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ウエストのゴムがゆるい時にできる対策!簡単で便利な方法を紹介

2019.3.13

ウエストのゴムがゆるいと、履いた時にふいに脱げてしまうのではないかと、とても心配になってしまうことがあります。履いている時に安定感がなく、落ち着いて過ごすことができないこともあります。

でも、体重の増減などが影響してウエストがゆるくなってしまった場合は、全ての衣類を買い換えるとかなりの金額が必要になるため、全て買い換えることは難しいものです。

ここでは、ウエストのゴムが緩くなってしまった時の対処法についてお伝えします。自分でできる解決策を知って、ゆるくなったウエストを調整しましょう。

簡単にサイズ調整ができれば、今まで着用していたお気に入りの洋服を身につけることもできます。

これからご紹介する内容を参考にして、自分で対策をしてみましょう。

ウエストゴムがゆるいときは手縫いで簡単にウエストサイズを調整

ウエストのゴムがゆるいということは、ダイエットが成功したということ、痩せたということで、嬉しいと喜んでいる人もいるかもしれません。その反面、今まで着用していた洋服のウエストがゆるすぎて、今の自分のサイズに合わないという悩みも出てきます。

思い切ってすべて買い換えてしまいましょう、と言いたいところですが、それではお金もかかってしまいます。ゆるくなった洋服をすべて破棄という訳にはいきませんよね。お気に入りの洋服であれば、痩せたとしても着用したいと思うのは当然の事です。

そんな、ゆるくなったウエストのゴムは、ぜひ手縫いでサイズを調整して、これからも履いてしまいましょう。

手縫いでウエストを詰める方法

実際にウエストのゴムを短くするのではなく、ゴムのある部分を並縫いで詰めるだけです。この方法はゴムのない洋服にも活用することができます。

ウエスト部分を数箇所つまんで、山になった所から1センチ程度のところで縫いましょう。これを数箇所行うだけです。ちょうどよいサイズになるように、繰り返し詰めていきます。左右対称になるように詰めると良いでしょう。

特にタックのあるスカートなどのゴム部分は、もともとタックが寄っていることが殆どです。ゴム部分で調整することをオススメします。

トップスをインにすれば詰めた部分が目立ってしまうので、できれば、トップスは出してウエストを隠して着るとよいでしょう。また、ウエストが太ってしまったときも、糸を解くだけで、大きくなるので、この方法は便利です。

ウエストのゴムがゆるいときは安全ピンでも簡単に調節できる

とりあえず、ゆるいので急ぎでウエストのゴムを詰めたいという人もいるはずです。そんな時便利なのが、安全ピンを使った方法です。ボタンホールのあるパンツやスカートであればこの方法が使えます。

安全ピンでウエストを詰める方法

まずは、ボタンホールのある方の内側ウエスト部分のボタンホールが欲しい辺りに、安全ピンを刺してください。次に安全ピンの針を収納する部分が付いている方に、ボタンをかけます。安全ピン自体は開いたままです。先にボタンをかけるのがポイントです。

あとは安全ピンの針を止めれば、好きな大きさにウエストを縮めることができます。しかし、この方法はズボンを上げ下げするときなどは、ピンが引っかかったり、いちいち安全ピンを外さなければ行けないという手間が発生します。あくまでも、応急処置のような感覚で行うべきです。

ウエストにゴムを縫い付けることでゆるいウエストを調整

ゴム自体が洋服にミシン掛けされてしまっているという洋服もあります。ウエストのゴムさえ短くすれば、それだけウエストを詰めることができるのに、ミシン掛けされているのであれば、そう簡単には詰めることができません。

しかし、そんなウエストでも、ウエストを調整する事はできます。

ウエストの内側に平ゴムを縫い付けて詰める方法

内側の、ギャザーが寄っているゴム部分の上から、平ゴムを縫い付けるという方法です。この方法を行う際には、できれば背中側にくる方で行うのが無難です。全体をこの方法で詰めてしまうと、見た目的にイマイチになってしまいます。

