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グッピーの稚魚を育てるときは成魚と別の水槽で!稚魚の育て方

2019.3.21

これからグッピーの繁殖に挑戦してみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。グッピーの稚魚は親や成魚と別の水槽で育てたほうが良いという話を聞いた事がある人もいることだと思います。

ここでは、グッピーを増やしたい時の方法や稚魚を飼育する水槽・親と同じ水槽に戻すタイミングなどについてお伝えします。

グッピーの稚魚を育てる時の方法を知って、上手に飼育してあげましょう。

グッピーは初心者でも簡単に繁殖させられる熱帯魚です。今まで熱帯魚の繁殖に挑戦したことがない人でも、比較的簡単にチャレンジすることができますので、これからご紹介する内容を参考にして是非繁殖に挑戦してみましょう。

グッピーを繁殖させたいときは稚魚は親と別の水槽で飼育を

グッピーを育てて繁殖する時は、別の水槽を用意したほうがよいと言われています。
なぜなら、グッピーは共食いをしてしまう魚だからです。

「稚魚を食べよう」と意識的に食べてしまうわけではない

稚魚が小さすぎて餌と間違えてしまうのです。
仲間のグッピーはもちろん、悲しいことに親でさえも稚魚を食べてしまうのです。

水槽の中に水草や隠れ家が豊富にある場合は、稚魚が隠れられるため食べられる確率が低くなります。
グッピーは1回の産卵には20匹もしくは多いものでは50匹もの稚魚を産みます。
しかし、水草や隠れ家がない水槽では、ほとんどのグッピーが食べられてしまうといっても過言ではありません。

グッピーの稚魚を育てたい時は

稚魚は親と別の水槽で飼育することが適切です。
そのため、グッピーを繁殖させるためには別の水槽を用意したほうが良いと言われるのです。

知識がないと、「産まれたはずの稚魚が1匹もいない」と不思議な現象が起こってしまいます。

グッピーを飼育する前に覚えておきたいことですね。

グッピーの稚魚を育てる水槽について

グッピーの稚魚を育てる水槽を、本格的なものを一式を揃えるのは金銭的にも大変ですね。

グッピーの水槽は水が入るものであれば何でも構いません。

  • 虫かご
  • 発泡スチロール
  • ペットボトル
  • プラスチックケース

家にあるもので代用ができます。
金銭的な負担もかからないので安心ですね。

やりたいことがあると何事も金銭的な負担があると手が出せにくいことがありますが、グッピーの稚魚の飼育に関してはそのようなこともありませんね。

稚魚を育てる容器の中に、稚魚が呼吸をするための必ず水草2本ほど入れてください。

過密飼育といって、容器の大きさに見合わない数の稚魚を入れて飼育してしまうと、水質の悪化や環境で稚魚が元気に育たない場合があります。

目安として30cmの水槽であれば20匹が限度となります。
稚魚が多い場合は、容器の数を増やして分けて飼育していきましょう。

グッピーの稚魚を育てる水槽の水温と水換え

グッピーの稚魚を育てる水槽について紹介します。

水槽の水温

親の水槽と同じ20~30度が適切です。時期によって寒くなる時期はヒーターなどを使用し温度を調節してくださいね。

最もグッピーが育つ水温としては27度前後です。

水槽の水換え

水換えの時には1度で全ての水を取り替えてしまうと、グッピーが弱ってしまうことがあります。
なぜなら、グッピーは水質の変化に弱いため新しい水に適応できないことがあるからです。
水換えをする時は1~2週間に1回、水槽の3~4分の1程度変えてください。
親グッピーの水槽の水換えも同じです。

あまりグッピーに負担をかけないよう、水温調節そして水換えを行ってくださいね。

水換えをする時の注意点などもありますので、水換えの仕方をチェックしてから行ってください。

グッピーの稚魚を親と同じ水槽に戻す時期

グッピーの稚魚を親と同じ水槽に戻す時期の目安として、

  • 稚魚が成魚のグッピーの口に入らないくらいの大きさになったら
  • 体長12~20mm程度になったら
  • 親の半分の大きさになったら
    これらを基準に時期を決めてください。

期間にしてどれくらいかというのは、餌の与え方、もしくはその稚魚の食べる量によって成長具合が異なるのでなんとも言えませんが、産まれてから3~4週間程度で稚魚の大きさを確認してみてくださいね。

親と同じ水槽に戻す作業はなにかと大変です。時間が無いなか焦って作業をすると、稚魚に傷をつけてしまう可能性もあります。
時間がある時に、ゆっくりと作業を行って下さいね。

グッピーが増えすぎてしまったときは

グッピーが増えすぎてしまった場合について紹介します。

グッピーの生態や知識を知らずに飼育してしまった人はグッピーが繁殖性が強いことも、メスのグッピーは1度にどのくらいの稚魚を産むかわからずに、グッピーが増えすぎてしまったという惨事になりかねません。

水槽の中のグッピーが数え切れない程になってしまうのもありえます。

もしグッピーが増えすぎてしまった場合には、妊娠中のグッピーを別の水槽に隔離して稚魚を産卵させるのではなく、同じ水槽に入れたままにして自然の流れに任せておくことも一つの方法です。
悲しいですが、故意に稚魚をどうにかするよりは断然良い方法だと思います。

グッピーが稚魚を食べる姿が見てられなかったり抵抗がある場合には、オスメス別々の水槽を用意して飼育しましょう。

飼育してる以上、飼い主であるあなたが責任をもって管理してグッピーを大切に飼育していきましょう。

グッピーは繁殖性が強いので、オスメスの行動やメスの体の観察をすると繁殖する時期や産卵する時期がわかります。

そして、増やしたくないのであればそのままの水槽で、稚魚を育てないのであれば別の水槽に移すなど、検討してください。

この記事の編集者

チェスナッツロード編集部

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