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体育のダンスの授業の流れとダンスが必修化になった意味

2019.3.6

中学生の体育の授業でダンスが必修化になりましたよね。ダンスをもともと習っている方なら、待ち遠しい授業だと思いますが、ダンスを習っていない方にとっては、どんなことをするのか不安な方も多いと思います。

そこで、ダンスの授業で行われるダンスの種類や、ダンスの授業の流れなどをご紹介します。
ダンスを習っている人とは差があって当たり前。何よりも楽しんで学ぶことが一番です。

体育のダンスの授業、以前からある創作ダンスとフォークダンスの特徴

現在、体育のダンスが授業として必修化されています。

導入の時期には地域により差があるかもしれませんが、本格的に取り入れられることが決定されています。

ダンスを習っている子からすると、なんてことない授業ですがダンスとあまり接点がない子にとっては不安で仕方がないのではないでしょうか。

体育のダンス授業に取り入れられるダンスとして、創作ダンスやフォークダンス、もしくは現代に合わせたヒップホップに近いダンスがありますが、どれが取り入れられるかは学校側の選択によって異なるそうです。

その中でも昔から知られる創作ダンスとフォークダンスについて知っておきましょう。

創作ダンス
創作ダンスは主に自己表現を伸ばす目的であります。
しなければいけない動きは特になく、自分で動きやダンス構成を決めます。

フォークダンス
キャンプファイヤーの前で踊るダンスと言えば想像つきやすいですね。
揃ったステップや動きをみんなで合せて生徒同士のコミュニケーションが図れます。

体育の授業で必修化になった「現代的なリズムのダンス」とは

体育の授業で必修化されたダンスでは創作ダンスやフォークダンス、現代的なリズムのダンスとありますが、気になる方が最も多いのは現代的なリズムのダンスではないでしょうか。

現代的なリズムのダンス

「これはどんなダンス?」と疑問を持つ生徒が多いです。
多くの方は現代のヒップホップをイメージしますが、必ずしもヒップホップだけではありません。
このダンスの中には大きく分けてヒップホップとロックダンスが含まれているそうです。
ヒップホップ
ヒップホップは若者の間に人気な上、テレビで多く目にする機会があり、そして同年代のアイドルたちが歌うものも多く、身近に感じやすい音楽がおおいためであります。
他のジャンルの音楽に比べ馴染みやすいというのが理由に挙げられます。

ロックダンス
特徴あるロックダンスの動きは、ヒップホップダンスと最も比較しやすいためであります。
それぞれの特徴を捉えて踊ることが目的とされています。

体育のダンスは嬉しいか嬉しくないか

体育の授業でダンスが必修化されたことについて子供はどのように思っているのでしょう。

ダンスの授業が嬉しいと感じる生徒

嬉しいと感じる生徒は、ダンスを習っている人や単純にダンスや歌が好きな人が多く、その中でもダンスとは接点がなかったけどダンスを体験できるから楽しみと前向きに捉える生徒もいます。

 

ダンスの授業が嬉しくないと感じる生徒

人前馴染みのないダンスを踊り、出来る子との圧倒的な差がでるのであまり嬉しくないと答えています。
またダンスを本格的に習うわけではないので将来の役に立つとは思わないと感じる人も多くるようです。

生徒の意見では、あまり嬉しくないという返答もありましたが、仲間とのコミュニケーションをはかり、一体感や連帯感を養う目的として体育でダンス授業が必修化されるようになりました。

またもう一つに効果として、中学生という何かと多感な時期に、特別なことはないけれどモヤモヤすることがありますよね。
ダンスで音楽を聞いたり体を動かすことはストレスの発散効果もあるんですよ。

ダンス授業を少しでも前向きに捉え、ダンスに挑戦してみてくださいね。

実際にダンスの授業はどのような流れで行われるのか

体育で行われるダンス授業の流れ

前半ではホップホップ、ロック共に基礎となるステップからレベルアップしたステップまで学びます。

後半ではダンスではチームごとに分かれリーダーを筆頭に振付、構成を考え1曲みんなの前で披露します。

学校では圧倒的にダンス経験が少ない子の方が圧倒的に多い中、無謀な試みのように感じますが、ぎこちないながらも出された課題をクリアしようと頑張る姿が見られたり、生徒が一丸となって考えたフォーメーションや振り付けで一体感を感じることができるので

このようなことから体育にダンスが必修化された目的が果たされているといえますね。

このダンス授業必修化はダンスが上手い下手で評価づけするのではなく、ダンスの楽しさ、仲間との一体感を感じられ、興味や視野を広げるためにも大切な試みですね。

体育の授業でダンスを教える先生にも戸惑いが

体育の授業でダンスが必修化されるといっても、ダンス経験のない先生たちはどのように思っているのでしょう。

先生たちに話を聞くと、ダンス必修化に伴い、ダンススクールに通い基本的なことを学んだり、DVDやダンス教材を参考にしています。
先生たちの負担も大きいのは確かですが、生徒の楽しさ、ダンスを通して学べるものを伝えるのが仕事です。
生徒たちの見えないところで頑張っているんですよ。

また学校によってはダンス教室の先生やダンスに関係する方を招いて、その方たちが講師として生徒に教える学校もあります。

どちらにせよ、ダンス必修化を決めた目的や先生達の努力を生徒たちにも伝われば良いなと思います。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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