猫の爪研ぎの作り方!ダンボールや麻紐で簡単に作れる爪研ぎ
2019.3.22
猫を飼っていると必ず必要なものが爪研ぎです。ペットショップやホームセンターでも売っていますが、ダンボールや麻紐などを使って自分で作ることもできます。
そこで、簡単に作れる猫の爪研ぎの作り方をご紹介します。
爪研ぎは消耗品なので、使っているうちにボロボロになってきます。家にある不要なもので、簡単に作ってみましょう。
大切なペットが、自分が作った爪研ぎを楽しそうに使っている姿は嬉しいものですよ。
この記事の目次
ダンボールを使った猫の爪研ぎの作り方
お家のいろんなところで爪とぎをしちゃうネコちゃんたち。
専用の爪とぎ材もありますが、ちょっと高かったり、高い割にはすぐに消耗させてしまったりと猫を飼育しているお宅では悩みの種だったりもします。
でも段ボールがあればお家で爪とぎパッドを作ってあげることもできますよ。
では作り方です。
段ボールで作る簡単爪研ぎパッド
材料と道具
- 不要となった段ボール
- ガムテープ
- カッターナイフ
- 定規
- カッティングマット
カッターはダンボールカッターなどがおすすめですよ。
- 段ボールに切れ目を入れていきます。板状の段ボールを蛇腹状に折りたためるよう、切り離さないように気を付けながら切込み線を入れていきます。
- 切込みにそって蛇腹状に折っていきます。ちょっと見たことのある感じになってきたのではないでしょうか。
- 折った状態でガムテープで囲みます。爪を研ぐ部分を残して周囲をぐるりとガムテープで囲み固定します。
- あっという間に完成です。
あらかじめこの爪とぎがすっぽり入る大きさの箱も用意しておくと、ボロボロになった段ボールを詰め替えるだけでいいので爪とぎとして使いやすくなりますよ。
ダンボールをクルクル丸めた猫の爪研ぎの作り方
段ボールを使って他の形の爪とぎも作れます。
段ボールを同じ幅に切り、それをつなげてくるくると丸めていくだけ…ではあるのですが作り方が簡単なこの爪とぎは、猫が乗ってくつろげるキャットベッドにもなってくれます。
くるくると丸めていくには結構たくさん段ボールを使うことになると思うので準備をしっかりしておいてください。
均等にしっかり平たんに作っていくのは少しコツもいるので、作り甲斐もあって楽しく作れると思います。
最後はテープで周囲を固定して、デコレーションなどもするとお部屋もかわいく、猫ちゃんも楽しく使える爪とぎになってくれますよ。
たくさん段ボールを使う分、ちょっと大き目な爪とぎになってくれるので長持ちしてくれますし、裏面も同じ状態なので、表面を使い切ったら裏面に、というように使えるのでおすすめです。
デコレーションをするときは誤飲やけがの恐れを避けるため取れやすいものや、猫ちゃんが気になりすぎてしまうようなものは避けましょう。
三角コーンを使った猫の爪研ぎの作り方
段ボールを再利用するのもいいけれど、もうちょっと本格的に作ってみたいという方は三角コーンを使って作る爪とぎはいかがでしょうか。
早速材料と作り方を見てみましょう。
三角コーンと綿ロープで作る爪研ぎ
材料
- 三角コーン…高さ45㎝ほどが好ましいです。
※土台と三角になっている部分の間に段差のないもののほうが好ましいです。 - 綿ロープ…太さ1.2㎝を12mほど使います。
- キャンバス布…50㎝×1mを一枚
- 毛糸…お好きなものを2種類
道具 - 強力接着剤
- はさみ
- 定規
材料や道具はホームセンターなら手に入るものばかりです。では作っていきましょう。
爪研ぎの作り方
1.布に三角コーンの丸い部分の大きさをうつします
プラスチックの面を布で包みネコちゃんが親しみやすいような形に仕上げるために、土台部分は布で包みます。そのため、布に三角コーンぴったりの丸い穴をあけてかぶせるために、丸をきれいにうつします。
