洋服関係の仕事はとにかく種類がたくさん!アパレル業界の職種
2018.5.16
将来は大好きな服に関わる仕事に付きたい!ファッション業界で働きたい!という人が一番に思いつく仕事といえば、アパレル企業社員かアパレル店員ではないでしょうか。
ただ調べてみると、服に関わる仕事はとにかく種類が多く、ザッとみてもかなりの職種があることがわかりました。
主にどんな種類の仕事があるのか、仕事内容や仕事に就く方法などご紹介します。
この記事の目次
洋服関係の仕事、どんな種類があるの?
洋服関連の仕事には様々な種類の仕事がある
アパレル企業社員
アパレル企業社員とは、アパレルメーカーの社員として、衣服の企画や製造を行います。
その中にも様々な部門があり、営業やマーケティング、企画、販売、買い付けなど多くの種類の仕事があります。
大手メーカーの場合は、社内に専属のデザイナーやプランナーが所属している場合が多いです。
アパレル企業の正社員として、店頭での販売を行っている場合もあります。
アパレル店員
主に店頭に立ち、お客様の接客を行う仕事をしています。
店内の掃除や商品整理、売り場作成など売り上げアップとお店のイメージアップのために様々な仕事をこなしています。
お客様と直接関わるお仕事なので、ブランドのイメージも担う大切な役割です。
キャリアを積んで管理職となることも可能です。
洋服関係の仕事は時代とともに種類も増えている!?
ファッション業界での職種は時代とともに増えていっています。
ファッションは流行があり、一時期はやったものは周りめぐってまた流行がやってくるといいます。
しかし、年々そのサイクルのスパンが長くなっているようです。
そのような流行の変化が遅くなった事で、服が売れない時代になってきています。
そして、若者の流行離れも服が売れない原因となっており、毎年大量の衣服が処分されています。
そのため現代では、流行を意識した安い既製服は今は流行らなくなってきており、クオリティが高いオーダーメイドなどのオリジナリティある服を製作することにシフトしていっているようです。
ただ服をデザインしてそれを作って売るだけではダメな時代です。
服が売れなくなってきた現代だからこそ、どんな服が世の中に求められているのかしっかり分析したり、新たな流行を作り出したり、ブランドの宣伝をしたりと服を売るための職種が必要なのです。
このような、「ファッションビジネスの仕掛け人」としての職業が増えているようなのです。
服が関連する仕事はとにかく種類が多い!
洋服関連の仕事を一部ご紹介します
デザイナー
洋服のデザインを考えるアパレル業界での花形的職種です。
チーフデザイナーを中心にそれを補助するアシスタントデザイナーがいます。
大手ブランドでは、専属のデザイナーがいるところが多く、中には服種ごとに担当デザイナーが振り分けられていることもあります。
パタンナー
洋服の型紙の事をパターンと呼び、そのパターンを製作しているのがパタンナーです。
デザイナーの描いた衣服のデザインを実際に商品にするために型紙を作る役割です。
洋服のシルエットや着易さなどを配慮して考えなくてはならないので洋服作りには大変重責な職業です。
マーチャンダイザー(MD)
洋服作成ではなく、主に仕入れや予算など数値での管理を行います。
仕入計画、商品構成計画や商品価格の設定、数値の設定などを、様々な視点から分析して行います。
商品の販売予算や利益予算を考え、会社の利益に大きく関わる大事な職種です。
大好きな服に関わる仕事がしたい!スタイリストになるには?
スタイリストは洋服のコーディネートを行う職種で、雑誌やテレビ撮影を行う際にタレントやモデルが着るファッションをコーディネートします。
センスが問われる仕事ではありますが、それだけではありません。
洋服のコーディネートを行うスタイリストの仕事内容とは!
- 制作側と打ち合わせを行って、要望やイメージなどの依頼内容に答えられるような演出を行わなくてはなりません。
- 撮影予算に合わせて、必要に応じて衣装や小道具などはこちらで購入したり、レンタルしたりと手配しなくてはなりません。
- 撮影当日には手配したものを現場に持ち込み、制作側と一丸となって、イメージにより近いものを作り出すために、密に話し合いながら撮影を行います。
- カメラの位置を考えたりと、臨機応変に対応。
スタイリストを目指すには必須の資格はありませんが、専門学校である程度の知識や技術を学んだあと、アシスタントとして経験をつんで独立していくのが一般的です。
服の仕事でも憧れてしまうファッションデザイナー、どうすればなれるの?
ファッション業界の花形であるファッションデザイナーにあこがれる方はたくさんいるでしょう。
どうすればファッションデザイナーになれるのか
専門学校に行く
専門学校ではファッションの基本的な知識や技術を学ぶ事ができます。
デザイナーを目指すには基礎的な勉強が必要でしょう。
アパレルメーカーに勤める
アパレルメーカーで勤務しながらファッション業界での仕事の経験を積みましょう。
アパレル店での販売員のバイトから正社員を目指し、正社員になった後は、本社にて他部門での仕事のチャンスが回ってくるかもしれません。
デザイナーの下で修行する。
思い切って憧れのデザイナーの下で弟子入りする事をお勧めします。
しかし、弟子の人数が多いとデザインの仕事になかなか携われないなどの問題もあるので、強い根気と情熱が必要です。
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