ボタンの種類別、ボタンの付け方を紹介!簡単自分で修理
2019.3.14
Yシャツのボタンや、コートのボタン、普段の洋服にボタンの付いた服は多いですよね。
しかし、ボタンが取れてしまったら、すぐに自分で付けることはできますか?
小学校の家庭科で習っているはずですが、いざ自分で付けようと思うと、付け方がわからないという方も多いと思います。
そこでボタンの種類別に付け方をご紹介します。
取れたボタンをお店で付けてもらうこともできますが、男性でもボタンは自分で付けられた方が断然便利です。
この記事の目次
さまざまなボタンの種類
ボタンと言ってもたくさんの種類がありますよね。
ボタンにはどんな種類があるのでしょう?
ボタンの種類とそのボタンの特徴についてお伝えしたいと思います。
2つ穴のボタン
洋服によく使われていますね。ボタンの穴が2つ開いているものになります。プラスチックの物が多いですが、木で出来たものや布で出来たもの、貝殻から出来たものまで素材はさまざまです。
4つ穴のボタン
こちらも洋服によく使われているのを見ますね。ボタンの穴が4つ開いているものになります。2つ穴ボタンと同じく素材はさまざまですが、スーツやコートなどにはこの4つ穴ボタンがよく使われています。
足つきのボタン
ボタンの裏側に縫い付けようの足がついているボタンになります。表からみるとボタンに穴が開いていないように見えるボタンですね。素材はプラスチックや金属製のもの、くるみボタンなどもこのタイプのボタンですね。
日ごろよく見るボタンはこの3種類でしょうか。
それでは、それぞれのボタンに対してのつけ方について説明をしていきたいと思います。
2つ穴ボタンの付け方
それではまず、2つ穴のボタンのつけ方について説明をしていきます。
まず、ボタンを取り付ける位置に印をつけておきましょう。
どこにつけたらいいのか分からなくなってしまった、ボタンとボタンのバランスがとれない…といったことを防いでくれます。
ボタンを取り付けたい位置に表側から針を刺して、少し布をすくようにしてから表に出します。
これは玉結びを布の裏に出すことなく、丈夫にボタンを取り付ける方法になります。
- ボタンの穴の裏側から糸を通しましょう。
- 次にボタンの表側から裏側に糸を通します。
このときあまり糸を強く引かないように注意してください。 - 穴の幅より少し狭い幅の位置で針を布に刺して、布の裏側に引き抜きます。
- ボタンをかけた際に来る布の厚みを考えながら、少し余裕を持たせるようにしてボタンを浮かせます。
- 穴の幅より少し狭い幅の位置から針を表側に出します。
これを2回繰り返しましょう。
布とボタンとの間に出来た糸たちに、きつめに3回ほど糸を巻きつけましょう。 - 根元に端を刺して裏側に糸を引き抜きます。
- 玉止めをしてから、縫い目に一度糸を通します。
- 縫い目に近い部分から表側に出して、糸を切りましょう。
これで完成です。
4つ穴ボタンの付け方
次は4つ穴のボタンのつけ方について説明をしていきます。
- 2つ穴のボタンと同様に表側から針を入れます。
- 2つ穴に糸を2回通しましょう。
- 残りの2つ穴にも糸を2回通しましょう。
- ボタンをかけた際に来る布の厚みを考えながら、少し余裕を持たせるようにしてボタンを浮かせます。
- 布とボタンの間に出来た糸たちに、3回ほど糸を巻きましょう。
- 巻いた糸が緩まないように指で押さえて、輪に針を下からくぐらせるようにします。
- 糸を引いて、巻いた糸を締めます。
- 締めた根元部分に玉止めをして完成になります。
2つ穴ボタンの取り付けできれば、4つ穴ボタンの取り付けは2つ穴ボタンの取り付け方の応用になるので、出来るようになります。
ボタンの種類、足つきボタンの付け方
まずは、2つ・4つ穴ボタンと同様に、ボタンを取り付けたい位置に印をつけましょう。足つきのボタンの場合は、取り付けたときにボタンの足がきてほしい部分に印をつけましょう。
- 布の裏から針を通しましょう。
- 印をつけた位置のすぐそばに糸が出るように布の裏側から糸を通しましょう。
- ボタンの向きを整えて、足つきの部分に糸を通しましょう。
- 足つきの穴の部分に糸を通したら、足のすぐそばから布の裏側に針を刺しましょう。
- 糸がたるまないように、しっかりと縫いつけるようにしましょう。
- 足つきボタンの穴の部分がふさがるくらいを目安にして、3~4回糸を通していきましょう。
- 裏側に出来た縫い目に一度針を通し、そのまま裏側で玉止めをします。
ボタンの種類は問わず糸は2本どりで強度をアップ
糸は1本のままで使用すると、ボタンがまた取れやすいです。
そのため糸は2本どりにすることで、ボタンを取れにくくすることが出来ます。
糸を2本取りして使用するには、まず少し長めに糸を長めに切ってから針に糸を通します。
そして切った糸の両端をそろえて、玉結びをしましょう。
しっかりと縫い付けたいときに、よく使われる方法になります。
また、ボタンを縫いつける際に針が長いと縫い付けづらいです。
そのため、短めの針を使用してボタンを縫い付けるようにするといいでしょう。
ボタンを取り付けるには時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単に出来るようになります。
まずはぜひ、試してみてくださいね。
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