※段差部分のあるコーンの場合
段差の部分にも布が巻けるように寸法を測り、布を切ります。よく注意してください。
2 .三角コーンの土台部分に布をかぶせます
かぶせたら三角になっている側のほうから布を接着剤で貼り付けていきます。
3.布がくっついたら、コーンの三角の部分に下から上へと綿ロープを巻き付けていきます
巻くときは接着剤でコーンを一周、その上をロープで巻いていき…という風に巻いたロープが取れないように加工していきます。
上まで来たら、最後のひと巻きは固定しないでおいてください。
4.頂点の部分につけるパーツを作ります
頂点の部分は余った布で覆ってもいいですし、毛糸でポンポンを作ってつけてもいいですね。
今回はコーンの頂点からポンポンをぶら下げてネコちゃんが遊べるようにしましょう。
毛糸を使ってポンポンを二つほど作り、コーンの胴体中ほどくらいの長さで釣れるように、コーンの頂点の内側で留めます。
留めたら頂点を布で覆い、最後のひと巻きをしっかりと固定してください。
5 .最後に三角コーンの台座に布をしっかりと固定して整えたら完成です!
ちょっと手間がかかりますが、然り作れば長く遊べる爪とぎになってくれるので、頑張りがいがありますね。
ポンポンをぶら下げるところには鈴をつけたりすると、音で猫ちゃんの興味を引けるのでいいかもしれません。
不要なものを使った猫の爪研ぎの作り方
今度は麻縄と不用品を使って作ってみましょう。
材料
- お酒などのビン
- ラップなどの芯
- 麻縄
- 段ボール
- 板
- グルーガン
- 接着剤
麻縄で作る不用品を使ったエコな爪研ぎ
下準備
作り始める前に、段ボールをラップの芯の大きさでくりぬいておきます。
蓋のような使い方をするので作っておきましょう。
1.ビンに麻縄を巻きます
接着剤をビンに塗りつつ、麻縄を巻いていきます。
隙間のないように巻き付け、瓶の細くなり始めているところが来たら、そこにラップの芯をかぶせます。
2 かぶせた芯の上にも麻縄を巻いていきます。
同じ要領で巻いていけば大丈夫です。
3 ラップの芯のちょうどいいところまで巻いたら芯を切ります。
切ったラップの芯は下準備で作っておいた段ボールでふさぎます。
4 ふたの部分までしっかりと接着しながら麻縄を巻きます。
巻き終わったら板にできた爪とぎ棒を立てます。ネコちゃんが体重をかけるのでしっかりと接着しましょう。
ここまで出来たら完成です!
土台部分も麻縄を巻いたり、布を巻いたりするとより見栄えが良くなります。
不用品で爪とぎが作れましたね。
作った爪研ぎで遊んでくれない時には
苦労して作った爪とぎをなかなか使ってくれないというときは、ネコちゃんの手を借りてちょっと触らせてあげてください。
ネコちゃんは自分のにおいがしない手作り爪とぎを警戒している可能性が高いです。
自分のにおいが付き始めると警戒心が解けてきて、ネコちゃんは爪とぎを使ってくれるようになるはずです。
ネコちゃんは爪研ぎをする生き物です
でも家具でもなんでも爪とぎをしてしまっては飼い主さんが困ってしまいますよね。
きちんと爪とぎをする場所を作ってあげることで、ストレス解消もできますし、飼い主も困らなくて済む環境にできるでしょう。
爪とぎ道具はいろいろ販売されていますが、消耗品なのでできれば節約したい部分でもあります。
市販のものでも麻縄や段ボールで作られているものが多数あります。それらは加工も簡単ですし自作するととても節約になると思います。
ちょっと手間ではありますが、かわいい猫ちゃんに自作した爪とぎを使ってもらえた時はとてもうれしいです。
作っているときも興味津々な様子で近づいてきてくれたりするので、あまり見れないネコちゃんの姿も見られるかもしれません。
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