コツコツ重ねる知識のアーカイブ

コツコツ重ねる知識のアーカイブ│チェスナッツロード

マグロの解凍方法!早くおいしくマグロを解凍するならコレ

2018.6.13

マグロは解凍次第で味が変わると言われています。おいしく食べる解凍方法のコツは解凍時間を早くする事。

では、どのようにすると早くおいしく解凍が出来るのでしょうか?

今話題のマグロの解凍方法、熱伝導率を使った合理的な方法、また失敗がない解凍方法の理由についてもご紹介いたします。マグロを解凍する際にはぜひ試してみてください。

マグロを早くおいしくいただく解凍方法!その秘密は食材が解ける温度

お刺身を解凍する際に何度で溶けていくのか、ご存知ですか?凍る温度が0度だから、溶けるのも0度では?と思いますよね。

しかし0度で凍るのは水の話、全てのものが0度で凍るわけではないんです。そして気になる食材が溶ける温度は?というと-3度から解凍が始まっていきます。

そしてお家で解凍をするときはというと・・・。表面が溶けていても中が凍っているので、中が溶けるまで解凍を続けてしまいますよね。

そうすると外側の先に溶けた部分は0度以上になってしまいます。理想を言えば0度で解凍を終了させたいのですが、無駄に温度が高くなってしまっているところがでてしまっている状態になります。

ではどのようにすると0度以上のところが生まれるのを防ぐことが出来るのか?

それは氷水を使うこと!氷水は0度以上にならずに解凍を進めることができます。

さらに常温で解凍するよりも、時間を短縮して解凍が出来るんですよ!

今話題のマグロ解凍方法!早くおいしく解凍できちゃいます

その方法とは温塩水を使った解凍方法です。200グラム程度の柵を想定して解凍方法をご紹介していきます。

早速温塩水を用意します。温度は約40度、そこに塩を溶かし温塩水を作ります。濃度の目安はお湯1リットルに対して塩40グラム程度です。

そこに凍ったマグロの柵を投入しますが、温塩水に入れる前に軽く表面を水で洗い流してください。サッとでOKです!

マグロの柵を温塩水につけて表面が溶けて半解凍になったら引き上げます。時間は約1~2分を目安にしてみてください。

温塩水から上げたマグロはしっかりとペーパータオルなどで水気をふき取り、冷蔵庫で解凍をして仕上げを行います。

冷蔵庫での解凍は1~2時間程度必要になりますので、食べる時間を逆算して解凍をするといいですね。

とっても美味しく解凍が出来ると、今話題の方法なんです!ぜひお試しを。

マグロや冷凍品の解凍方法は電子レンジ!さらに早く解凍ができます

今すぐに解凍したい!そんな時に便利なのはやはり電子レンジ。しかし解凍を失敗すると事も・・・。

そこで電子レンジを使った解凍のコツをお教えします。

まずは冷凍庫から出したばっかりのカチカチのものを解凍すること。電子レンジは食品の中に含まれる水分を振動させて過熱を行います。なので周りが少しでも解凍され水分が出てしまうと、その水分に反応してしまい上手く解凍が出来ないのです。

次に自動の解凍機能などを使用せずに、手動ボタンで様子を見ながら解凍をしていきましょう。

少なめの時間で、何度か様子を見て半解凍にすることがコツです。

しっかりと解凍をしてしまうと、うまみがドリップとして流れ出てしまいます。とくにマグロのお刺身などを解凍するときには、まだ中が凍っているような半解凍の状態でとりだします。

この状態でも十分に包丁で刺身を切ることは可能です。お皿に盛り付けている間に調度良く解凍が進みますよ。

マグロをアルミホイルを使って解凍する方法も!

凍らせるときも解凍をするときも、素早く行うことが美味しさを保つこと!冷凍冷蔵庫のCMなどでも急速冷凍が出来るから鮮度を保てるといっていますよね。

しかし大抵のお家の冷凍庫では急速冷凍の機能がついていないので、お店のように鮮度を保ちながら冷凍をすることは難しいんです。

空気の熱伝導率は低いんですよね。ならば熱伝導率が高いものを使えば冷凍する時間を早めることが出来るのでは?!

ということで今アルミホイルを使った冷凍方法が話題になっているんです。アルミホイルで包んで冷凍をすることで冷凍する時間を早めることが出来るというものです。また逆に解凍するときも普段よりも早く解凍をすることが可能です。

アルミホイルなら、お家にありますよね。しかも熱伝導率は空気の約1万倍です!ちょっと驚きませんか!?

マグロをアルミホイルに包んで、しかもアルミなどの金属のトレイの上において解凍をすれば、普通に解凍をするよりも時間短縮できることは間違いなし!

実験をしてみると、常温で解凍したときと比べると30分以上も早く解凍することができました!

マグロのおいしい切り方と調理方法

せっかく解凍が上手くいっても、切り方次第で味を落としてしまうことも・・・。コレは残念です。

基本の切り方だけでもマスターをしましょう。

まずは引きづくり、その名の通り包丁を引いて食材を切る方法です。刃元から手前に切り込みを入れて、刃先はまな板につけて手前に引きながらきります。このとき包丁の刃はねかさずにまっすぐにしてください。

厚みのある刺身なら削ぎ切りをしましょう。引きづくりと違って包丁を倒して、斜めに切っていきます。身が崩れないように親指と人差し指を使って抑えながら切りましょう。

マグロの山掛けなどをするときにはサイコロ状の角切りに。まずは2センチ程度に細長く切り、今度は同じ2センチほどのサイコロ状にカットしていきます。

またマグロの美味しい調理法もご紹介いたします。

どんぶりなどにも使える「づけ」の作り方です。

作り方はとっても簡単!醤油とみりんを1対1で合わせたものに、カットしたマグロを1時間ほど漬け込むだけで出来上がりです!

しょうがやねぎを薬味にして食べると、また風味が変わっていいですよ。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

チェスナッツロードは「気になる」「調べる」「まとめる」を毎日コツコツ記事にしています。コツコツ積み重ねた情報が誰かの役に立てれば嬉しいです。

WEB SITE : https://chestnuts-road.com

 - 生活・暮らし