げることはできません。
ですが、意識しながら練習を繰り返すと、絶対にスイングスピードを上げることはできます。
積み重ねにより、スイングスピードは必ず上がります。
卓球のスイングスピードを上げるためのポイントは下半身にある
ボールに力を伝えることができなければ、得点にはなりません。
相手が打ちやすいボールを出しているだけになってしまいますからね。
ボールに威力を持たせるためには、やはりタメを作り、膝を使って下半身の力で打つ必要があります。
自分の利き手側の膝にタメを作り、足の力をボールに伝えるように意識しましょう。
膝のタメをボールに伝えられるようになると、ボールに威力が出てきます。
ラケットを振るだけだと、コントロールを定めることも、ボールに球威をもたせることもまず無理です。
威力のあるボールと、相手に嫌がられるようなボールを返せるよう練習を続けましょう。
卓球のスイングスピードを上げることに加えスムーズな動きが必要
運動のパフォーマンスを上げるために、ヒップホップダンスを取り入れ、いつもとは違う体の動きをしてみたり、リズムにのって体を動かす練習法を取り入れているアスリートが多くなってきています。
どのスポーツでも、同じ動きを何度も何度も毎日繰り返して、技術を身に付けていきます。
数年続けると、そのスポーツの基礎は習得できますよね。
後は、パフォーマンスを向上させていく必要性が出てきます。
そんな時に、いつもの練習では絶対に使わない体の動きをする、ダンスなどを取り入れると、使っていない筋肉を鍛えたり、瞬時の反応がスムーズにとれるようになれるそうです。
同じ動きを繰り返してパフォーマンスを上げることは重要ですが、卓球とは全く関係のないヒップホップの動きやリズム感を感じて体を動かしてみると、体の反応がよりよくなるかもしれません。
いつもの練習に5分だけでも取り入れてみてはいかがですか?
3ヶ月続けると、なにか違うパフォーマンスをとれる自分が居るかも知れませんよ!
また、力を入れっぱなしにするのではなく、力を抜くことも覚えるようにしましょう。
卓球で強くなりたい!でも、スイングスピードを上げることに固執しない
相手が絶対に取れないボールを打ち返す!
自分が打つボールを相手が嫌がっていると感じたら、勝負あり!ですよね。
チャンスボールを活かすには、全力を出しますか?
それとも8割位の力で確実に決めますか?
このようなことを瞬時に判断できるようになるためにも、日頃から状況に応じた反応を示せる練習をすることも大切です。
スイングスピードを上げ、球威のあるボールを打ち返し、確実に点数を取ることができれば最強ですが、フルスイングにはリスクが伴います。
ミスのリスクと、怪我のリスクです。
全力で力の限り打ち返し、得点をスムーズに稼げれば良いのですが、ミスを重ねてしまえば得点にはなりませんし、体への負担も大きくなります。
常に全力フルスイングも解かりますが、フルスイング以外にも自分の強みを持てる選手にならなければなりません。
コースを決めたり、あえてミスを誘うようなボールを返したりすることも試合をコントロールする上では重要になってくるのではないでしょうか?
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