内側に縫い付ける平ゴムは、履いてしまうと分からなくなるので、洋服と同じ色でなくても構いません。問題は、縫い付ける糸です。できるだけパンツやスカートと同じ色を選びましょう。細かい縫い目が表に見えてしまうので、その部分が目立ってしまいます。できれば、上部な手縫い用の糸でしっかりと縫い付けてください。

脱いだときの見え目も気になるのであれば、パンツやスカートと同じ色の平ゴムを選びましょう。

次に縫い付け方です。

  1. 縫い付け始める片側の位置を決めて、平ゴムを2センチ程度残して縫いましょう。縫い付ける時には、元々のウエストの中に通っているゴムと表側の生地も一緒に縫いましょう。小さく拾って2回ほど縫い付けるとしっかりと縫うことができます。
  2. 次に、平ゴムを引っ張りながら長さを決めて、反対側の端を、先程と同じ要領で縫い付けます。
  3. 平ゴムの真ん中とウエストの中央を合わせて縫いましょう。
  4. 最後に平ゴムの端と中央の間を、数箇所均等に縫い付けていきましょう。

これでウエストを詰めることができます。

ゆるいウエストゴムの交換方法~交換口がない場合

ウエストがゴムの洋服であれば、大抵はゴムを短くすれば、ウエストを詰めることが可能です。

しかし、ゴムを詰めようとウエストを確認したところ、ゴムの交換口がないズボンやスカートに出くわすこともあるかも知れません。

ゴムを交換することも出来ないのかと絶望的な気持ちになってしまうのも分かりますが、そこで諦める必要はありません。交換口がなくてもゴムは交換できるのです。

交換口がない場合のウエストゴムの交換方法

必ずウエストには、縫い目があります。ウエストの脇の辺りを見てみましょう。縫い目の延長上のゴムの入っているところに、縫い目があるのが分かると思います。

まずはその部分の糸を生地を傷付けないように丁寧にほどいて行きましょう。ゴムを引っ張り出すことが出来る程度に、縫い目を解くことができれば、後は、ゴムの調整をするだけです。ほどいた部分は、手で縫って元に戻しておきましょう。

脇にステッチなどが入っている場合は、外観を損ねてしまったり、脇をほどくのが難しくなります。そのような時は、ウエストのゴムの入っている下の部分の縫い目をほどきましょう。ゴムを出せる程度ほどいたら、後はゴムの調整をしてください。しかし、この方法で調整を行った場合、表側の縫い目もほどけてしまっているため、丁寧に手縫いするか、もしくはミシンを使って縫い直す事をオススメします。

市販のウエストを調整できるアイテムを使ってゆるいウエストを調整

ウエストのゴムの交換口がある場合、ウエストがゆるいのであれば、簡単にゴムを調整するだけでウエストを詰める事は可能です。

しかし、中にはゴムがウエスト周りを一周してないパンツやスカートなども存在します。ゴムの交換口があるのに、一体どうしたら良いのかと悩む人もいるでしょう。

そんなときオススメなのが、ゴム自体にボタンホールが均一な間隔で付いている、アジャスターゴムと言われる商品です。手芸店などで売られています。

一度痩せたけれど、もっと痩せる予定だとか、もしかしたら、また太ってしまうのでかないかなど、体重の変動が心配なときにも、このアジャスターゴムは便利と言えます。

ウエストの内側、交換口の横にボタンを縫い付け、ちょうどよいサイズになったら、そのボタンホールにボタンを止めるだけです。それだけで、ウエストの調整が可能になります。

もし、パンツやスカートにベルト通しが付いているのであれば、ベルト通しに直接付けて使うことができる、ゴムベルトを活用するのも手です。バックルがないので、パンツを上げ下げするのも楽でしょう。

ウエストを詰める方法を知ることで、ゆるくなったゴムを上手に調整して、またお気に入りの洋服を着用することができます。勿論、これ以上太らないという願いを込めて、新しいスカートやパンツを買うのもよいかもしれません。しかし、全部買っていては、キリがないのが本音でしょう。

上手にウエストを調整して、今までの洋服をオシャレに履きこなしてしまいましょう。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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